吉野山植生調査を実施
令和7年5月21日(水曜日)、自然再生モデル事業地である吉野山国有林で、植生調査を実施しました。自然再生モデル事業は、七飯町大沼にある吉野山国有林において、水質や景観、野生動植物の保全など、地域からの要請に配慮した「多様性のある森林への再生」を目的として、ボランティア団体をはじめとした協議会のメンバーなどを中心に森林整備を進めてきた取組で、今年で11年目を迎えます。
今回の植生調査は、3月に開催した協議会総会で出された意見を踏まえて、これまでの取組の成果を報告書としてとりまとめるため、今年第1回目の調査を行ったところです。
当日は、北海道アウトドアガイド(自然)の木村マサ子氏を講師に、当センター職員及び協議会メンバーの精鋭7名で調査を行いました。
調査は、ウグイス、シジュウカラなど野鳥のさえずりを聴きながら、コンロンソウ、ムラサキケマン、ルイヨウショウマ、チゴユリなどの開花状況や、確認されている樹木や野草のチェックを全員で行いました。

コンロンソウ

ムラサキケマン

ルイヨウショウマ

チゴユリ
お問合せ先
駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター
ダイヤルイン:0138-86-6897