|
浦河町での木工体験学習
【日高南部森林管理署】
令和2年9月4日(金曜日)、うらかわ優駿ビレッジAERUにおいて、浦河小学校第5学年の22名を対象とした「木工体験学習」を日高振興局森林室と協力し、実施しました。 この学習は、「木工体験を通して、木に関心を持ち今後の木育の中で生かしていくこと」を目的として開催されました。
当日は、木工体験に取り組んでもらう前に、材料となる木材の源の森林について、健やかな森林を保つためには手入れが必要であること、身の回りの様々な所で木材が使用されていること、森林が水を蓄える「緑のダム」としての機能があることなどを、『森林(もり)からのおくり物』という紙芝居を用いて、児童たちへの問いかけを交えながら、わかりやすく説明しました。
木工体験では、輪切りや板状の木材を用いてコースターとドアプレートを作りました。
児童たちは配られた木材に好きな絵を描いたり、カーボン紙で複写したイラストに色を塗ったり、松ぼっくりや小枝で飾り付けをしたりと、楽しそうに思い思いの作品を作っていました。
木工体験と並行して、丸太切り体験も行いました。直径10センチメートル程度のトドマツと直径5センチメートル程度のアオダモの丸太をノコギリで切ってもらいました。
初めてノコギリを使う児童も多く、切り終えるまであと少し、というところで疲れを見せる児童も少なくありませんでした。 しかし、頑張った分、切り終えたときには達成感を味わっているようでした。
今回の木工体験学習を通じて、児童たちには森林の大切さや木の良さを少しでも感じてもらえたと思います。 持ち帰った作品も、家庭の中で森林のことを思い出すきっかけとなれば幸いです。
(森林整備官 前佛)
|
お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。