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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    朱鞠内小学校で冬の森林環境教育を実施

    北空知支署】 


    令和3年2月19日(金曜日)、幌加内町立朱鞠内小学校のわんぱくの森において、今年度3回目となる森林環境教育を実施しました。
    当日は、児童10名と教職員6名が参加し、当支署からは5名の職員のサポートにより開催しました。

    最初に、本日のメニューの説明や冬のわんぱくの森の中での注意事項など説明し、森林環境教育を開始しました。

    わんぱくの森へ出発!
    わんぱくの森へ出発!

    最初のメニューは、わんぱくの森の散策です。
    スノーシューを履き、双眼鏡やルーペを使用して、冬の樹木の観察などを行いました。

    慣れないスノーシューを履き、雪深い260センチメートルを超える積雪の中、児童は元気に色々な木や、普段は届かない枝先や冬芽などを熱心に観察しました。

    観察中
    観察中

    次のメニューは、積もった雪の中がどうなっているのか体験をしました。
    自分たちで樹の根元に穴を掘り、積もった雪の中はどうなっているのか、掘った雪の中に入ってみる等の体験を行いました。

    掘った雪穴に入った児童からは「穴の中は暖かい」や「これなら動物も冬眠できそう」などと話していました。

    雪穴を体験中
    雪穴を体験中

    最後のメニューは毎年恒例?の昔の道具を使用しての火起こし体験を行いました。
    児童達は、寒さを忘れるくらいに一生懸命に木を擦り合わせ、若干の煙や焦げ臭い匂いが出るまではいきましたが、当日は気温も低く、風も吹き降雪もあったためか、残念ながら着火までは至りませんでした。

    火起こし体験
    火起こし体験

    今回で今年度最後の森林環境教育が終了しましたが、児童から今回を含め一年を通じ「とても楽しかった」「来年もわんぱくの森の中で観察をしたい」などの感想がありました。
    自然が身近にある環境とはいえ、自然に触れる機会は限られているので、このような森林環境教育を通じて自分たちの身の回りの豊かな自然や森林などについて、身近に感じてもらえればと思います。

    今年度はコロナの関係により、春の第1回目が中止になったり、マスクの着用ソーシャルディスタンス等、色々と大変なこともありましたが、来年度も工夫を凝らし、児童達が森林や自然の中で、親しみ・楽しみながら学べる場としての森林環境教育を行っていきたいと思います。

    (主任森林整備官 秋葉)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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