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知床森林生態系保全センター

可憐な花を求めて神秘の羅臼湖へ行こう(様子その1)

第83回森林レクリエーションin知床
『可憐な花を求めて神秘の羅臼湖へ行こう』1

平成19年7月19日(木曜日)開催

毎年恒例となっています、人気の羅臼湖イベント。
昨年より2週連続となり、今回1週目は、37名の応募を頂き、抽選の結果60代を中心に37才から75才までの男女21名の方が参加しました。
このイベントは世界自然遺産区域内にある羅臼湖を通じて、知床の自然の特徴や植物の生態を理解していただくことを目的に開催しています。

斜里側は快晴でしたが、知床峠まで来ると少し霧が立ちこめ心配でした。
しかし、羅臼湖の入口に着くと霧も晴れ、青空の見える良い天気での出発となり一安心です。
入口は駐車禁止ということで、みんなを降ろしたバスは早々にその場を立ち去りました。

例年であれば雪の残る二の沼が見られるのですが、今年は雪解けが早かったことで、例年では雪の下にあるエゾコザクラやチングルマ、ミツバオウレンといった高山植物や、羅臼岳を綺麗に見る事が出来ました。

羅臼湖への散策で最も景色が美しい三の沼では、水面に映り込んだ「逆さ羅臼」も見られて皆さん歓喜の声を上げていました。

羅臼湖に近づくにつれて霧が濃くなってきました。
木道の周りにはハイマツが密生しており、くぐって歩く場所もあります。
ハイマツの枝先には球果(マツボックリ)が目立ち何かにかじられた跡も目にすることが出来ました。ハイマツの球果は栄養が豊富で多くの動物の餌になると職員から説明があり、皆さん感心していたようでした。

1時間40分ほど歩き羅臼湖に到着しましたが、あいにく霧がかかっており、全貌を見渡すことは出来ませんでした。
しかし、参加者のみなさんからは「職員からの説明がわかり易くとても良かった」との声が多く寄せられ、満足した様子でした。

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