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北海道森林管理局

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    過年度の取組み

    令和5年度

    令和5年12月7日(木曜日)木工クラフト「ミニツリーづくり」を支援

    標茶町立中茶安別小中学校(標茶町中茶安別)で、小学1年生~6年生の17名を対象に、木工クラフト「ミニツリーづくり」を実施しました。
    この活動は、昨年の評判がよかったことから、毎年の定例行事となり、小学校の2~4時間目の授業として行い、今回で3回目の実施となりました。
    当日は、授業参観日として体育館で行われ、当センターが作成指導を行いました。

    保護者の方々が見守る中、子どもたちは、マツボックリやドングリ、木の枝等の森林の恵みを自在に組み合わせて、「ミニツリー」や「森林のいきもの」等、創造性あふれる大人では生み出せない素晴らしい作品を数多く制作し、また、親子で作品づくりに取り組む姿もあり、会場は、笑顔あふれる和気あいあいとした和やかな雰囲気に包まれていました。
    また、今回は、木製のフォトフレームづくりもメニューに取り入れました。
    限られた時間での活動でしたが、皆、次々とアイデアを生み出し、手を止めることなく作品づくりに取り組む子どもたちの姿を目の当たりにし、発想力・想像力の豊かさに感服するばかりでした。

    授業を参観していた保護者からは、「子どもが前の日から楽しみにしていました。」「木工クラフトを子どもと一緒にできて良かったです。」や「子どもたちの自由な発想力ってすごいですね。素晴らしい力作が出来てますね。」などの声がありました。
    この活動でつくり出した作品が、各家庭での楽しいひとときを演出する一助となり、木や自然への興味を深めるきっかけになってくれれば、大変うれしく思います。


    会場の様子 制作の様子
     
    当センター職員のお手伝い 児童の制作した力作


    令和5年11月14日(木曜日)「JICA中央アジア広域研修」を受入

    標茶町雷別地区国有林の自然再生事業地(根釧西部森林管理署標茶森林事務所部内293ろ林小班)に、国際協力機構(JICA)の2023年度中央アジア広域研修「地域振興に寄与するエコツーリズム等の持続可能な湿地資源の利用」コースの約2週間半の研修(東京・帯広・釧路・札幌等)の1コマとして研修員9名(カザフスタン・ウズベキスタン・タジキスタン各3名)と委託先(一般財団法人)自然環境研究センター上級研究員1名、JICAの研修監理員2名の計12名が訪れました。
    この研修は、湿地保護に従事する中央・地方政府の関係者が、地元住民の参加を得て湿地の適切な利用(Wise Use 又は Reasonable Use)を促進する行動計画を実行し、地域開発、環境、生物多様性保全に貢献することが出来るようにする目的で行われるとのことです。
    当日は、少し肌寒い天候ではありましたが、事前に提出していた資料を基に現地3箇所を案内説明しました。

    1箇所目では、まず雷別地区の自然再生事業の概要についての説明を行いました。
    当地区は、釧路湿原の源流部に位置し、自然環境の維持・保全を図る上で重要な場所であること。林齢70年以上の高齢の針葉樹(トドマツ)の人工林が拡がっていましたが、平成12年の気象害(厳寒少雪等による土壌凍結)で立ち枯れし、笹地となった被害跡地の水土保全機能を回復させるため、雷別地区自然再生事業実施計画(平成19年策定)に基づき、元来この一帯は、広葉樹が主体の森林であったことからその再生に取り組むこととなり、その実施(植栽)が地域住民、森林ボランティア団体、学校、企業の社会的貢献活動との協働により、森林再生に取り組んで来たことを説明し、今回の研修の目的である「地元住民の参加を得て湿地の適切な利用を促進する行動計画を実行していくこと」にも合致している旨話しをし、共感を得ました。
    次に、植栽箇所に野生生物の食害(エゾシカ・野ウサギ等)が多く見られたことから苗木を守るため、高さ180cmのプラスチック製保護管(通称ツリーシェルター)の被覆を行った箇所のうち、最初に、平成21年に植栽し、植栽後14年が経過した笹地13のD51区画(100本植栽、うち50本に被覆)において保護管を被覆した植栽木は、順調な生育を示しており、今後の生長が期待できる状況である旨を説明し、確認してもらいました。

    その後、ここ4~5年で植栽した2箇所(笹地11、笹地10)を見学してもらい、年数がある程度経過すれば、先ほど見た箇所と同じように植栽木が保護管を超え大きく生長していくことが想定されることから、一定の大きさ太さに達したものは保護管を外していく予定である旨話しをし、環境に配慮した施業ということで保護管の回収、資源としての再利用・リサイクルも考えている旨説明し、今年からは、最終的に自然に還っていく「生分解性のツリーシェルター」の設置も行っていることも説明させていただきました。
    研修員からは、「地域住民やボランティア団体、学校、企業などとの協働の取り組みは興味深く参考になりました。自分の国でもできれば実施してみたい。」「自然に還るものとして、植物の「ヨシ」を編んで保護管を作ったりしている。他の材料でもやってみたい。」など積極的な意見や考え方等の提言がありました。質疑応答も盛り上がりました。
    最後の見学箇所では、野生生物の自動撮影カメラを設置していたため、興味深く見入っている研修員もいました。

    最後に、研修員の代表からお礼の言葉をいただき、宿泊先である釧路方面に向かって雷別を後にされました。
    センターとしても貴重な経験をさせていただき大変良かったと思います。今後もこのような機会があれば積極的に受け入れできればと考えております。


    自然再生事業地視察の様子 自然再生事業地概要説明の様子 自然再生箇所(笹地10)説明の様子
     
    自然再生箇所(笹地11)説明の様子 自然再生箇所での質疑応答、まとめの様子


    令和5年10月26日(木曜日)根釧西部森林管理署若手職員OJT(樹木の研修)を実施 

    厚岸町愛冠の道立自然公園内の道有林にある「厚岸樹木園」で「根釧西部署若手職員OJT(樹木の研修)」を業務グループと現場職員(森林事務所)から各1名の計2名が参加し、釧路湿原森林ふれあい推進センター職員が講師となり支援し実施しました。
    このOJTは、入庁3~数年の若手職員が、まだ十分に樹種の名前などを把握していないことから、署と当センターが連携・協力し実施したものです。

    樹木園では、針葉樹と広葉樹が入り混じった天然林の中に、道内樹種53種のほか、道外樹種16種、外国樹種13種の約800本の樹木を当センター職員の解説を交え散策しました。
    参加者からは、「似た形状の樹種があり、見分け方など勉強になりました。」「実際に樹木についての研修を受けるのは今までなかったので参考になりました。」などの声があり、充実した表情をしていました。
    最後に、当センター所長から、「皆さんが各自研鑽を積まれ、本日行った研修を基礎として、形状が似た樹木の違いを木の肌や葉の違いで覚えていっていただければと思います。」などの挨拶があり、その後、昼食箇所も兼ね、道の駅厚岸コンキリエに立ち寄り、帰路につきました。


    樹木を勉強する研修生の様子


    令和5年9月12日(火曜日)「パイロットフォレスト国有林」の見学を支援

    京都大学、北海道大学の学生が、厚岸町と標茶町に広がるパイロットフォレスト国有林を見学しました。
    これは京都大学と北海道大学が、北海道研究林標茶区(京都大学)及び厚岸臨海実験所(北海道大学)を拠点として、上流の森林と厚岸湖・厚岸湾、そして、これらをつなぐ別寒辺牛川を対象として、森林植生・水生生物・土壌・堆積物等に係る実習(総称「森里海連環学」)を行っており、その一環として訪れたものです。

    まず始めに研修棟で、パイロットフォレスト造成時の様子を記録したDVDを学生の皆さんに視聴してもらいました。
    質疑応答の後、若干機械庫を見学し、その後望楼へ移動しカラマツ造林地を眺望しました。当日は、曇り空で霧がありそれほど遠くまでは見えませんでしたが、学生の皆さんは望楼から眺望する、広大な森林の風景に感動している様子でした。「霧がかかっていたけど林内が見れて良かった。」等の声がありました。
    パイロットフォレストの案内看板も職員から説明を行い、見学を終え次の見学地に一行は向かわれました。


    研修棟前で受講学生へ説明 パイロットフォレストDVD視聴 機械庫見学の様子
     
    望楼からの眺望の様子 パイロットフォレスト案内看板説明


    令和5年8月30日(水曜日)~9月1日(金曜日)職場体験プログラム(夏期)を実施

    3日間の日程で、令和5年度夏期職場体験生2名(北海道教育大学岩見沢校生と岩手大学大学院生)を当センターで受け入れました。
    職場体験の取組は、学生の就業意欲の育成や森林・林業、国有林野事業への理解を深めてもらうため実施しているものです。

    初日(30日)は、センターでのガイダンス(センターの活動内容や標茶町雷別国有林における自然再生の取組みについて説明)後、植栽木調査を午前中に行い、雨模様になってきたため予定を変更し、午後からは、主にカラマツの一大造林地パイロットフォレストの望楼見学、2日目(31日)は、当センターで長年お付き合いさせていただいている標茶町立中茶安別小中学校での「夏の学校林活動」に参加していただき、昨日時間の関係で出来なかったパイロットフォレストの紹介DVDの視聴、機材展示庫を研修棟で見ていただきました。
    3日目(1日)は、標茶町虹別国有林で防風保安林・間伐・主伐実行箇所及び西別岳登山口等を見学、最後にネイチャーゲーム等を通じての自然体験学習、また、野生生物自動撮影カメラの仕組解説などを受講していただきました。
    職場体験生は、当センター職員の説明のもと、各カリキュラムを熱心に受講していました。

