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「北森カレッジ」で講義を実施しました
【北海道森林管理局】
百年先を見据えた北海道の森林づくりに向けて、林業・木材産業の即戦力となり、企業等の中核を担う人材を育成するため、道内初となる林業大学校として令和2(2020)年4月に「北海道立北の森づくり専門学院」(略称:北森カレッジ)が開校されました。 北海道森林管理局では、当学院の運営支援のため実習フィールドの提供等に積極的に取り組むこととしており、この度、その一環として講義の一コマである「国有林の管理経営」に関して講義を行うため学院に、令和3年1月19日(火曜日)に赴きましたので、その内容を簡単に紹介します。
私が行った講義の内容は、国有林の定義から、国有林の目標(管理経営方針)、国有林の計画制度、全国の国有林の概況など基本的なことから、北海道の国有林の概況や成り立ちなどについて見どころを交えながらの解説と国有林を管理経営し私たちが所属する組織である農林水産省や林野庁、森林管理局・署の組織体制、森林管理局・署で実際に行われている仕事(国有林野事業)について説明しました。
 講義の様子
国有林野事業の解説時には、学院の生徒たちが卒業後、林業事業体等へ就職した際に役立つことを期待して、現在、北海道森林管理局で取り入れている先進的な低コスト・省力化施業や重点的に取り組んでいる天然力を活用した多様な森林づくり、国有林しか実施していない国有林特有の事業等の紹介を交えながら解説してきたところです。
 森林づくりの説明に使った資料(クリックすると大きくなります)
熱心に授業を聴いてくれた生徒たちは、試すような難しい質問にも正解するなど、資質の高さがうかがえました。 今回、私は初めて学院に伺いましたが、生徒たちはみなさん個性的で、のびのびと学院生活を満喫しているような印象を受け、うれしく思うと同時に、彼らが未来の北海道の森林・林業界をけん引してくれる人材となり得る素質を感じました。 その素質を開花させるためにも引き続き積極的に支援していきたいです。
(計画課 経営計画官 森)
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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