2013年6月
2013年6月30日(日曜日) 晴れ 
摩周湖~キンムトー林道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔
摩周湖

 湖面の風が強めの摩周湖。白い波が見えました。 無風の時もきれいですが、摩周湖の青さがわかるのはこういう状態の時ですね。

 釧路方面に海霧らしいものが見えました。 この霧が摩周湖にも届くというのですから不思議です。
 【ポイント1】

【ポイント2】
摩周岳までの歩道をふさぐようにしているポイントが2ヶ所あり、 姿勢を低くしないと通れないようになっています。冬の雪の重みででしょうか、 傾きは去年より増したと思います。
 ゴゼンタチバナ(花言葉:移り気)
硫黄山
 硫黄山には立入禁止柵が設置されており、柵から山側は立入禁止区域としています。
 落石や蒸気の噴気など、危険な箇所が多くあるため立入禁止柵を越えて立入らないようお願いします。
屈斜路湖畔林道  またキツネを見ましたが、あれだけの食害があったにもかかわらず鹿の姿を全く見ません。 鹿はどこに行ったのでしょう?
農場前湖畔
 屈斜路湖の湖岸縁国有林では、 植生回復・保護を目的に車両による乗り入れを禁止していますが、 先日打ち込んできた杭が抜かれていたため、もう一本杭を追加し打ち込んできました。
この箇所は毎回打っては抜かれ、イタチごっこのようになっています。 立入り禁止としている目的をご理解のうえ、屈斜路湖を利用するマナーの遵守をお願いいたします。
2013年6月29日(土曜日) 晴れ 
摩周湖~キンムトー林道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔
摩周湖

 今日の摩周湖も無風により、ミラー摩周湖です。 摩周岳が映って、とてもきれいです。
 ミヤマバイケイソウ(花言葉:勝利への誓い、率直、あの方が気がかり)
バイケイソウとミヤマバイケイソウに分類され、バイケイソウは花が白く、花付が粗い。 ミヤマバイケイソウは花の緑が濃く、花付が蜜だと云う。 これは緑が強いのでミヤマバイケイソウとと判断。 この和名は、花がウメ、葉がケイランに似ていることから。
 ハクサンチドリ(花言葉:素晴らしい、陽気、間違い、誤解)
 チシマフウロ(花言葉:親切変わらぬ信頼)
 四つ葉のクローバー(花言葉:「Be mine.」私のものになってください) ずいぶん積極的な花言葉ですね。
よく見かける三つ葉のクローバーの稀な変異体が四葉のクローバー。 見つけると、幸運が訪れるという伝説がある。
小葉は、それぞれ希望・誠実・愛情・幸運を意味しているのだそうです。
神の山神の湖という意味を持つ摩周湖、摩周岳で見つけるとより効果があるかもしれません。 が、ここは自然保護区域、植物採取はいけません。
 アカイロマルノミハムシ(甲虫目 カブトムシ亜目 ハムシ科 ノミハムシ亜科) 上翅は赤色、頭部・胸部は暗赤色のハムシ。 アザミ類の葉を食べる。 カメラのケースに不時着しました。
キンムトー林道
 先週も見かけたエゾライチョウがいました。
 林道出口付近でゴミを拾いました。
マナーを守ってほしいと思います。
屈斜路湖畔林道
 先週、やっとこの林道でキツネを見かけましたが、子ギツネは今年に入って初めて見ました。
子ギツネは親の言いつけでしょうか、同じ場所から離れないように気を付けているみたいです。 なのでこんなふうに道の真ん中にいることが多く、危険です。
林道ではゆっくりと走行をお願いしています。
2013年6月23日(日曜日) 晴れ 
摩周湖~キンムトー林道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔
摩周湖
 今日もきれいに見えた摩周湖がお出迎え。 風が心地いい登山日和な一日でした。
 ギョウジャニンニク
歩道にあるこのギョウジャニンニクは成長があるところまで達すると 止まってしまう不思議なギョウジャニンニクです。不老不死の力があるのかも…。
 カラマツソウ(花言葉:献身・大胆)
キンムトー林道

