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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    北森カレッジ新校舎落成式


    上川中部森林管理署 


    令和3年4月9日(金曜日)、昨年4月に開校した道立北の森づくり専門学院の新校舎落成式が行われ、上川中部森林管理署長が森林管理局長代理として出席しました。

    これまでの道立林産試験場の庁舎内での学び舎から、敷地内の隣接地に地元木材をふんだんに使った新校舎が2月に完成し、4月から供用を開始し、2期生の入学式に合わせた落成式となりました。

    落成式は、冒頭にテープカットが行われました。

    左から、和泉学生会長、竹内道議、阿部会長、 佐藤上川総合振興局長、村田道議、寺田学院長
    左から、和泉学生会長、竹内道議、阿部会長、
    佐藤上川総合振興局長、村田道議、寺田学院長

    その後、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底した中で、知事の式辞(佐藤上川総合振興局長代読)に続き、来賓の祝辞(林業協会阿部会長、道議会村田議長、林活議連竹内会長)、最後に学生代表のあいさつで閉式となりました。

    知事の式辞(上川総合振興局長代読)
    知事の式辞(上川総合振興局長代読)


    学生代表のあいさつ
    学生代表のあいさつ


    来賓からは、「百年先を見据えた北海道の森林づくりに向けて、林業・木材産業の即戦力となり、企業等の中核を担う人材を育成するため、道内初となる林業大学校として開校された 北の森づくり専門学院 の新校舎が完成したことにより、学び舎の環境は整ったところであり、北海道林業の担い手の人材育成の地として期待しています。」との挨拶があり、学生代表からは、「恵まれた環境の新校舎で学べることに感謝し、林業・木材産業の即戦力となりうる知識を習得します。」と力強く挨拶がありました。

    新校舎は、木造2階建(一部鉄筋コンクリート造)で、エントランスホールと機械室棟(エネルギー棟)が配置されていました。
    1階に職員室・実習室、2階に基礎教室をそれぞれ南側に配置し、四季の太陽光を取り入れ、変化のある光の環境で静かで明るい居室の環境が実現されていました。

    明るい室内の様子

    明るい室内の様子
    地元木材をふんだんに使った新校舎の明るい室内の様子


    主要構造部の仕上は、全て北海道産木材が利用され、構造フレームはカラマツ無垢材を加工したコアドライ材とトドマツ・カラマツ材のCLTが併用されており、小径木であるコアドライ材の使用で、森の中のような木の林立するリズム・木の繊細さと美しさを感じさせ、また、エントランスホールの吹き抜けの大きなスパンも、小径木のコアドライで張弦梁架構を構築し、ハイサイドライトからの光で森の中の木漏れ日のような光がホール全体に降り注がれる校舎でした。

    ハーベスターの運転シュミレータが10基
    ハーベスターの運転シュミレータが10基

    暖房はバイオマスチップボイラー
    暖房はバイオマスチップボイラー

    (地域林政調整官 藤嶋)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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