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斜里町立知床ウトロ学校で防災授業を実施
【網走南部森林管理署】
令和3年2月8日に斜里町立知床ウトロ学校において、4・5学年22名を対象に防災授業を実施しました。 知床ウトロ学校では日頃から防災教育に力をいれており、今年度に学校近くの斜面で治山工事を行っていることがきっかけで、当署が防災授業の依頼を受けました。
防災授業は、前半に教室での座学、後半で工事現場の見学、移動時間も含めて1時間30分のタイムスケジュールで行いました。
 積極的に質問をする児童の皆さん
前半の座学では山地災害を含む様々な自然災害のことやウトロ市街地に設置された治山等の防災施設の紹介、ウトロ地区のハザードマップの内容等について説明しました。
 土砂災害を防ぐために設置した治山ダム
 落石から住宅を守るために設置した防護柵
後半は、学校の近くで施工中の治山工事(山腹工)の現場見学を行いました。 工事の目的や設計内容について説明し、安全を確保した中で現場作業の様子を見学したり、斜面に設置する資材等にも実際に触れてもらいました。
 工事現場内での説明の様子
 斜面に設置する高強度ネットに興味津々
質疑応答の時間では、「土石流について教えてほしい。」「工事現場では何人の人が働いていて、どのように役割分担をしているのか?」等、子供達から積極的に質問が出て、子供達の防災に対する関心の高さを実感しました。 中には回答が難しい質問もあり、まだまだ自分が勉強不足であることも痛感させられました。
最後に子供達からお礼の言葉をいただき、授業は無事終わりました。 また、後日子供達からお礼の手紙が届き、「自然を壊さない工夫がうれしい」などの感想が書いてあり、とても嬉しかったです。
今後も機会があれば、防災授業など地域の子供達の防災意識向上等の一助になれるよう積極的に協力していきたいと思います。
(総括治山技術官 森)
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総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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