    今回の受け入れでは、3日間という短期間でしたが中身を充実させた内容で現地を含めて紹介、体験をしていただけたのではないかと感じております。
    職場体験生の感想として、「貴重な体験・経験をさせていただき大変勉強になりました。」「いろんな実務や経験が出来、また、自然の中で自然に触れる仕事をすることは魅力的でした。」等の声があり受講後は、充実された様子でした。
    職場体験生は受講態度も良好で、積極的に内容を理解・吸収したいという姿勢が随所で見られました。森林施業関係、身近な植物や樹木の質問などもあり大変良かったのではないかと思います。
    当センターにとっても、学生の皆さんの将来を考える機会を設けていける、携わらせていただけることを大変有りがたい思いです。今後も、機会があれば進んで実施していきたいと考えております。


    測桿での立木調査体験 パイロットフォレスト望楼眺望 夏の学校林活動参加の様子
     
    パイロットフォレストDVD視聴 間伐実行済箇所見学の様子 防風保安林見学の様子
     
    ネイチャーゲーム体験中 野生生物自動撮影カメラ解説 職場体験のふり返り


    令和5年8月31日(木曜日)中茶安別小中学校「夏の学校林活動」を支援

    中茶安別小中学校で、夏の学校林活動が開催されました。
    今回の活動は、毎年実施している中茶安別小中学校林の愛称「るんるんフォレスト」で、ヒグマが学校林の近隣で確認されたことに伴い、学校内での実施となりました。

    まず始めに、全校児童生徒に北海道森林管理局が作成した、楽しく森林のことが学べる「北の森カルタ」のカルタ取りを小学校低学年と高学年・中学生の2班に分かれ行いました。(児童生徒27名)
    思っていた以上に白熱したものとなり、かなり会場は盛りあがりました。札を読んでもらったのは、当センター職場体験の研修生2名(北海道教育大岩見沢校生と岩手大学大学院生)にしていただきました。児童生徒からは、「面白かった。楽しい。」「またしてみたい。」などの感想がありました。研修生も「貴重な経験をさせてもらって良かった。」と言っていました。
    その後は、カルタの用語の解説を数名分実施しました。児童も楽しみながら学習してもらえたのではないかと思います。

    次に、森林の持つ役割や機能を話したあと、森林の水質浄化機能を、森林が水をきれいにする仕組みについて、森林の土壌をペットボトルを用いて再現した、簡易な濾過装置で実験を行い、森林の水質浄化機能を体験してもらいました。
    児童の代表の方に、装置に敷き詰めるミズナラの枯れ葉を入れてもらったり、泥水を装置の上から注いでもらったりと実験の手助けをしてもらいました。浄化には時間がかかるため短時間では量が少ないですが、若干の水がきれいになるのを確認していただきました。
    児童の中には、「(ろ過装置を)自分で作って水をきれいにしてみたい。」「水を大切に使います。」などの言葉が出て、改めて森林の果たす役割を理解してくれていました。

    今回の学校林活動は学校内での実施となりましたが、次回の秋の学校林活動は学校林で実施できることを願っています。


    「北の森カルタ」カルタとりの様子 北の森カルタ」カルタの解説
     
    「森林の持つ役割・機能」説明 水質浄化装置の実演の様子 児童生徒からのお礼


    令和5年5月24日(水曜日)中茶安別小中学校「春の学校林活動」を支援

    中茶安別小中学校林の通称「るんるんフォレスト」(標茶町中茶安別)で、春の学校林活動が開催されました。
    今年度、GW明けから新型コロナウイルスの位置づけが季節性インフルエンザと同類に変更になったことからマスクは基本的に参加者の自由で活動を実施しました。
    (全校児童・生徒28名、保護者・先生・関係機関(標茶町役場、標茶町森林組合等)など計50名程度参加)

    まず始めに、今年は学校林に遊歩道があることから事前に保護者等の方が刈払いをしていただいた道を約30分散策しました。
    当センターで学校林内にある樹木をまとめた簡易な図鑑を資料として作成し、それを基に樹木の解説、森林の役割・働き、大事さを説明しました。

    次に植樹場所に移動し、標茶町森林組合が「植樹」、当センターが植栽木を野生生物(エゾシカ・ユキウサギ等)の食害から保護するため「保護管(ツリーシェルター)の被覆」について説明したあと、3班に分かれて植樹、保護管の被覆を行いました。
    児童・生徒は各々にスコップと苗木を持ち「トドマツ」「カラマツ」の2種・合計100本を「おおきくなあれ!」と元気いっぱい楽しそうに植栽している姿を見ることできました。
    また、保護管の被覆については、上級生と保護者の方が下級生に被覆方法等を上手に教えて、綺麗に保護管の被覆まで終わらせることが出来ました。
    (トドマツは枝がかなり多くありシェルター内に納めるのに苦労しているようでした)

    当日は、マスクを自由にしていることもあり、従来より楽な感じでの活動になりました。
    健やかで熱心な生徒・児童達の活躍により無事に活動を終えることが出来ました。今回の活動で植樹した苗木がこれから日々を重ね立派に成長し、中茶安別小中学校の伝統がこれからも続いていくことを願っています。


    遊歩道での樹木解説の様子 植樹の様子
     
    保護管設置の様子 活動の振り返りの様子


    令和5年5月10日(水曜日)虹別中学校「森林環境教育」を支援

    標茶町立虹別中学校(標茶町字虹別原野)において、総合的な学習の時間で「森の講話」の森林環境教育支援を行いました。
    この取組は、昨年3月に虹別中学校の担当の先生より、森林の持つ役割や持続可能な循環型社会(SDGs関連含めて)のことなどの講話のご依頼をいただいたことから、全校生徒(26名)を対象に昨年実施させていただいたものに続いての講話となります。
    今年の内容については、森林の水質浄化機能と水源かん養機能についての講話をさせていただきました(今年度は、全校生徒28名)。

    まず始めに、森林の水質浄化機能についてですが、森林が水をきれいにする仕組みについて、森林の土壌をペットボトルを用いて再現した簡易な濾過装置で実験を行い、森林の水質浄化機能を体験してもらいました。
    生徒の代表の方に、装置に敷き詰めるミズナラの枯れ葉を入れてもらったり、泥水を装置の上から注いでもらったりと実験の手助けをしてもらいました。浄化には時間が掛かるため短時間では量が少ないですが、若干の水がきれいになるのを確認していただきました。
    生徒の中には、「こんな仕組みになっているんだ。勉強になりました」「森林や自然を大切にしないといけない」などの言葉が出てきてみんな真剣なまなざしを注いでいました。

    次に、森林の水源かん養機能として、分かり易い図解のマンガで、森林が水を蓄える機能があるのと同時に土砂の崩壊を防止したり、緑のダムとなって徐々に河川に水が流れていくので、乾季が続かない限り、川にはいつも水が流れ、日常の生活用水にも使われていること。そして、私達の生活をするうえで必要不可欠なものとなっていることなどの解説を実施し、身近にある森林の役割を幅広く知ってもらいました。

    最後に、『私達がいつも飲んでいる水道水は、森林の「水質浄化機能」や「水源かん養機能」の恩恵を受け、長い時間を掛けて湧き出てきた豊富な地下水や湧水をもとに作られています。森林資源が豊富な我が国では、蛇口をひねると水が出てきますが、この状況をあたりまえと考えず、森林の働きについて、今一度考える機会としていただけたらと思います。豊かな森林を守り育て、未来へつなぎ、限りある水資源を大切に使っていきましょう。』と説明させていただきました。

    今回の取組を通じて生徒の皆さんが森林の良き理解者になってもらえればうれしく思います。
    今後も、要請があれば少しでもお役に立てるようセンターとして積極的に応えて行ければと考えております。


    森林の持つ役割・働きの説明の様子 水源かん養機能の説明の様子


    令和4年度

    令和5年2月14日(火曜日)~15日(水曜日)「北の国・森林づくり技術交流発表会」に参加

    2日間に渡り、北海道森林管理局主催の「北の国・森林づくり技術交流発表会」が新型コロナ感染予防対策の観点からのWeb形式(YouTube配信)及び2年ぶりの対面方式により北海道大学学術交流会館(札幌市北区)で開催されました。
    当センターとしては、口頭発表は平成29年度以来5年ぶりの参加となりました。今年度の発表テーマは「雷別地区自然再生事業の取組状況と今後の環境に配慮した施業について」で、内容は、標茶町雷別国有林のトドマツ人工林立枯れ被害跡地において、ボランティア団体や学校、地域住民、企業等との協働による広葉樹の森林づくり(自然再生)の取組内容と今後の環境に配慮(SDGsへの貢献)した施業の予定を紹介しました。
    結果として、残念ながら入賞は叶いませんでしたが、今までの施業経緯や今後の展望をしっかり確認出来たことはセンターにとって非常に有益なものとなりました。
    機会があれば違う内容で、また、よい自己研鑽の場でもあるので是非参加していきたいと考えております。


