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北海道森林管理局

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    放課後児童クラブで森林教室を開催

    紙芝居、タネの模型、木工作を実施

    6月24日(土曜日)の午後から、函館市末広町の放課後児童クラブで森林教室を開催しました。

    当日は小学生16名が参加し、紙芝居「森林からのおくりもの」といつも遊んでいる神社の敷地にある木やタネの話とタネの模型作り、輪切り板や木の実と小枝などを使った「木工作」を行いました。

    紙芝居では、森林の役割として木が暖房に使われたり、空気の浄化や自然のダムとしての働きなどを説明、身の回りで「どんな物に木が使われているか」というクイズに「家」「机」「イス」「タンス」「鉛筆」「本」など次々に答え、回りに多くの木が使われていることに、感心していました。

    神社にある木やタネの話では、タネがいろんな方法で移動することの説明を聞いたあと、実際に飛ぶタネの模型を作りどのように飛ぶか実験です。まずラワンのタネの模型を作ってみて「簡単!」と楽しそうに、上に放り投げて飛ぶ様子を見て楽しんでいました。

    次にアルソミトラ・マクロカルパという熱帯アジア産のタネの写真を紙に印刷したものを、ハサミでくりぬきおもりのクリップを付けて飛ばしてみましたが、「飛ばないよう」となかなかスムーズにはいかず、クリップのおもりをずらしたり、折り目を付けたりといろいろ工夫して、「こうやれば良いんだよ」と飛ばしていました。また、「大きさは?」「本物はどんなふうに飛ぶの?」など、飛ばすことより本物のタネについて、興味津々で聞いてくる児童もいました。

    「木工作」では、侍や家来、6本足の動物、基地などを、それぞれ独創的な発想で作っていました。
    また、「輪切り板を四角く切って」「短く切って」「この木斜めに切って」「輪切り板を半分に」など、いろんな注文にできるだけ応えましたが、一部お断りもしながら、講師が汗をかく木工作となりました。

    今回は、屋内での開催でしたが、森林の役割やいろんなタネの移動の方法について興味を、木の葉、実、タネ、枝などに親しみを持ってもらうことができ、有意義な時間を過ごせたのではと思います。

    紙芝居でクイズに答える児童
    紙芝居でクイズに答える児童

    タネの模型をハサミで作成
    タネの模型をハサミでくりぬいている様子

    「木工作」でどれを使おうか、材料探し
    「木工作」でどれを使おうか、材料探し

    作品名:侍と家来!
    作品名:侍と家来!

    どんどん出来上がっていきます
    どんどん出来上がっていきます

    子供たちも先生!も楽しそうです
    子供たちも先生!も楽しそうです

    お問合せ先

    駒ヶ岳・大沼森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0138-86-6897