知床森林生態系保全センターブログ(2020年1月)
1月28日 河川に関わる2会議を開催しました / 1月10日 センターHPを一部更新しました
令和2年1月28日 河川に関わる2会議を開催しました
1月28日(火曜日)札幌市において、第2回河川工作物改良効果検証検討会及び河川工作物アドバイザー会議を開催しました。
知床半島の河川工作物の改良及び改良後のサケ科魚類に対する影響評価とその結果に基づく助言を得る会議です。
林野庁と北海道が事務局となって、進めています。
【河川工作物改良効果検証検討会について】
平成18年度から24年度に行った5河川13基の河川工作物のうち今回はイワウベツ川とルシャ川の工作物を検証しました。
河川工作物の改良を行った5河川
これらの河川で行ったサケ科魚類遡上等モニタリングの今年度の結果を報告しました。
委員やオブザーバーからアドバイスをいただき、来年度の調査にむけて検討を行いました。
委員の先生方
【河川工作物アドバイザー会議について】
今年度行った長期モニタリング計画について調査結果の報告をしました。
また、今年度のルシャ川でダムの切り下げ(サケ類が遡上できるようにダムの段差を解消)を行ったことも報告し、
それらに関わるアドバイスをいただきました。
会場のようす
【補足】長期モニタリング計画とは
遺産地域を科学的知見に基づく順応的に管理していくための計画。
河川工作物アドバイザー会議では下記2つのモニタリングを実施。
(1)河川内におけるサケ類の遡上数、産卵場所及び産卵床数をモニタリング
(2)淡水魚類の生息状況、特に知床の淡水魚類相を特徴付けるオショロコマの生息状況(外来種侵入状況調査含む)
令和2年1月10日 センターHPを一部更新しました
令和2年(2020年)を迎えました。
斜里町ウトロの積雪は20cmほどで例年と比べると少ないです。
斜里町の市街地(自動車で40分ほど)に行くと、雪はほとんどないようです。
北海道各地でも少雪のニュースが出ていますね。
雪が少なく、夕陽台まで歩きやすいです
さて、本題に入ります。
知床「森林生態系保全センター」は北海道森林管理局の中で1つしかない組織のためか、
どのような仕事をしているか分からないとの声をよく聞きます。
そのため当センターの業務内容についてもっと知ってもらうべく、
センター紹介のページを更新しました。
主に6つの事業について紹介しています。
知床森林生態系保全センター紹介ページへ
今年もブログを通して、仕事内容や知床のことについて発信していき、
興味を持ってもらえるよう努めていきます。
本年もよろしくお願いします。
お問合せ先
知床森林生態系保全センター
〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東番外地
ダイヤルイン:0152-24-3466
FAX番号:0152-24-3477