    発表の様子 会場の様子


    令和4年12月8日(木曜日)木工クラフト「ミニツリーづくり」を支援

    標茶町立中茶安別小中学校(標茶町中茶安別)で、小学1年生~6年生の16名を対象に、木工クラフト「ミニツリーづくり」を実施しました。
    この活動は、昨年11月に同校で開催した秋の学校林活動で木工クラフトの作品を紹介したところ、学校側から「木の材料を使ったミニツリーの製作」について相談があり、昨年の評判がよかったことから今年は1時限多く、小学校の2~4時間目の授業として行い2回目の実施となりました。
    当日は、授業参観日ということもあり、教室が密にならないよう、1年生と2年生及び4~6年生で3つに教室を分け、当センターが製作指導を行いました。
    保護者の方々が見守る中、子どもたちは、マツボックリやドングリ、木の枝等の森林の恵みを自在に組み合わせて、「ミニツリー」や「森林のいきもの」など、創造性あふれる大人では生み出せない素晴らしい作品を数多く製作し、また、親子で作品づくりに取り組む姿もあり、教室は、笑顔あふれる和気あいあいとした和やかな雰囲気に包まれていました。
    限られた時間での活動でしたが、皆、次々とアイデアが湧き出すのか、手を止めることなく作品づくりに取り組む子どもたちの姿を目の当たりにし、発想力の豊かさにただただ感服するばかりでした。
    授業を参観していた保護者からは、「木工クラフトを実際に作ったことが無かったので、子どもと一緒にできて良かったです」や「子どもたちが自由な発想で取り組んでいるのが良いですね。楽しい時間ありがとうございました」などの声がありました。
    この活動でつくり出した作品が、各家庭での楽しいひとときを演出する一助となり、木や自然への興味を深めるきっかけになってくれれば、大変うれしく思います。


    木工クラフト製作の様子 児童製作の力作 その1
     
    児童製作の力作 その2 児童製作の力作 その3 児童製作の力作 その4


    令和4年11月1日(火曜日)釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会「第29回フィールドワークショップ」に参加

    鶴居村温根内で、釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会主催の第29回フィールドワークショップ「湿原の川のつぶやきを~再生事業の幌呂川~」が開催され、当センター職員が参加しました。
    この催しは、案内人に新庄久志氏(釧路国際ウェットランドセンター技術委員長・環境ファシリテーター)を迎え、ワンダグリンダプロジェクト2022参加者及び釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会委員を対象として、参加者がフィールド体験を通して交流を深め、湿原に対する新たな視点や気付きを共有することを目的に実施されました。
    当日は、温根内ビジターセンター駐車場に集合後、普段立ち入ることの出来ない区域に入り、案内人の新庄氏によるガイドのもと、釧路湿原内を蛇行している「幌呂川」を目指し、ヨシ・スゲが茂る湿原の中を探検しました。
    道中、「幌呂川」上流部で行われている自然再生事業の効果を確認するため、案内人の新庄氏が複数地点で水質調査を実施しました。(調査結果によると、今回踏査した湿原は、自然の湿原の状態が保たれていると考えられるそうです!)併せて、水質やミズゴケ植生等のご解説をいただきながら、湿原内で「幌呂川」に合流する手つかずの「温根内川」を経由し、目的地へ向かって歩みを進めました。
    静寂に包まれる湿原内に時折エゾシカの鳴き声が響き渡るなか、丹頂鶴やハンノキに集うシマエナガの群れに出会ったり(残念ながら写真には収められませんでした…)、ミズゴケをはじめとする様々な植生の観察等、いくつもの湿原の表情に出会い、釧路湿原に対する新たな発見や魅力を参加者と共有することができました。
    その中でも特に印象に残ったことは、湿原の上を歩いた時の「ポヨン♪ポヨン♪」とした感触でした。歩みを進めるごとに周辺が揺れ、離れた場所にいる参加者から「こっちまでゆれてるよー!」との声があがる程でした。新庄氏の解説によると、辺り一帯に伏流水が流れているとのことで、地面に2mくらいの棒を突き刺しても水底に届かない程の深さがありました。この出来事は、自然のダムとも呼ばれている釧路湿原の懐の広さを身をもって感じられる貴重な体験となりました。


    案内人の新庄氏による解説の様子 釧路湿原の水質調査の様子 手つかずの温根内川
     
    ミズゴケ集落 幌呂川から望む釧路湿原と宮島岬

    「ワンダグリンダプロジェクト」
    釧路湿原の保全や再生に関わる活動であれば、団体、個人を問わず、参加することができ、釧路湿原の自然再生と地域・市民をつなぎ、ネットワークを広げるためのプロジェクトです。


    令和4年10月31日(月曜日)「秋」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校(標茶町中茶安別)の校舎内で、「秋の学校林活動」が開催されました。
    本来であれば、学校林で活動が行われるのですが、学校林内に設置された自動撮影カメラにヒグマが写ったり、町内に姿を見せたりしたため校舎内での活動となりました。(参加者は、小学生と中学生併せて約25名、先生10名)
    1時限目は、体育館で「タネ(種)の模型を作ってタネをとばしてみよう!」と「木の種のおはなし」を実施しました。
    始めに、児童生徒全員に「木の種のおはなし」の資料に基づき、樹木や草本の種が次の世代をつなぐ架け橋になっていること、また、動くことが出来ない植物がいろいろな形で生息域を拡げるための知恵と工夫を凝らし生きていることなどの説明を行いました。子どもたちは、当センターが用意した樹木の種の標本に実際に触れながら、興味深そうに観察をしていました。
    次に、今回の目玉となる「タネ(種)の模型を作ってタネをとばしてみよう!」の実践です。模型は、紙と小さめの発泡スチロール製の重りで出来ており、タネの種類は、特徴ある熱帯アジア産ウリ科のアルソミトラ・マクロカルパ(グライダー・飛行機を作る参考にされたと言われています。)という種とラワンという日本でも建築材に使われるプロペラに似た翼を持って回転して飛んでいく種の模型を各自作成し、実際に飛ばしました。
    児童生徒からは、「初めて作ってみて楽しかった。うまく飛ぶときとあんまり飛ばないときがあった」「回転して飛んだり、グライダーみたいに飛ぶので面白かった」などの声があり、夢中になって飛ばす子もいるなど大盛況になりました。
    2時限目は、小学1年生~小学4年生の班と、小学5年生~中学3年生の班の2班に分かれ、グループ別の学習を行いました。
    小1~小4の班では「木育絵本ロボ木ー」という教材で、主人公ロボ木ーが、近年の地球温暖化の影響で動物たちのすみかが減少していることについてのお話しをし、その具体的な対応をマンガと読み聞かせで解説しました。
    小5~中3の班では、「森林の水源かん養機能」について説明しました。パワーポイントスライド画像(マンガバージョン)を見てもらいながら、森林の水を蓄える機能や土砂が崩れるのを防ぐ効用があること、また緑のダムとなって私達が生活する上で必要不可欠な生活・農業用水等に使われていることを説明することで、森林の役割を幅広く知ってもらえたのではないかと思います。
    今回の活動を振り返り、児童生徒からは、「種の模型がすごい飛んだよ!」と元気な声を掛けられたり、「森林のいろんな役割をしているお話しが聞けて勉強になりました」などの声があり、森林のことに興味を持ちながら学んでもらえたようです。また来年、春の学校林活動で子どもたちの元気な姿を見ることを楽しみにしています。


    開会の様子 種の標本を観察する様子 「種のおはなし」を聞く様子
     
    アルソミトラ・マクロカルパの模型 ラワンの模型 「タネの模型飛ばし」の様子
     
    「ロボ木ーのおはなし」を聞く様子 「水源かん養機能の説明」を聞く様子


    令和4年10月25日(火曜日)根釧西部森林管理署若手職員OJT(樹木の研修)を実施

    厚岸町愛冠の道立自然公園内の道有林にある「厚岸樹木園」で「根釧西部署若手職員OJT(樹木の研修)」を総務・業務グループから各1名の計2名が参加し、釧路湿原森林ふれあい推進センター職員が講師となり支援し、実施しました。
    このOJTは、入庁2~3年の若手職員が、まだ十分に樹種の名前などを把握していないことから、署と当センターが連携・協力し、実施したものです。
    樹木園では、針葉樹と広葉樹が入り混じった天然林の中に、道内樹種53種のほか、道外樹種16種、外国樹種13種の約800本の樹木があり、当センター職員の解説を交え散策しました。
    参加者からは、「いろんな樹種が見れて勉強になりました」「実際に樹木についての研修を受けるのは初めてで貴重な経験になりました」などの声があり、充実した表情をしていました。
    最後に、当センター所長から、「参加の皆さんが各自研鑽を積まれ、本日行った研修を基礎として、樹木を少しでも多く覚えてもらえればうれしく思います」などの挨拶があり、その後、昼食箇所も兼ね、道の駅厚岸コンキリエに立ち寄り、帰路につきました。


    樹木を勉強する研修生の様子


    令和4年9月6日(火曜日)「パイロットフォレスト国有林」の見学を支援

    京都大学、北海道大学の学生が、厚岸町と標茶町に広がるパイロットフォレスト国有林を見学しました。
    これは京都大学と北海道大学が、北海道研究林標茶区(京都大学)及び厚岸臨海実験所(北海道大学)を拠点として、上流の森林と厚岸湖・厚岸湾、そして、これらをつなぐ別寒辺牛川を対象として、森林植生・水生生物・土壌・堆積物等に係る実習(総称「森里海連環学」)を行っており、その一環として訪れたものです。
    まず始めに研修棟で、パイロットフォレスト造成時の様子を記録したDVDを学生の皆さんに視聴してもらいました。
    質疑応答の後、若干機械庫を見学し、その後望楼へ移動しカラマツ造林地を眺望しました。当日は、曇り空でそれほど遠くまでは見えませんでしたが、学生の皆さんは望楼から眺望する、広大な森林の風景に感動している様子でした。「とにかく雄大ですごい景観」「また、来たいです」等の声がありました。