遠くからの撮影で目立ちませんが、 エゾライチョウと小さな生れたての赤ちゃん鳥が 10羽近く一緒に逃げていきました。

左は、エゾライチョウをズームアップした写真です。
硫黄山

よく晴れた日は、太陽の光が反射して、とってもまぶしい硫黄山の白い砂地です。
屈斜路湖畔林道


ここ最近の林道のパトロールで気になったことの一つが、鹿にもキツネにも会わないということでした。 ようやく今年初めてキツネに会いました。
湖に魚も多かったことから、食事に来ていたようです。 それにしても痩せたキツネが多く、子ギツネにはまだ会っていません。
動物の変化は森の変化につながるので気になるところです。
2013年6月22日(土曜日) 晴れ 
摩周湖~キンムトー林道~農場前湖畔~硫黄山~屈斜路湖畔林道
摩周湖
 キレイな「ミラー摩周湖」。裏摩周湖側には少し雲海が残っています。
 ヤマガラシ(花言葉:なし)
 ツマトリソウ(花言葉:純真)
名前の由来は「妻と理想」ではなく、花冠の先端(ツマ)が淡い赤で縁取られることから。 登山歩道には端が赤い物も見られます。
 マイヅルソウ(花言葉:清純な乙女の面影)
 ズダヤクシュ(花言葉:なし)
名前にヤクとあるように、昔は喘息の薬として使われたのだとか。
 エゾヘビイチゴ(花言葉:先見の明、清浄、無邪気)
 フデリンドウ(花言葉:真実の愛)
 セミが鳴いています。
 文字が薄くなっていた看板(修繕前) (修繕中)
 文字が薄くなっていたので、こちらの看板の塗りなおし作業を行ってきました。
農場前湖畔
 釣りのシーズンが盛りになると、この場所の杭を引っこ抜いて侵入されるので、 今回はもう2本打ち込んできました。 杭の意味が分からない人がいるのが不思議でなりません。
硫黄山
 許可証を持った卵売りのおばあさん。 体調があまり良くないらしく、一週間に1回しか今は来ていないようです。 根強いファンがいる温泉卵です。
屈斜路湖畔林道
 クリンソウ(花言葉:物覚えの良さ)
2013年6月15日(土曜日) 雨 
摩周湖~キンムトー林道~農場前湖畔~硫黄山~屈斜路湖畔林道
摩周湖
 雨だったので、霧で見えないと思われがちですが、こんなふうに霧が晴れる瞬間に出合えることがあります。 霧が晴れる瞬間に立ち会えると「良縁に恵まれる」という言い伝えがあります。 最近では晴れる瞬間に願い事をすると叶うと言われています。 先週「晴れて~!」と願ったら叶ったと言っていた登山者もいました。
農場前湖畔
 打ち込んだ杭が意図的に外され、車が浸入した形跡がありました。 せっかく緑が生えて来たのに残念です。 木杭でもっと厳重にするしかないようです。
硫黄山
 硫黄山の風景
 シロイソツツジ (花言葉:初恋) もともとエゾツツジと呼ぶべきところを、訛ってイソツツジと呼ばれたのが そのまま定着してしまった。 なので、磯とはまったく関係ないのがこの花の面白い由来です。 花が見頃になっています。
屈斜路湖畔林道
 コンロンソウ (花言葉:不明)
2013年6月9日(日曜日) 晴れ
摩周岳の歩道~キンムトー林道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔
摩周湖

風がないときにしか見られない、「ミラー摩周湖」です。 湖面が鏡のようになっています。
 エゾエンゴサク
花言葉:妖精たちの秘密の舞踏会 ドラマをきっかけに有名になった花です。
 山桜 山桜がまだ少し残っている様子
山桜がまだ少し残って、登山客の目を楽しませていました。 鶯の声も響いてよく聞こえます。まだ練習中の鶯と、お手本の鶯の掛け合いも楽しめます。
屈斜路湖畔林道
 地図と照らし合わせながら走行して、食害のひどいところを確認しながら巡視してきました。 この冬に鹿がここに集まっていたという話は聞いていましたが、これほどまでとは思いませんでした。 寒さが厳しく雪が多かったからだと思われます。
 木の皮をぐるりと食べられた木は枯れ、数年内に倒木として林道をふさぐことが予測できます。 林道沿いにも多かったので、今後も注意して観察していこうと思います。



特にこの界隈が鹿による食害がひどく、熊笹も一番よく食べられた形跡がある場所だと思います。
2013年6月8日(土曜日) 曇りのち晴れ
摩周岳登山道~キンムトー林道~農場前湖畔~硫黄山~屈斜路湖畔林道
摩周湖
 霧のかかる摩周湖。 桜の花がまだ残っていました。
 ウソという鳥が出迎えてくれました。 とてもきれいな声で鳴くきれいな鳥です。
キンムトー林道  ずいぶんとたくさんの松ぼっくりが林道に落ちていました。 風の強い日が多かった弟子屈です。その影響でしょうか。
折れた枝が別の枝に引っかかっていましたが危険なので取り除いてきました。
 キンムトー林道を通行される方へ 大木がこのように倒れて、通り抜けできない状態です。 無理に通行しようとされないようにしてください。 手前にピンクテープで立入を禁止しています。
 タチツボスミレ 花言葉:つつましい幸せ スミレの仲間は変種を含めれば50種~70種あるので見分けるのが専門家でも大変なのだそうです。
 静かなキンムトーです。 ここはクマと出会う確率の高いところなので鈴やクマスプレーを持っていくことをお勧めしています。
 キンムトーへ降りる歩道に倒木がありました。 処理するまでの間、足下に十分注意して下さい。
 山並みにはまだところどころに雪が目立ちます。
硫黄山
 硫黄山の蒸気噴出の様子。 立入禁止柵付近にも蒸気が噴出している箇所があるため、噴気口に十分注意して下さい。
屈斜路湖畔林道
 風で吹き飛ばされてしまっていた看板を付け直しました。
水がとてもきれいな屈斜路湖です。 この美しさを守るために、マナーを守って釣りなどを楽しんでほしいと思います。
 テープが散らかっている様子。 小枝が散らばっている様子。
 倒木が散らばっている様子。
一冬越えると、このようにテープが散らばっていたり、小枝や倒木が非常に多いです。 この冬は雪も多く風も強かったことから、ある程度の倒木を予想していましたが、予想以上でした。 走行される方は、くれぐれも気を付けて走行してください。
摩周湖
 午前中は霧がかかっていたので、再度やってきました。 今日からはこの場所で摩周湖を定点観測をしていきます。 季節の変化で違った表情を見せる摩周湖をお楽しみください。
|