第4回「森林づくり塾2025」を開催
9月28日(日曜日)、第4回「森林づくり塾」として駒ヶ岳登山を実施しました。前回の「森林づくり塾」と同様、渡島総合振興局の「森への誘い講座」との共同開催であったことから、双方の塾生など合わせて27名が参加しました。
当日は、雲一つない、まさに秋晴れで澄み渡った駒ヶ岳の様子が行きのバスからもくっきりと見え、絶好の登山日和となりました。
まずは、山麓の治山工事を見学、渡島森林管理署の署長や治山担当の職員から駒ヶ岳の歴史をはじめ噴火・火山活動などに対して多くの労力と経費を投じて復旧・防災対策を行ってきたこと、それはとりもなおさず地域住民の生命や財産を守り、森林の維持造成を通じて水源を蓄え、生活環境を守る基盤づくりにつながっていることの説明がありました。
実際に施工されたダムの周囲が森林に蘇っている様子が見られたことで、治山事業の重要さを体感できました。
その後、メインの登山に移りました。駒ヶ岳は6合目広場から登山を行うことができ、「馬の背」と呼ばれる終点まではおよそ2kmのコースですが、塾生は自分の体力とも相談しながら無理のないペースで歩きました。
カラマツ林の下に見えるシラタマノキやヤマハハコなどが行く者の目を楽しませ、眼下には大沼・小沼、遠くには函館山も見える遠望を楽しみました。

治山ダムの説明を真剣に聞く塾生

道中は長いため途中で一休み

私たちはここでお昼休みね

全員で記念写真を撮りました
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897