    研修棟内の受講学生の様子 パイロットフォレストDVD視聴の様子 機械庫見学の様子
    望楼から眺望する様子 林内案内看板説明の様子


    令和4年9月2日(金曜日)「夏」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校(標茶町中茶安別)で、「夏の学校林活動」が開催されました。
    今回の活動は、毎年実施している中茶安別小中学校林の愛称「るんるんフォレスト」で、ヒグマが確認されたことに伴い、学校内での実施となりました。
    まず始めに、全校児童生徒に「森とくらし」という林野庁監修で親しみやすいマンガのキャラクターが登場して、日本にある森林のことや森林の持つ多くの役割を理解してもらう楽しいドリル形式の教材で学びました。Q&A方式で対話型なので話しの内容では、盛り上がるところもあり、楽しみながら森林の役割を理解してくれた様でした。
    その後は、小学1年から小学4年生までを対象に「木育絵本ロボ木ー」(木と森と環境のかかわり)の読み聞かせと小学5年から中学3年生までを対象に「森林の循環利用について(SDGsの話し)」を2箇所に分かれて実施しました。
    それぞれパワーポイントで実施して説明を行いましたが、特に「木育絵本ロボ木ー」では、主人公のロボ木ーが木が二酸化炭素を吸って、光合成を体内で行い酸素を供給するなどの内容を読み聞かせで話しをするので児童も楽しみながら学習してもらえたのではないかと思います。
    今回の学校林活動は学校内での実施となりましたが、次回の秋の学校林活動は学校林で実施できることを願っています。


    はじめのあいさつの様子 「森とくらし」ドリルの話しの様子 「木育絵本ロボ木ー」読み聞かせの様子
    「木育絵本ロボ木ー」解説の様子 SDGsの話しの様子 児童からのお礼の様子


    令和4年8月31日(水曜日)~9月2日(金曜日)夏期インターンシップ(第2回目)を実施

    3日間の日程で、令和4年度夏期インターン生1名(京都の大学生)を当センターで受け入れました。
    今年度、1回目の受け入れは、署と共同で実施しましたが、今回の2回目はセンター単独での実施となりました。
    インターンシップの取組は、学生の就業意欲の育成や森林・林業、国有林野事業への理解を深めてもらうため実施しているものです。
    初日(8月31日)は、あいにくの雨模様となったことから、センターでのガイダンス(センターの活動内容や標茶町雷別国有林における自然再生の取組みについて説明)後、予定を変更し、標茶町虹別国有林で防風保安林・間伐・主伐実行箇所等を見学、2日目(9月1日)は、天候も回復したことから、初日予定の植栽木調査を午前中に、午後から主にカラマツの一大造林地パイロットフォレスト見学、3日目(9月2日)は、当センターで長年お付き合いさせていただいている標茶町立中茶安別小中学校での「夏の学校林活動」に参加していただき、最後にネイチャーゲーム等を通じての自然体験学習、また、野生生物自動撮影カメラ設置及び画像確認等を受講していただきました。
    インターン生は、当センター職員の説明のもと、各カリキュラムを熱心に受講していました。
    今回の受け入れでは、3日間という短期間でしたが、中身が濃く充実した内容で現地を含めての紹介、体験をしていただけたのではないかと感じております。
    インターン生の感想として、「いろんな体験・経験をさせていただき大変勉強になりました」「自然観察や生物に関することに興味がある中、いろんな実務や経験が出来、今後に活かしていけるのではないかと思います」等の声があり、受講後は、充実された様子でした。
    インターン生は受講態度も良好で、積極的に内容を理解・吸収したいという姿勢が随所で見られました。身近な植物の質問などもあり、大変良かったのではないかと思います。
    当センターにとっても、学生の皆さんの将来を考える機会を設けていける、携わらせていただけることを大変有りがたく感じます。今後も、機会があれば進んで実施していきたいと考えております。


    測桿での立木調査体験の様子 パイロットフォレストDVD視聴の様子 パイロットフォレスト眺望の様子
    ネイチャーゲーム実施の様子 夏の学校林活動参加の様子 自動撮影カメラ設置体験の様子
    自動撮影カメラ画像確認の様子 受講振り返りの様子


    令和4年7月27日(水曜日)~28日(木曜日)夏期インターンシップを実施

    当センターで、令和4年度夏期インターン生1名(帯広方面の大学生)を2日間の日程で受け入れました。
    この実習は、全体では5日間で実施し、当センターの日程以外は、根釧西部森林管理署が署の概要や取組を紹介し、林道や生産・保育箇所等の現地案内及び説明等を行い、署・センターでの共同実施という形となったものです。
    インターンシップの取組は、学生の就業意欲の育成や森林・林業、国有林野事業への理解を深めてもらうため実施しているものです。
    両日とも、気持ちの良い青空が広がる絶好の日和となり、インターン生は、当センター職員の説明のもと、カリキュラムを熱心に受講していました。
    今回の受け入れでは、当センターの活動内容や雷別国有林における自然再生の取組についての現地を含めての紹介、ネイチャーゲーム等を通じての自然体験学習、また、野生生物自動撮影カメラ回収及び画像確認などを受講していただきました。
    インターン生の感想として、「勉強になり良い経験をさせてもらいました」「森林ふれあいや森林環境教育に興味がありいろんな体験が出来ました」等の声があり、受講後は充実した表情を見せていました。
    インターン生は、受講態度も素晴らしく、積極的に理解しようという姿勢が見られ、広葉樹の施業方法の質問などもあり、大変良かったと思います。
    当センターにとっても、改めて普段の活動を再確認また再認識する意味合いからも有意義な活動となりました。今後においても、機会があれば進んで実施していきたいと考えております。


    野生生物自動撮影カメラ回収体験の様子 ネイチャーゲーム体験の様子 樹高計測体験の様子
    防風保安林の説明の様子 野生生物自動撮影カメラ画像確認の様子 質疑応答の様子


    令和4年5月23日(月曜日)「春」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校林の通称「るんるんフォレスト」(標茶町中茶安別)で、「春の学校林活動」が開催されました。
    昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染症対策のため、全員マスクを着用し、活動を実施しました。(全校児童・生徒25名、保護者・先生・関係機関など計50名程度参加)
    まず始めに、標茶町森林組合が「植樹」、当センターが植栽木を野生生物(エゾシカ・ユキウサギ等)の食害から保護するため「保護管(ツリーシェルター)の被覆」について説明したあと、3班に分かれて植樹、保護管の被覆を行いました。
    児童・生徒は、各々にスコップと苗木を持ち「エゾヤマザクラ」「カラマツ」の2種・合計100本を「おおきくなあれ!」と元気いっぱい楽しそうに植栽している姿を見ることできました。また、保護管の被覆については、上級生が下級生に被覆方法等を上手に教えて、綺麗に保護管の被覆まで終わらせることが出来ました。
    当日は、マスクをしていることもあり、少し息苦しい中での活動になりましたが、健やかな生徒・児童達の活躍により無事に活動を終えることが出来ました。今回の活動で植樹した苗木がこれから日々を重ね立派に成長し、中茶安別小中学校の伝統がこれからも続いていくことを願っています。


    植樹の様子 保護管設置方法の説明の様子
    保護管設置の様子


    令和4年5月19日(木曜日)「総合的な学習の時間」の授業を支援

    標茶町立虹別中学校(川上郡標茶町虹別)で、総合的な学習の時間に「森林に係わる講話」の森林環境教育支援を行いました。
    この取組は、今年3月に虹別中学校の担当の先生より、森林の持つ役割や持続可能な循環型社会(SDGs関連含めて)、食物連鎖のことなどの講話のご依頼があり協力することになり、全校生徒26名を対象に今回実施させていただいたものです。
    まず始めに、食物連鎖ついて学びました。
    食物連鎖についての学習をする上で、楽しみながら学習してもらうため、捕食者と被食者の関係性について意識してもらうネイチャーゲームである「コウモリとガ」を実施しました。生徒は、コウモリ役とガ役になりきって「コウモリ!」「ガ!」と大きな声で楽しみながら学習していました。
    その後は、学校でシマフクロウの保護活動を行っているとのことで、生態系ピラミッドの話しをして、頂点に立つ上位捕食者であるシマフクロウなどが生存していける森林を適切に維持管理していかないと人間も含めて生物全体の生存が危うくなる話しを行い、生徒たちは大きくうなずいて関心の高さを感じました。
    次に、森林のもつチカラ(豊かな森林の役割、水を蓄えるチカラなど)をイラスト入りの資料で解説しました。
    最後に、近年よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)の関係を森林・林業の循環利用との関連(植える→手入れをする→伐る(収穫する)→使う)で具体例(副産物のキノコ、林業、レクリエーション利用で森林に親しむなど)を交えて講話をしました。いずれの項目も生徒たちは興味深く聞いてくれ反応が良く心強く、講師冥利につきる(やって良かった!)気持ちになりました。
    今回の取組を通じて生徒の皆さんが森林の良き理解者になってもらえれば大変うれしく思います。
    今後も、要請があれば少しでもお役に立てるようセンターとして積極的に応えて行ければと考えております。


