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利尻町有林で開催された「つる切り・下枝落とし作業」に協力
【宗谷森林管理署】
令和3年3月6日(土曜日)に利尻町仙法志森林愛護組合連合会による「つる切り・下枝落とし作業」が同町仙法志地区の町有林にて開催され、森林事務所より森林官が参加・協力を行いました。 当取組はみどり豊かで元気な森づくり事業として例年3月上旬に開催されています。
町内で植えられ、大切に育てられてきた40年生前後のトドマツ人工林等を森林愛護組合員、そして地域住民の手により次世代につなぐための取組です。 木に巻き付き、成長を阻害するツルを切り、下枝をノコギリで伐り落とし、暗い林内を明るくすることで樹木やそこに住む生物等を元気にします。
当日は風雪が強いなか、森林愛護組合長、利尻町長、森林官の挨拶等により、開会式が行われましたが、現地に移動し、作業を開始すると徐々に青空が広がり、参加者はすがすがしい気持ちで森林内作業に励むことが出来ました。
 開会式後の記念撮影
薪炭林として森林・木材利用があった時代から時が流れ、地域住民と森林との接点があまりなく、その恵みを感じる機会も少なくなっています。 当取り組みは森林作業の楽しさ、清々しさを感じ、「森の手入れをすることは島民の暮らしと繋がっていく」ことについて考えていただける貴重な機会です。
 つる切り、枝落とし作業の様子
利尻島の海、人々の暮らしや産業を守る森林。森林づくりや育成に関わった森林愛護組合等の60~70代の世代から次の若い世代へ渡すための取り組みとしても持続的に活動し、幅を広げていく必要性を改めて感じることができました。
 作業後の林内
(利尻森林事務所 森林官 中嶋)
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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