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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    ZOOMを利用したリモート授業


    【胆振東部森林管理署】 


    令和3年2月18日(木曜日)、札幌市立平岡南小学校の5年生のうち1クラスの生徒に向けたリモート授業を行いました。

    札幌市立平岡南小学校より
    、「社会の授業で林業や森林について学習しているが、実際に働いている人から話を聞いたら楽しい学習になるのではないか」とのことから胆振東部森林管理署へ依頼があり、当署としても森林や林業などに触れる機会の少ない児童たちに、国有林での仕事について実際にどのようなことをしてるのかを伝えることにより、具体的なイメージを持ってもらえるのではないかと思い開催しました。

    当日は小学校と当署でZoomを利用してのウェブ会議形式での授業となりました。

    教室のテレビ画面に映して行いました
    教室のテレビ画面に映して行いました

    今回の授業は事前に児童から質問を募集し、回答していくという形で行いました。
    質問の中には「この仕事で一番大変なことは何ですか?」といったものから「木についているキノコや幼虫は集荷する前にどうするのですか?」といった柔軟な発想から生み出された質問や「木を守るためにやめてほしいことはありますか?」といった森林の未来を積極的に考えてくれた質問もあり、楽しく回答させていただきました。

    背筋をピンと伸ばしていざ質問!
    背筋をピンと伸ばしていざ質問!

    また、「冬にはどんなことをしているのですか?」という質問に関連して、雪上で森林調査の時に使うゾンメルスキーの裏側についているのは何の動物の毛皮かをクイズ形式で答えてもらいました。

    「鹿!」と元気よく答えてくれた児童や毛皮の模様から判断して「ハイエナ」と答えてくれた生徒もおり、それぞれが思い思いに何の動物かを予想して答えてくれました。
    正解はアザラシの毛皮だと答えると、児童たちは意外そうに「へえ~」と声を上げていました。

    ゾンメルスキーの裏側
    ゾンメルスキーの裏側

    質問に回答している最中にも熱心にメモを取る姿がカメラ越しに映っていたり、事前の質問への回答からさらに新たな質問をしてくれたりと、積極的に林業や森林について知ろうとしてくれている姿が印象的でした。
    授業終了後には児童一人一人から「色々なことを知れてよかった」「林業に興味をもった」といった感想をいただきました。

    コロナ禍により森林教室なども行うことが難しくなっている現状ですが、今後もこのようなリモートでの授業などを通じて様々な人に林業や森林について知っていただける機会を作っていけたらと思います。

    (総務グループ 佐藤)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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