    開会のあいさつ コウモリとガの解説    「コウモリとガ」実施の様子
    森林に係わる講話の様子 生徒代表のお礼のことば



    令和3年度

    令和3年12月9日(木曜日)木工クラフト「ミニツリーづくり」

    標茶町立中茶安別小中学校で、小学1年生~6年生の15名を対象に、木工クラフト「ミニツリーづくり」を実施しました。
    この活動は、11月に同校で開催した秋の学校林活動で木工クラフトの作品を紹介したところ、学校側から「木の材料を使ったミニツリーの制作」について相談があり、小学校の3・4時間目の授業として実現したものです。
    当日は、授業参観日ということもあり、教室が密にならないよう、1年生と3年生~6年生で教室を分け、当センターが制作指導を行いました。
    保護者の方々が見守る中、子どもたちは、マツボックリやドングリ、木の枝等の森林の恵みを自在に組み合わせて、「ミニツリー」や「森林のいきもの」等、素晴らしい作品を生み出し、また、親子で作品づくりに取り組む姿もあり、教室は、笑顔あふれる和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
    限られた時間での活動でしたが、皆、次々とアイデアが湧き出すのか、手を止めることなく作品づくりに取り組む子どもたちの姿を目の当たりにし、発想力の豊かさにただただ感服するばかりでした。
    授業を参観していた保護者からは、「ネットで木工クラフトの動画などを見たことがありますが、実際に作ったことが無かったので、子どもと一緒にできて良かったです。」や「子どもたちが自由な発想で取り組んでいるのが良いですね。」との声がありました。
    この活動でつくり出した作品が、各家庭での楽しいひとときを演出する一助となり、木や自然への興味を深めるきっかけになれば、大変うれしく思います。


    活動の様子(1年生) 活動の様子(3年生~6年生) 完成した作品
    完成した作品


    令和3年11月1日(月曜日)「秋」の学校林活動

    標茶町立中茶安別小中学校の校庭及び校舎内で、秋の学校林活動が開催されました。
    1時限目は、「校庭の樹木を見てみよう!」と「樹木の種のおはなし」を実施しました。
    始めに、児童生徒全員で校庭を歩きながら、学校の周りの樹木について説明を行いました。子どもたちは、樹木に実際に触れながら、観察を進めていきました。
    続いて、体育館へ移動し、樹木の種について学習を行いました。種の形状の違いや、子孫を残す木々たちの工夫について説明し、実際に樹木の種や幹の標本に触れてもらうことで、理解を深めてもらいました。
    2時限目は、小学1年生~小学4年生(A班)と、小学5年生~中学3年生(B班)の2班に分かれ、グループ別の学習を行いました。
    まず、それぞれの班で、「私たちのまわりにいる動物たち」について、学校林や国有林に設置した自動撮影カメラが捕らえた野生動物の写真を見てもらいながら、自分たちの周りにいる動物について知ってもらいました。
    続いて、A班では「もくざいのひみつ」を、B班では「木の用途、使われ方」を実施しました。パワーポイントで作成したスライド画像を見てもらいながら、木材の使われ方や効用等を説明することで、森林のことを幅広く知ってもらえたのではないかと思います。
    今回の活動を振り返り、児童生徒からは、「ドングリ拾った、見て見て!」と元気な声を掛けられたり、「知らなかったことのお話しが聞けて勉強になりました。」等の声があり、森林のことに興味を持ちながら学んでもらえたようです。また来年、春の学校林活動で子どもたちの元気な姿を見ることを楽しみにしています。


    校庭で樹木の説明を聞く様子 森林の動物について学習する様子
    (小学1年生~小学4年生)
    木の用途について学習する様子
    (小学5年生~中学3年生)


    令和3年10月29日(金曜日)釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会「第27回フィールドワークショップ」

    釧路町トリトウシ原野で、釧路湿原自然再生協議会再生普及行動計画オフィス主催の第27回フィールドワークショップ「釧路川の彼方、ひっそりとミズゴケ湿原に広がるスゲ草原への旅」が開催され、当センター職員が参加しました。
    この催しは、案内人に新庄久志氏(釧路国際ウェットセンター技術委員長・環境ファシリテーター)を迎え、ワンダグリンダプロジェクト2021参加者及び釧路湿原自然再生協議会再生普及小委員会委員を対象として、湿原に対する新たな視点や気付きを共有することを目的に実施されました。
    当日は、釧路川をカヌーで渡り、案内人の新庄氏からハンノキ林の変化に伴う土壌の変化等についてのご解説をいただきながら、ミズゴケ湿原に広がるスゲ草原への探検に向かいました。
    途中、丹頂鶴やエゾシカに出会ったり、様々な植生を観察したり等、普段立ち入ることのできない箇所を散策することによって、いくつもの湿原の表情に出会い、釧路湿原に対する新たな発見や魅力を参加者と共有することができました。


    湿原の風景 案内人の新庄氏による解説の様子

    「ワンダグリンダプロジェクト」
    釧路湿原の保全や再生に関わる活動であれば、団体、個人を問わず、参加することができ、釧路湿原の自然再生と地域・市民をつなぎ、ネットワークを広げるためのプロジェクトです。


    令和3年9月3日(金曜日)「夏」の学校林活動

    中茶安別小中学校で、夏の学校林活動が開催されました。
    今回の活動は、毎年実施している中茶安別小中学校林のるんるんフォレストで、ヒグマが出たことに伴い、学校内での実施となりました。
    まず始めに、食物連鎖について学びました。
    食物連鎖についての学習をする上で、楽しみながら学習してもらうため、捕食者と被食者の関係性について意識してもらうネイチャーゲームである「コウモリとガ」を実施しました。
    児童・生徒は、コウモリ役とガ役になりきって「コウモリ!」「ガ!」と大きな声で楽しみながら学習していました。
    その後は、小学1年から小学4年生までを対象に「雨水の冒険(緑のダムについて)」と「森林クイズ(低学年Ver)」、小学5年から中学3年生までを対象に「森林の機能について(水源涵養機能)」と「森林クイズ(高学年Ver)」を2箇所に分かれて実施しました。
    それぞれパワーポイントで実施して説明を行いましたが、特に森林クイズ(次の足跡のうちヒグマの足跡はどれでしょう。等)では正解を発表する度に、児童生徒の一喜一憂する声が室内に響き渡るなど、楽しみながら学習してもらえたのではないかと思います。
    今回の学校林活動は学校内での実施となりましたが、次回の秋の学校林活動は学校林で実施できることを願っています。


    コウモリとガを実施する様子 森林クイズの様子(高学年Ver) 森林クイズの様子(低学年Ver)


    令和3年6月23日(水曜日)・28日(月曜日)根釧西部森林管理署若手職員によるOJT植樹

    釧路湿原上流域に位置する雷別地区自然再生事業地(標茶町雷別)で、根釧西部森林管理署若手職員による広葉樹の植樹を行いました。
    この取組みは、6月に当センターで計画していた植樹イベントが新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となったことから、この代替として、根釧西部森林管理署と連携し、若手職員対象のOJTとして実施したものです。
    23日は10名、28日は6名の参加があり、2日間で広葉樹の苗木160本(ミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ、カツラ各40本)の植樹とともに、植栽木を野生生物の食害から守るための保護管(ツリーシェルター)を設置してもらいました。
    両日とも、気持ちの良い青空が広がる絶好の植樹日和となり、若手職員達は、当センター職員の指導のもと、植樹や保護管の設置に熱心に取組み、心地良い汗を流していました。
    植樹の経験が無い職員もおり、使い慣れない鍬を使っての植樹は大変だったようですが、「勉強になり良い経験をさせてもらいました。」、「意外に大変で疲れました。」等の声があり、作業終了後は、皆、充実した表情を見せていました。
    今回の活動は、雷別国有林における自然再生の取組みについて、若手職員の皆さんに理解を深めてもらう良い機会となり、また、当センターにとっても、大変有意義な活動となりました。


    自然再生の取組について説明する様子 植樹の様子    保護管組立の様子
    保護管設置の様子


    令和3年5月24日(月曜日)「春」の学校林活動

    中茶安別小中学校林の「るんるんフォレスト」で、春の学校林活動が開催されました。
    昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染症対策のため、全員マスクを着用し、活動を実施しました。
    まず始めに標茶町森林組合が「植樹」、当センターが植栽木を野生生物(エゾシカ・ユキウサギ等)の食害から保護するため「保護管(ツリーシェルター)の被覆」について説明した後、3班に分かれて植樹、保護管の被覆を行いました。
    児童・生徒は各々にスコップと苗木を持ち「ミズナラ」「エゾヤマザクラ」「カラマツ」の3種・合計100本を慣れた手つきで植栽している頼もしい姿を見ることできました。また、保護管の被覆については、上級生が下級生に被覆方法等を上手に教えて、綺麗に保護管の被覆まで終わらせることが出来ました。
    当日は、マスクをしていることもあり、少し息苦しい中での活動になりましたが、元気いっぱいの生徒達の活躍により無事に活動を終えることが出来ました。今回の活動で植樹した苗木が立派に成長し、中茶安別小中学校の伝統がこれからも続いていくことを願っています。


    植樹の様子    保護管を被覆する様子



    令和2年度

    令和2年11月2日(月曜日)「秋」の学校林活動

    中茶安別小中学校の学校林「るんるんフォレスト」で、秋の学校林活動が開催され、当センターは同校と連携して、新型コロナウイルス感染症の対策を施し活動を支援しました。
    先ず始めに、当センター職員から、活動に当たっての注意事項等を説明した後、2班に分かれて「GPSって、何だろう?」に取組みました。
    この取組みでは、GPSの理解を深めてもらうためのクイズや国有林・農業・酪農でも活用されていること等を説明しました。
    その後「森林のお宝探し」と題して、GPSの軌跡機能を利用して、学校林の遊歩道周辺に隠した「お宝」を探してもらいました。
    子どもたちは飲込みがとても早く、すぐにGPSを駆使してお宝を発見していました。
    次の「下枝切りとは?」では、森林整備作業のサイクルの中で、枝落としの重要性を説明する等、理解を深めた後、子どもたちは2班に分かれ、一人ひとり手鋸を持ち、学校林に植栽されているカラマツの下枝切りを行いました。
    昨年の秋の学校林活動で、下枝切りの経験がある「鋸マスター」の上級生が、下級生を上手に指導しており、頼もしい光景も見ることができました。
    当日は、時折、小雨が降る天候でしたが、子どもたちや先生の下枝切りの姿に、心が晴れ晴れする「秋の学校林活動」となりました。


