2010年9月
2010年9月26日(日曜日)天気雨のち晴れ
ひと雨ごとに深まる秋
巡視先 摩周岳登山道~屈斜路湖畔林道~池の湯~硫黄山~キンムトー~摩周岳登山道
摩周岳登山道

朝から青空が見えているのに、大粒の雨が降っていました。 摩周岳登山道へ着くと、気温7度で冷たい強風と霧雨でした。 いつもは穏やかな摩周湖も、波立っていました。

摩周湖撮影後、駐車場へ戻ると、摩周湖だけ雨雲で、市街地は天気が良いことがハッキリわかりました。
屈斜路湖畔林道

林道は昨晩の風雨により、枝やツルがたくさん落ちていました。 秋も深まり、マイタケが出迎えてくれました。

雨が降った後は、路肩が崩れやすくなっていたり、大きな水溜まりができたりしますので 注意して走行してください。※水抜き作業写真
硫黄山

連日の寒さで、硫黄山の近くにある山裾が紅葉し始めました。 ここでも突然の雨に見舞われました。※紅葉の写真
雨が降るとロープが縮み、切れやすくなるようなのです。 寄りかかったりすると危ないので注意してください。
キンムトー

いつもは倒木などが無い林道ですが、この日は倒木が多かったです。 何台か車ともすれ違いましたが、倒木や動物の飛び出しなどがありますので、 危険回避できる速度での運転をお願いいたします。 この日は近隣の雄阿寒岳で、初冠雪が観測されたそうです。 摩周岳も寒い日が続いていますので、防寒対策を万全にして楽しんでください。
2010年9月25日(土曜日)くもり
四つ葉と五つ葉のクローバー
摩周岳登山道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔~池の湯
摩周岳登山道
 曇り空の摩周湖
台風の影響で少し不安定な天候でした。
 四葉のクローバーと五葉のクローバーを登山道で見つけました。 四葉、五葉、六葉、七葉まであるそうで、突然変異によるものなのだという説があります。 数が増えれば増えるほど希少であり、縁起物とされています。 パワースポットで見つけることができるパワーアイテムですね。

山葡萄の実が熟していました。
硫黄山
 以前、次に切れそうなロープとして報告をしたところがやはり切れかかっていました。 応急処置をしましたが時間の問題です。 別の箇所のロープ下段がぶっつり切れていました。トラロープで接続し、こちらも応急ですが処置してきました。その上の段のロープも黒ずんでおり、こちらも切れそうです。
 車を目の前にしてまったく動じない鹿に出会いました。 車から降りて近づいてやっと逃げていきました。
 幼い顔をしているので若いキツネだと思います。こちらも逃げようとしませんでした。 こういう動物たちもいますので、林道はゆっくり走ってください。
2010年9月19日(日曜日)雨
ダイナミックな硫黄山 摩周湖~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔~池の湯~硫黄山~キンムトー林
摩周湖

朝から大雨の弟子屈。しかし意外にも摩周湖が見えたのには驚きました。 このような天気で見えることはなかなかありません。
 摩周湖第3展望台付近から見えた、川湯温泉、硫黄山方面の景色です。
硫黄山

前日とはうって変わって、カラフルな傘の花でにぎわう硫黄山です。 蒸気も高く舞い上がり、ダイナミックに感じ、迫力もあります。
キンムトー林道

この林道では、蕗の食べ残しなどから、いる気配はあるのに、なかなかお目にかかれなかった鹿に会いました。

松の木が面白い形になっているのを見つけました。 何か障害があったために、このように分散したようになって大きくなったのでしょうか? 松の木がこんな形になっているのははじめて見ました。
2010年9月18日(土曜日)雨のちくもり
雨の摩周湖
摩周湖~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔~池の湯~硫黄山~キンムトー林道 摩周湖


雨と霧の摩周湖。弟子屈の町は曇り空でしたが、摩周湖に近づくにつれて雨模様になってきました。この時期、そういうことが多いように思います。
屈斜路湖畔林道

だいぶ涼しくなったことで、林道で鹿をよく見かけるようになりました。飛び出してきますのでくれぐれも走行はご注意ください。

まだまだ見頃ではありませんが、紅葉がはじまってきた硫黄山です。

連休の初日でしたが、閑散とした硫黄山。蒸気も勢いがありません。
キンムトー林道

弟子屈が広いと感じるのは、パトロールしてまわった時に、その場所によって天気がまったく違うのを見たときです。キンムトー林道入り口は雨でしたが、出口は晴れでした。
2010年9月12日(日曜日)くもり
オオセンチコガネはもっと金持ちだ
摩周岳登山道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔 摩周岳登山道

