吉野山国有林で森林植生観察会を開催~地域とともに続ける「多様性のある森林づくり」~
5月16日(土曜日)、七飯町大沼にある吉野山国有林において、森林植生観察会を開催し、森づくり協議会のメンバーや一般参加の方など、合わせて23名が参加しました。この観察会は、かつて賑わいを見せていた吉野山スキー場が閉鎖されたあとに「多様性のある森林への再生」として、地域の皆さまと水質保全や景観の維持、野生動植物の保全などの取り組みを進めてきており、同時に、森の変化を知るために下層植生の確認や記録をしてきたもので、10年以上にわたり継続されているものです。
開催にあたって、この観察会の講師で、長年この取組みに携わっていただいた北海道アウトドアガイド(自然)である木村マサ子氏の功績を称え、北海道森林管理局長から「国民の森林づくり感謝状」が贈呈され、森林ふれあい推進センターの大門所長から感謝状の伝達表彰がされました。
司会から資料説明と注意事項の周知のあと、木村氏を先頭に観察会を始めました。早春の吉野山ではオオバナノミミナグサやクサノオウ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマンなどが道端に花を咲かせ、確認された花の特徴や由来などの説明がされるとともに、参加者からも多くの質問が出されるなど、終始和やかな雰囲気の中で観察会が進められました。
また、当日は日本野鳥の会(道南桧山)の会員の方にもお越しになっていただき、鳥の鳴き声や姿などの説明もあり、休憩時にはシマエナガも観察でき、参加者への嬉しいサプライズとなりました。
今回初めて参加した方からは、「このような活動に参加させてもらい大変勉強になった」「身近にある山の観察ができて良かった」「次回の観察会が今から楽しみです」など、おおむね好評の感想をいただき、観察会は盛況のうちに終了しました。

木村氏への伝達表彰のあと、感謝状を手に参加者と記念写真

観察会のようす


オオバナノミミナグサ(左)とクサノオウ(右)

観察された植物を参加者全員で再確認
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897