    GPSクイズの様子 GPSの使用方法を聞く様子 「お宝探し」の様子
    下枝切りの様子


    令和2年10月21~23日(水曜日~金曜日)若手職員のスキルアップに向けたワークショップ

    この取組みは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、北海道森林管理局管内の若手職員が、年度当初からOJTの機会を得ることができなかったことから、若手職員のスキルアップを目的として行われたもので、管内4箇所のふれあいセンターが、それぞれテーマを設定し実施しました。
    当センターは「自然再生推進法に基づく取組み-立枯被害跡地での森林再生-」をテーマとして参加者を募集したところ、局・署から11名の参加がありました。
    第1日目の21日(水曜日)は、ワークショップの概要と当センターの活動内容等を説明し、開催趣旨の理解を深めてもらいました。
    第2日目の22日(木曜日)は、雷別国有林(標茶町雷別)で、ミズナラ・ヤチダモ・ハルニレ・カツラ、それぞれ50本の植樹と併せて、植栽木を野生生物の食害から保護するため、保護管(ツリーシェルター)で被覆しました。
    当日は、植栽する苗木と被覆する保護管が200本・組で、今までの行事より多い数となりましたが、参加した若手職員の見事な鍬捌きにより、植樹と保護管の被覆は無事、終了しました。
    最終日の23日(金曜日)は、あいにくの雨模様でしたが、細岡展望台(釧路町達古武)を訪れ、釧路湿原と国有林を眺望しました。
    その後、ふれあいセンターに戻り、昨日体験した「広葉樹の森林づくり」(森林再生)について、現状と課題・解決手法を3班にわかれて検討し、発表と講評を行いました。
    この3日間で寄せられた、若手職員からの質問や意見は新鮮なものばかりで、非常に勉強になりました。
    なお、当センターでは、検討された意見を踏まえて、次年度の自然再生や森林ふれあいの行事に活用できないか、検討を進めています。


    当センターの活動内容を聞く様子 植樹指導を聞く様子 保護管被覆の様子
    発表の様子


    令和2年8月27日(木曜日)「夏」の学校林活動

    中茶安別小中学校の学校林「るんるんフォレスト」で夏の学校林活動が開催され、当センターは同校と連携して、新型コロナウイルス感染症と熱中症の対策を施し活動を支援しました。
    まず始めに、当センターから活動に当たっての注意事項を説明し、3班で「ペットボトルでツリーシェルターを作ろう!」を行いました。
    これは昨年の5月に、学校林の伐採跡地に植樹した広葉樹が、見当たらなくなったことから、原因と対策を考えるために取組んだもので、ここにどのような野生生物が来ているか、また、ほ乳類による森林被害の特徴を説明しました。
    その後、ペットボトルでツリーシェルターを作り被覆したところ、上級生は下級生のお世話をする等、微笑ましい光景も見られました。
    「ドローンってなんだろう?」では、ドローン(小型無人航空機)を国有林ではどのように活用しているか、また、酪農でも活用されていること等を説明した後、クイズを行い知識を深めました。最後は、ドローンを飛行させ上空からの撮影を行ったところ、学校林をバックにとても良い集合写真となりました。
    この体験を機に、ドローンの活用に興味を持ち、将来、ドローン活用のマスターが誕生してくれるといいなと思いました。
    残暑の中での活動となりましたが、「春の活動」が、新型コロナウイルス感染症のため中止となったこともあり、終始、子どもたちは楽しそうに取組んでいました。
    また、当日は北海道教育大学釧路校の学生2名が見学に訪れ、子どもたちと一緒にツリーシェルターの被覆等を行う等、普段と違う活動となりました。


    エゾシカ被害の説明を聞く様子 ペットボトルを組立てている様子 ドローンクイズの様子
       
    集合写真



    令和元年度

    令和元年11月13日(水曜日)14日(木曜日)センターサミット開催

    この催しは、北海道森林管理局の*六つのセンターが今年度は旭川に集い、それぞれの活動内容や取組状況について、意見交換や情報共有を行ったもので、1日目は各センターから活動報告があり、それぞれの取組みの特徴や実施状況等を共有しました。
    2日目は、北海道立総合研究機構「林産試験場」(旭川市西神楽)を訪れ、担当の職員の方から同試験場の概要や林産物の研究について、施設の見学と併せてご説明いただき、充実した2日間となりました。
    なお、当センター職員がスケジュールの合間に、「外国樹種見本林」(旭川市神楽)を見学したところ、森林内を移動していると突然、大きなエゾリスが現れ、私たちの近くを行き来する等、思いがけない歓迎もありました。

    *六つのセンター

       知床森林生態系保全センター、森林技術・支援センター、石狩地域森林ふれあい推進センター、常呂川森林ふれあい推進センター、駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター、釧路湿原森林ふれあい推進センター


    試験場ご担当者の説明を聞く参加者 外国樹種見本林    外国樹種見本林のエゾリス
       



    令和元年11月8日(金曜日)トドマツ天然更新技術現地検討会

    この検討会は、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所と北海道森林管理局が主催したもので、同北海道支所、民有林及び国有林の担当者が参加しました。
    先ず始めに、同北海道支所担当者から「カラマツ人工林の主伐に対応した低コスト天然更新施業・管理システムの開発」について、概要や研究成果の説明がありその後、試験地では伐採方法の違いによる稚樹の分布の差異、稚樹の成長と日射量の影響、また、稚樹の消失を防ぐ施業方法等の解説がありました。
    参加者は、積極的に質疑応答する等、トドマツ天然更新技術の活発な議論が行われました。


    北海道支所ご担当者の説明を聞く参加者 質疑応答の様子


    令和元年10月27日(日曜日)パイロットフォレスト国有林見学会

    厚岸町と標茶町に広がるパイロットフォレスト国有林で、根釧西部森林管理署と当センターが連携して見学会を開催しました。
    これは、パイロットフォレスト造成の様子を記録したDVDの視聴や造成当時に使用されていた機械を地元住民の方々への紹介と併せて、林内にそびえ立つ高さ24mの望楼は当センターがご案内し、カラマツの黄葉が広がるパイロットフォレストを眺望していただきました。
    27日(日曜日)の午前中は霧が立ちこめ、眺望は良くありませんでしたが、時折、エゾシカや野鳥の鳴き声が、真っ白な林内に響き渡り、幻想的な雰囲気を醸しだしていました。
    一方、午後からは霧が晴れて青空が広がり、雄阿寒岳・雌阿寒岳の稜線が見えるまでに天気が回復しました。
    霧で覆われたり、晴れ渡ったりと様々な顔を見せたパイロットフォレストでしたが、参加者した方々はその時々の景色に発見し、眺望を堪能していました。

    黄金色に染まるカラマツ林 
     


     

    令和元年10月25日(金曜日)「秋」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の学校林で「秋の学校林活動」が開催され、当センターはトドマツの「下枝切り」と「ヒグマに遭わないため」のレクチャーを企画しました。
    開会式では、小学生の代表から「先輩方から受継いできた学校林をこれからも守っていきたい。」との挨拶があり、その後、児童・生徒は2班に分かれ「実のなる木の冬囲い」を行い、上級生は下級生に手順を教えながら役割を分担して作業を進めていました。
    その後、当センター担当者から、木を植えると植えた木の手入れが必要であり、今日はそれらの作業から「下枝切り」を行うこと、また、鋸の使い方や実施に当たっての注意事項を説明しました。
    児童たちは3班に分かれ、一人ひとり手鋸を持ち、学校林に植栽されているトドマツの下枝切りを行いました。
    初めて、手鋸を使い下枝切りをする子どもがほとんどでしたが、作業を楽しみながら次々と下枝を切落とし、周囲は木の香りに包まれていました。
    最後は「ヒグマ」について、その生態、糞や足跡の見分け方、出遭ってしまった時の対処方法等を説明し、子どもたちに「ヒグマ」に出遭わないためには、どうしたら良いかを考えてもらいました。
    閉会式ではまとめとして、校長先生が子どもたちに「近隣では、学校林で様々な活動を行っているのは、この学校だけです。大きくなってもこのことを思出し、活動が認められて内閣総理大臣から表彰を受けたことを誇りに思って下さい。」との話しがあり、今年度の学校林活動が終了しました。


    冬囲いをする様子       下枝きりの説明を聞く様子 下枝きりをする様子


    令和元年10月24日(木曜日)「総合的な学習の時間」の授業を支援

    釧路町立富原小学校で「総合的な学習」の時間の授業を支援しました。
    これは、釧路湿原を守り保全する自然再生の活動の一環として、釧路町達古武地域で採れたミズナラのドングリについて、ポットへ播種し・苗木を育て・植樹する取組みを当センターと環境省釧路自然環境事務所、(公財)北海道環境財団が連携して実施したものです。
    当日は同校の小学4年生2クラスの児童と先生が参加し、釧路自然環境事務所の担当者からドングリの取り方と選別、植える時のタネの向きや土のかけ方等を説明しました。
    当センターは、マルチキャビティコンテナとポットで育てた苗について、根の成長や植栽後の伸長等の違いを説明しました。また、ミズナラとカシワについて、葉や殻斗の違いを説明し、それぞれの実物を手渡したところ、子どもたちは興味深そうに見て・触って、違いを確かめていました。
    その後、タネの播種となりましたが、子どもたちはドングリを植えるのを楽しみにしていたのか、颯爽と花壇へ駆出し、準備していたポットに土を入れ、作業を始めました。
    子どもたちの中には、「大きくなってね」とドングリに声を掛けながら作業を行う者もおり、この先の成長を楽しみにしている様子が見られ、今後、ドングリが芽生え・根を張り・大きく成長することを担当者一同、願っています。