空に雲ひとつない摩周湖。空も湖も真っ青です。

オオセンチコガネ(食糞性コガネムシ)コガネムシより金属光沢が強い。夏から秋によく見られ、獣糞を探して低空飛行する姿を見ることがある。赤系のもの、緑系のものがある。非常に目立つこの虫は、登山道でよく出会います。食べられて甲羅が糞に混ざっているのだと思っていましたが…。
硫黄山

すすきが目立ってきました。

秋の硫黄山は空気が澄んで、高い青空と、硫黄の黄色とのコンビネーションがきれいに見えます。 これに紅葉がもうすぐ加わります。
屈斜路湖畔林道

屈斜路湖の中島です。林道から見えた限りですが、湖岸に船かジェットモービルがとまっているように見えます。これはいけません。
2010年9月11日(土曜日)くもり
この木に何が起こったか?
摩周岳登山道~硫黄山~屈斜路湖畔林道~農場前湖畔~池の湯
 まだ暑さの残る摩周湖。低く暗い雲が垂れ込めていました。 登山道の植物は夏の勢いをなくし、寂しい雰囲気が漂い始めています。
その中で、ななかまどの赤い実は一際目を引きます。 (花言葉:慎重・賢明・用心・私と一緒にいれば安心・怠りない心)
 硫黄山でも低い黒い雲が・・・。いつもは暑い硫黄山も、この日は珍しく涼しいと感じました。 カメラを頼まれることが多かったこの日ですが、黄色いジャンバーの私たちにお気軽に声をおかけください。
屈斜路湖畔林道
 GSSの間でも「大昔の火事」と「最近のもの」と意見が分かれていますが、やはりこれは、今までなかった焦げ跡と判明。最近のものであると思われます。我々なりに推理してみました。 先週月曜日に雷が激しく鳴りました。木の中が焦げ、炭化しているのを見る限り、これは落雷によるものだと考えられます。 雷が木の内部を走って落ちたとき、内部は瞬時にぼろぼろになり、立ち枯れしていくのだそうです。 この木は現段階では生きているように見えます。これが枯れたら落雷によるものと言えると思います。 生きている木には火はつきにくいものですが、そばに枯れ木があり、それが焚きつけの役割を担ったのではないでしょうか?外部より内部の炭化がみられる燃え方も雷なら納得がいきます。 あくまでも推測です。ご指摘があったらお願いします。

先週の強風で木が林道に飛び出したり、下がってきたりしていました。 この日はその処理に追われました。

先週も出会って、写真を撮りそこなった鹿のファミリーです。 ほぼ同じ場所で出会いました。子鹿がとても可愛らしいです。
2010年 9月5日(日曜日)くもり
風のない屈斜路湖
 摩周湖第1展望台駐車場から見た景色です。「天使の梯子」という光の現象がとても神秘的で幻想的でした。 秋は、夕方になるとこの現象を摩周岳登山道から楽しむことが出来ます。
2010年 9月4日(土曜日)晴れ
相次ぐロープ断裂
屈斜路湖畔林道~農場前湖畔~池の湯~硫黄山~キンムトー林道~摩周岳登山道
屈斜路湖畔林道
 湖岸の倒木に鴨が3羽休んでいました。 気温がまだまだ高い日が続いているので一緒に泳ぎたい気分です。

低気圧が通り過ぎたあとの林道ですが、この日はこの倒木1本のみの処理でした。
硫黄山
 どの場所より暑さが際立つ場所です。

以前切れていたところとはまた別の箇所が切れていました。 どの場所も共通しているのは噴気孔のそばと言うこと。太いロープも切ってしまいます。 この場所は観光客の方が写真撮影などで一番立つ場所です。 修繕はあくまでも応急ですので寄りかからないようにお願いします。
キンムトー林道摩周岳登山道
 キンムトー林道の中でもっとも枯葉が落ちている場所です。 ここだけ秋深い景色のようです。

やや西日が射しかかった摩周湖です。 風があり、湖面が波立っていますが、摩周湖の青さが分かるのはこういう状態のときだと思います。
登山道の草花が枯れ始めてきました。
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