令和7年度 森林・林業関係事業体との意見交換会の概要について

  令和7年11月17日に函館地区、19日に北見地区、25日に帯広地区、令和7年12月2日に札幌地区、3日に旭川地区で「令和7年度 森林・林業関係事業体との意見交換会」を開催しました。 北海道森林管理局の各森林管理署等が発注する造林事業、素材生産事業及び立木販売等に関し、森林・林業関係事業体等を対象として、令和7年度の事業実績見込み、令和8年度の事業検討概要等、取り組みなどの説明のほか、森林・林業事業体が事業を実行するうえでの課題や意見、要望等について意見交換を行いました。
  各地区において、造林・製品生産事業を行う事業体、木材の加工・流通等を行う事業者など、関係団体等から91社116名が参加しました。

意見交換における主な意見・要望等

〇労働力確保のため、作業員の労賃単価アップ
〇資材費及び燃料高騰、安全費等に対する対応
〇林道の新設・修繕に向けた予算の確保
〇造林事業において、通年雇用を可能とする発注
〇傾斜等作業条件に応じた施業についての発注指示の徹底
〇下刈等造林作業の実施期間の拡大
〇造林の省力化、軽労化の取組みの継続
〇事業量の年間における平準化
〇造林・生産事業における歩掛かり公表
〇生産事業における収穫調査の精度向上

意見・要望等については、林野庁及び関係機関への要請含め、今後の事業実行に向けて引き続き検討していくこととします。