    環境省担当者の説明を聞く様子    センター担当者の説明を聞く様子 ドングリを植えている様子


    令和元年10月5日(土曜日)「弟子屈町こども木育デー」の活動を支援

    この「こども木育デー」は、町内の小学生を対象に森林の仕事や木をテーマとした様々な体験を通して、「木を身近に感じる」ことを目的に弟子屈町が主催したもので、木育マイスター道東支部・てしかが自然学校、国有林(根釧西部森林管理署・当センター)が連携して実施したものです。
    当日はあいにくの小雨模様で、当初予定していた「森林のお仕事体験」は中止となりましたが、ウッドプレートづくり等、木をテーマとした様々なブースで、自由に木工クラフトを作成できる「木育ひろば」が時間を早めて開始され、当センターは「フォトフレームの飾付け」を行いました。
    子どもたちは、「木育ひろば」が始まると次々に各ブースに訪れ、グルーガンを片手にフォトフレームの組立て、ドングリ・マツボックリ・木の切れ端・アイスの棒で飾付けを行い、オリジナリティあふれるフォトフレームを作っていました。
    また、この行事でも木の切れ端とアイスの棒は大変人気があり、輪投げ遊びの道具一式を作り、それで実際に遊んでいる子どももいて、発想力の豊かさに感心させられました。
    ふりかえりでは「フォトフレームの飾付けが楽しかった。」との声もあり、子どもたちの笑顔と元気な声が響く一日となりました。


    木の輪切りからウッドプレート作り 完成した作品 フォトフレームの飾付けの様子


    令和元年9月13日(金曜日)「パイロットフォレスト国有林」の見学を支援

    京都大学、北海道大学及び琉球大学の学生が、厚岸町と標茶町に広がる「パイロットフォレスト国有林」を見学しました。
    これは京都大学と北海道大学が、北海道研究林標茶区(京都大学)及び厚岸臨海実験所(北海道大学)を拠点として、上流の森林と厚岸湖・厚岸湾、そして、これらをつなぐ別寒辺牛川を対象として、森林植生・水生生物・土壌・堆積物等に係る実習を行っており、その一環として訪れたものです。
    まず始めに研修棟で、当センターの活動内容を説明した後、パイロットフォレスト造成時の様子を記録したDVDを学生の皆さんに視聴してもらったところ、造成に係る様々な質問がありました。
    機械庫を見学した後、望楼へ移動しカラマツ造林地を眺望しました。当日は、双眼鏡をのぞいている学生から「国後島が見えた!」という声があがる程の視界良好の秋晴れで、学生の皆さんは望楼から眺望する、広大な森林の風景に感動している様子で「また、見に来たいです。」等の声もありました。


    質問をする学生の様子 機械庫を見学する学生の様子 望楼から眺望する学生の様子


    令和元年8月22日(木曜日)「夏」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の学校林「るんるんフォレスト」で、「夏の学校林活動」が開催されました。
    今回は、5月下旬に植樹した7種・500本の毎木調査と併せて、植栽木を野生生物の被害から保護することを実感してもらうため、ツリーシェルター(保護管)を被覆しました。
    まず始めに、当センターから活動内容や注意事項等を説明した後、児童は2班に分かれ役割分担をして、シラカンバやミズナラの活着や食害状況を調べるとともに、樹高を測りました。移動の際には、カミキリムシやバッタ、アリの大群等を発見し、児童からは歓声や驚きの声があがっていました。
    その後、児童と先生でツリーシェルターの組立てを行ったところ、用意したものはあっという間に組上がり、シラカンバ・ミズナラ・ナナカマド・アオダモ・カラマツに被覆しました。
    児童からは、「もう、できた!」や「もう一本、組立ててもいいですか?」等の声があり、楽しみながら取組んでいただけたようで、予定していた2時間の活動は、あっという間に過ぎ、無事、閉会となりました。


    職員の説明を聞く児童の様子 植栽木の樹高を測る児童の様子 ツリーシェルター組立ての様子


    令和元年8月6日(火曜日)「初任段階教員研修」を開催

    厚岸町と標茶町に広がるパイロットフォレスト国有林で「初任段階教員研修」が開催されました。
    この研修は、北海道教育庁釧路教育局と根室教育局が、採用3年目の教員を対象に「木育体験等」をテーマとして行ったもので、今年度は中標津町の小学校と高校に勤める3名の先生が受講しました。
    3日の研修期間のうち、初日は釧路総合振興局森林室と国有林(根釧西部森林管理署・当センター)が連携し、森林整備作業現場の見学や森林環境教育の進め方等を企画しました。
    まず始めの「森林整備作業現場の見学」では、森林整備を受注している事業者の協力を得て、高性能林業機械による伐倒・枝払い・玉切り・集材等の実演が行われ、大きなカラマツがあっという間に丸太となり搬出されていく光景に、研修生は驚きの声をあげていました。
    昼食後は、研修棟で森林管理署の担当者が、木の枝や葉・花等の森林の恵みを用いたバードコールと万華鏡の作り方を解説し、研修生からは「これ、子どもたち喜ぶね。」等の感想がありました。その後、森林整備の解説と併せて、パイロットフォレストの造成を記録したDVDを視聴しました。
    当センターは、森林の公益的機能を解説し「水源かん養機能」では、ペットボトルで作成した簡易ろ過装置で、泥水がろ過される様子を観察してもらい、豊かな森林の役割を実感いただきました。
    当日は、蒸し暑い一日となりましたが、研修生からは「こんなに広い森林が人工林と知り、びっくりした。」や「環境教育に力を入れていきたい。」等の感想がありました。


    作業現場見学の様子 研修受講中の様子
         


    令和元年5月20日(月曜日)「春」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の学校林「るんるんフォレスト」で、春の学校林活動が開催されました。
    この活動は、同校が策定した「森林環境教育年間指導計画」により、学校林で様々な自然体験学習が取組まれており、今回の活動は実のなる木の「冬囲い」の撤去と植樹が行われました。
    先ず始めに、昨年の秋の活動で設置した「冬囲い」の撤去が行われ、子ども達は慣れた手つきで、ネズミ等の食害に遭わないよう、根元に被覆したペットボトル等を外していました。
    その後、伐採跡地へ移動し、児童・生徒や先生、保護者や地域住民の方々、標茶町森林組合の担当者が参加して、植樹が行われました。
    1時間半程で、ナナカマド・ミズナラ・シラカンバ・アオダモ・トドマツ・エゾマツ・カラマツの7種・500本が植栽され、子ども達は「大きく育ちますように」と、願いを込めて植えていました。
    最後にまとめとして、当センター職員から、植栽した苗木を育てるため、これからどのような手入れが必要か説明し、春の学校林活動を終了しました。
    なお、標茶町立中茶安別小中学校は、開校間もない昭和6年から現在まで、植樹活動の取組みと併せて、緑の少年団活動等を通じて、各種催しに参加する等、積極的に外部との交流を行っており、これまでの緑化推進の功労と森林環境教育の実践が認められ、この度、平成31年「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞しました。


    冬囲いを外している様子    植樹指導を聞いている様子       植樹の様子
           


    平成30年度

    平成30年10月28日(日曜日)パイロットフォレスト国有林の見学会

    この催しは10月28日(日曜日)と29日(月曜日)の2日間、根釧西部森林管理署が、厚岸町と標茶町に広がるパイロットフォレストについて、造成当時、造林作業で使用していた機械やその映像等を地域住民の皆様へ紹介するとともに、普段は立入ることができない望楼から、黄葉のカラマツ林を眺望していただくため開催したものです。
    当センターは28日に、「高さ24mに位置する望楼の展望室は、カラマツの樹高より高い所にあるため、この時期は黄葉が360°のパノラマで見られます。また、天候が良ければ、雄阿寒岳や雌阿寒岳、国後島も遠望できます。」等と、望楼での解説を担当しました。
    当日は秋晴れの一日で、15名程度の参加があり、地域住民の皆様に黄金色に染まったカラマツ林やパイロットフォレストの歴史を堪能いただきました。

     360°見渡せる望楼   解説を聞く見学者の様子    黄金色に染まるカラマツ林
       


    平成30年10月25日(木曜日)「秋」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の学校林「るんるんフォレスト」で、「秋」の学校林活動」が開催されました。
    今回は、来春の学校林の植樹に当たり「子ども達が、森林の将来像をイメージしながら、植栽する樹種を検討したいので、春の学習内容を深める内容でお願いします。」と、担当の先生からお話しがあり、樹木の特徴や適応性等をテーマとして、学校林活動を支援しました。
    先ず始めに冬囲いが行われ、子ども達は慣れた手つきで「実のなる木」を積雪から守るための竹囲いとネズミ等の野生生物による食害に遭わないよう、根元をペットボトルで被覆していました。
    その後、植栽箇所へ移動し、当センター職員から、イヌエンジュ・エゾヤマザクラ・オニグルミ等、17種類の樹木について「花・実・紅葉が美しい」や「香りが良い」等の特徴また、「人工林で必要な作業」、「木と植える場所の相性」や「森のいきもの」等も解説しました。
    最後に各班の代表から、「春の花・秋の実等、四季を楽しめる森林」や「食べ物や薬になる森林」等、植栽したい樹種の発表があり、来春の植樹に向けて、児童・生徒の検討が続きます。

