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北海道斜里高等学校から「凌げ斜里岳」学習成果発表会が開催
【網走南部森林管理署】
知床世界遺産の町、北海道斜里町の斜里高等学校は、校訓である郷土の誇る名山「斜里岳」を凌ぐような人間形成を目指し、人間や自然を思いやり、勤労と奉仕を尊ぶぬくもりのある心、自他の生命の尊さを自覚し、健康でたくましい人間に成長することを願い、「凌げ斜里岳」を校訓としています。 今年も校訓のもとで、高校3年間の取り組みの集大成、学習成果発表会が1月に開催されました。
地域の中で、高校生が森林・林業の課題に対して真摯に向き合う姿勢に感銘を受けたのでその内容をお知らせします。
斜里町と連携した「出前講座デリバリートーク」に学ぶ 昨年春から地元の農・林・水産業や観光産業について、斜里町と連携した「出前講座デリバリートーク」がスタート、6月には、斜里町水産林務課の朝倉林務係長から「斜里町の森林・林業の歴史と現状・課題」の出前講座を受け「林業に就く人が減っているのは何故?」、「町内の林業事業者は何社あるのか?」などの質問や活発な議論が交わされました。
 斜里町出前講座デリバリートーク
 林業用手工具を説明(初めて見る道具も)
斜里町の森林・林業の歴史と見えてきた現状・課題 この様な取組を経て、斜里町の高校生一人ひとりにとって同じ第一次産である農業や漁業に比べ、少しマイナーな森林・林業を学び、斜里町の森林・林業の歴史を振り返る学習の中で見えてきた「森林を守るためには?!林業について知って欲しい」という思いや「林業従事者と課題」、「エゾシカ問題」等を課題として取りまとめ、学習成果発表会で報告・発表しました。
 高校3年生の学習成果を発表
「森林を守るためには?!林業について知って欲しい」
発表資料は、こちら(PDF : 1,542KB)からご覧頂けます。
北海道国有林として 北海道森林管理局では、昨年「北の森漫画」等を活用した森林・林業の普及活動として、北海道と連携した道内小・中・高等・特別支援学校の図書館への配布、各署等から市町村への紹介・配布を行っており、斜里町へ網走南部署からも北海道斜里高等学校の出前講座デリバリートーク学習での活用をお願いし、学習の一助になればと取り組みました。
 世界遺産認定証と北の森漫画
(次長 金田)
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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