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「21世紀・アイヌ文化伝承の森再生計画~コタンコㇿカムイの森づくり~」推進のための協定
【北海道森林管理局】
北海道森林管理局は平取町、平取アイヌ協会と、2013年(平成25年)にアイヌの人々が利用してきた北海道古来の森林の再生などを理念とした『「21世紀・アイヌ文化伝承の森再生計画~コタンコㇿカムイの森づくり~」推進のための協定』を結び、21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクトとして、平取町内の国有林を活用して、オヒョウの植樹やシマフクロウの巣箱の設置等を実施してきました。
本年4月には協定の更新時期を迎え、協定3者が引き続き連携・協力し、プロジェクトを推進していくことを確認したことから、協定の更新がされました。
今回の協定書は、カツラの木を使いました。カツラは、アイヌ民族が丸木舟を作る大事な木です。 協定書の周囲には、魔除けのアイヌ文様を施し見応えも十分です。
更新された協定書
この度、緊急事態宣言が解除され、札幌市との往来も緩和されたことから、北海道森林管理局長と平取町内の国有林を管轄する日高北部森林管理署長が平取町を訪問し、平取町長と協定やプロジェクトについての意見交換等を行いました。また、アイヌ文化と関わりの深いオヒョウを題材とした「北海道の木のえほん」のポスター版も贈呈しました。
意見交換後には、今回作成した木製の協定書と「北海道の木のえほん」を囲んでの記念撮影を行いました。
平取町長と原田局長(手前にオヒョウのポスター版)
この協定により、これからも平取町、平取アイヌ協会の皆さんと手を取り合い、地域に根ざした森林づくりを行えることを心強く感じます。
(企画課林政推進係長 奥川)
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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