    検討 の様子 発表の様子


    平成30年9月5日(水曜日)「パイロットフォレスト」見学を支援

    京都大学及び北海道大学の学生が、「パイロットフォレスト」を見学しました。
    これは京都大学と北海道大学が、北海道研究林標茶区(京都大学)及び厚岸臨海実験所(北海道大学)を拠点として、上流の森林と厚岸湖・厚岸湾、そして、これらをつなぐ別寒辺牛川を対象として、森林植生・水生生物・土壌・堆積物等に係る実習を行っており、その一環として「パイロットフォレスト」を訪れたものです。
    当日は、当センターの活動を紹介するとともに、「パイロットフォレスト」造成時の様子を記録したDVDの視聴や当時使用していた機械を見学しました。その後、望楼へ移動し、造成から60年を経たカラマツ林を眺望しました。
    当日は時折、雨が降る悪天でしたが、学生からは「見渡す限りのカラマツ林が、雄大でした。」や「望楼からカラマツ林を見ることができて、感動しました。天気の良い時にまた、見に来たい。」等の感想がありました。

    DVDを視聴する様子 望楼からの眺望の様子


    平成30年8月23日(木曜日)「夏」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の「るんるんフォレスト(学校林)」で、「夏の学校林活動」が開催され、根釧西部森林管理署と当センターが連携して活動を支援しました。
    今回の活動は、森林が野生生物の生息場所となっていることを知ってもらうこと、また、自分や地域と自然・森林とのつながりを考えてもらうことをテーマとして、虫や生き物を探すフィールドワークを行いました。
    まず始めに、森林管理署の担当者が、ゲームの仕方や虫の探し方を説明し、その後、小学1~6年生と先生が3班に分かれ、虫探しがスタートしました。
    各班は、「るんるんフォレスト」の遊歩道や笹地・水辺等で、虫や生き物を探すとともに、見つけたものを記録し、「見つけた場所ビンゴカード」で何列ビンゴできるか、競っていました。
    当日は、蒸し暑い天候となりましたが、向秋の「るんるんフォレスト」に、児童と先生の歓声等が響いていました。

    署担当者による説明の様子 土の中の生き物を探す児童 見つけた生き物を記録する様子


    平成30年8月1日(水曜日)釧路総合振興局森林室と国有林が連携して「初任段階教員研修」を開催

    この「初任段階教員研修」は、北海道教育庁釧路教育局及び根室教育局が、採用3年目の教員を対象とする研修を森林室と国有林が支援したもので、同教育局管内の小学校、中学校、高等学校、養護学校に勤める6名の先生が参加し、3日間のカリキュラムのうち、根釧西部森林管理署と当センターが森林作業見学や木育体験等を担当しました。
    先ず始めに「森林作業見学」では、現在パイロットフォレストで、素材生産を実施している林業事業体の協力を得て、高性能林業機械により伐倒・玉切り等のデモンストレーションが行われ、大きな木があっという間に倒れ、丸太になっていく工程に、研修生から驚きの声が上がっていました。
    その後、研修棟へ移動し自己紹介を交えたアイスブレイクを行うとともに、森林管理署担当者の解説を交えて、パイロットフォレスト造成時の様子を記録したDVDの視聴や望楼見学等を行いました。
    当センターは、森林環境教育等の取組みの紹介、タネ、樹木と葉、動物について解説するとともに、ロケット・ラワンづくり等を通じていろいろなタネの飛び方や運ばれ方を実感していただきました。
    当日は猛暑の中、また、慣れない森林での木育体験となりましたが、研修会は無事終了し研修生の皆さんはパイロットフォレストを後にしました。
    研修生の皆様におかれましては、3日間の研修を通じて、森林環境教育や木育に取組むきっかけとしていただければと考えています。

    森林整備作業現場の見学の様子 アイスブレイクの様子 タネの解説の様子


    平成30年7月21日(土曜日)北海道と国有林が連携して「木育交流会in弟子屈」を開催

    この「木育交流会in弟子屈」は、「北海道・木育フェスタ2018」の取組みの一環で、子どもたちが森と木にふれあう機会を通じて交流や連携を深め、「人と森林との関わりを主体的に考えられる豊かな心」を育むことを目的に行われ、「なかしべつ冒険クラブ」と「てしかが自然学校」が参加しました。
    第1日目の21日(土曜日)は、根釧西部森林管理署と当センターが、木の名札づくり、パイロットフォレストと素材生産現場の見学を担当しました。
    当センターが担当した「木の名札づくり」では、初めて会うお友達の名前がわかるように、カラマツ、イヌエンジュ、シラカンバ、ハシドイ、バッコヤナギ、ミズナラの輪切りから好きなものを選び、名前やイラストを描きました。
    子どもたちは、木口の色や年輪を眺め、どれにしようかと悩んでいましたが、シラカンバの人気が高かったようです。
    「パイロットフォレストの見学」では、先ず始めに、森林管理署担当者の解説で、造成時の様子を納めたビデオを視聴し、その後、当時使用していた機械を見ました。
    また、望楼でカラマツ造林地を眺望した後は、作成したバードコールで、鳥が鳴くか試していました。
    最後の「素材生産箇所の見学」では、子どもたちは、カラマツ伐倒のデモンストレーションやアタッチメントの説明の際、高性能林業機械に興味津々で、機械を間近で見ようと近づいていました。
    当日は蒸し暑い一日でしたが、子どもたちは、元気一杯でパイロットフォレストを駆回り、第一日目のイベントも無事終了し、弟子屈へ戻って行きました。
    子どもたちからは、「木がどれだけ大切か、わかった。」や「木の勉強も意外といい。」等の感想がありました。

    名札づくりの様子    望楼での集合写真 森林整備作業現場の見学の様子


    「北海道・木育フェスタ2018」
    北海道、北海道森林管理局、公益社団法人 北海道森と緑の会が、平成24年度から関係市町村等と連携しながら、道民参加による協働の森づくりを進めるため、広く道民や企業に森林づくりや木づかい運動の参加・協力を呼びかけて、「森林づくり」や「木づかい」の一連のイベントを「北海道・木育フェスタ」として、一体的に開催しています。今年度は、「緑の募金」の出発式を皮切りとして、「木育ひろばinチ・カ・ホ」、「青少年交流事業」、「道民森づくりネットワークの集い」、「北海道植樹祭」が一体的に行われ、5月13日(日曜日)には、これらの開会式と「緑の募金」出発式が、北海道庁赤れんが庁舎2階で開催されました。

    平成30年6月20日(水曜日)標茶町立沼幌小学校の「樹木観察」の授業を支援

    この「樹木観察」の授業は、沼幌小学校の3・4年生が、総合的な学習の時間で、「沼幌の自然・環境」の学習が進められており、今回はその一環として、「学校周辺の樹木観察」のフィールドワークが行われたものです。
    当日は、児童5名(3年生2名・4年生3名)が参加し、当センターの職員が、小学校周辺のミズナラやヤチダモ、カラマツ等の樹木の特徴を解説しました。
    また、この「沼幌の自然・環境」の授業では、地域の再発見に活かすため、子どもたちがそれぞれ、テーマを設定しているとのことで、ユキムシやキツツキ、ドングリ等について、話題提供しました。
    子どもたちは、葉を触ってみたり、臭いを嗅いでみたりしながら、樹木の特徴等をつかんでいました。

    解説を聞きメモを取る児童の様子 葉を触り感触を確かめる児童の様子



    平成30年5月26日(土曜日)「春採湖の会」の活動を支援

    「春採湖の会」(角田会長)は、春採湖とその周辺の保全活動に取組んでいる団体で、平成13年度からは、当会と約20の市民団体が、春採湖の南岸の森林づくりを行っています。
    最近、春採湖畔にエゾシカが現れるようになり、植栽したばかりの幼木が食害にあい、当センターへ被害対策の相談があったことから、この度の活動支援となったものです。
    当日は、会員15名程の参加があり、ヤチダモ・ミズナラ・エゾヤマザクラを植栽するとともに、ツリーシェルータを設置しました。

    説明を聞く会員の様子 設置の様子



    平成30年5月21日(月曜日)「春」の学校林活動を支援

    標茶町立中茶安別小中学校の「るんるんフォレスト」(学校林)で、春の学校林活動が開催されました。
    この学校林活動は、中茶安別小中学校の「森林環境教育年間指導計画」により取組まれており、学校林等を活用して、様々な自然体験学習が実施されています。
    今回の春の活動は、昨年秋の活動で設置した実のなる木の「冬囲い」の撤去と学校林の「木について知ろう」のプログラムで、当センターは樹木観察の活動を支援しました。
    「木について知ろう」は、昨年の冬に学校林の一部が伐採され、平成31年の春に植樹が予定されていることから、児童・生徒が、その跡地に何を植栽して、どのような学校林を目指すのかを検討する、基礎学習として行われたものです。
    樹木の観察では、小学生と中学生の2班に分かれ、学校林の散策路を歩きながら、当センター職員が花の咲く木や実のなる木等の特徴を解説しました。
    最後にまとめとして、各学年の代表から、植栽したい木の発表がありましたが、来春の植樹に向けて児童・生徒の検討が進められます。

    センター職員による解説の様子 学年代表による発表の様子
       


    以前の取組み

    以前の取組みの様子は、こちらの年報をご覧下さい。

    お問合せ先

    釧路湿原森林ふれあい推進センター
    〒085-0825 釧路市千歳町6番11号
    Tel:0154-44-0533