2011年7月
2011年7月31日(日曜日)曇り
箸別登山道(7合目まで)

3合目から5合目にかけては良好に整備された登山道に白樺並木が情緒を添えてくれます。

五合目手前にひと際巨大なミズバショウがありました。

7合目、残雪の影響と考えられますがハクサンボウフウとイワイチヨウと終盤を迎えているはずのシナノキンバイソウが旬となって、あと一週間程見られそうでした。

同じく7合目、アオノツガザクラの淡い黄色が短い夏山のはかなさをとても印象つけてくれました。

イワイチョウの白い花の大群落が見られるのも箸別ル-ト7合目の特徴です。

チシマフウロの鮮やかな紫色を7合目ではまだ楽しめます。

イワイチョウの葉に囲まれてシナノキンバイが咲いていました。 7合目ではあと一週間くらいでしょうか?夏の花々が今年はまだ楽めそうです。
2011年7月30日(土曜日)晴れのち曇り
箸別登山道入口、峠沢~2号・チバベリ106号・南部沢林道

定点ポイントから久びさの暑寒別岳は残念ながらまた、雲に覆われていました。

南部沢林道入口付近ではオニシモツケの群落の見頃も終わりを告げています。

チバベリ106号林道でもヤナギランの群落の見頃も終わりを告げています。

峠沢~2号林道では林道途中と最後の悪路に砂利がひかれ、グレイダ-の土木機械により林道整備されていました。
2011年7月25日(月曜日)曇り
箸別登山道入口、風糖山・桜庭・藤山・藤山6号林道

いつもの定点ポイントからの暑寒別岳。(雲に覆われており、昨日との比べると・・・。)

箸別登山道入口付近エゾアジサイが開花し始めています。

風糖山林道入口手前でヒメジョオンが満開です。

藤山6号林道入口に林道を利用される方に注意を促す新しい看板が設置されています。

藤山、桜庭林道入口に同じく林道を利用される方に注意を促す新しい看板が設置されています。

各林道のゲ-ト前に注意喚起を促す新しい看板が設置されています。
2011年7月24日(日曜日)晴れのち曇り
箸別登山道(山頂まで)
一合目から二合目へ至る登山道の中間地点より本峰を眺望できます。 まず、ここで一息つかれる事をお勧めします。
三合目迄は比較的楽な登山道を歩けますが、距離等を考えると以外に体力を消耗している事を感じて頂ければ幸わいです。
四合目の標識も間もなく現れれて来ますが、これより少しづつ斜度が増してゆくのが箸別ル-トの特徴です。
五合目の標識です。ここから急登となって行きますので一息入れて頂くのも一考かといつも思っております。
六合目は雨が降ると7合目迄、ぬかるんだ状態が続きます。意外にこのル-トに慣れた人でも見落しがちなので、気が付いたら7合目となってしまうのでペ-ス配分(帰路を考えて)を慎重にして頂きたい箇所です。
七合目手前からは大雪山系を遠望出来ました。 北空知平野を超えてイルムの山々をさらに越えて遠望出来る時期は限られています。
イワイチョウの花が今年も7合目の花畑で確認できました。 9月に入ると葉が黄色に変わり、まるでイチョウのような黄色に葉が変わります。
8合目附近は登山道も少しだけ平坦になり、お花畑を唯一、楽しめる区間です。 花だけでなく、ハイマツの実等、南暑寒岳を背景に楽しむ事が出来ます。

8合目から9合目迄は、南暑寒岳を背景に夏山シ-ズンは高山植物(その時期の)を眺めながら登山を楽しめる区間です。
9合目附近より日本海、留萌方面が望めました。 ハクサンボウフウの白色を手前に望む青色の日本海やオロロンライン等望めるのが箸別ル-トの特徴でしょうか?
9合目の標識まで辿り着くと山頂台地はすぐそばなので、急登ではありますが、ゆっくりと花々見ながら楽しんで下さい。
山頂へ至る台地では随所にチシマギキョウの群落が見受けられました。
箸別ル-トと暑寒ル-トの分岐点近くで、下山される登山者の方達へパンフレットを配布させて頂きました。
山頂へ至る台地ではエゾノハクサンイチゲが僅かではありましたが開花していました。
晩夏の花とも伝えるタカネトウチソウが山頂台地ではいたる所に開花し始めました。
山頂より尾白利加岳(左は奥徳富岳、右は群別岳)と共に眺望出来ました。
山頂の標識前では多くの方たちが記念写真を撮られています。
3つのル-トから登山された方たちが一堂に集まり、賑わうひとときです。
2011年7月23日(土曜日)晴れ
箸別登山道入口、豊岡・豊真布・中幌糠林道

山麓のヨツバヒヨドリも開花して、草原に彩りを添え始めました。本峰を背景に夏本番を感じさせてくれます。

同じく山麓で鮮やかに咲いていたチシマアザミでしたが、そろそろ終わりとなっています。

豊岡林道からも暑寒別岳が遠望出来ました。 西幌糠方面より見る山容はまた、少し形を変えて新鮮な印象を受けます。

豊真布林道は沢筋に続く林道なので、路面状況等慎重な運転が必要です。 オニシモツケの群落が随所に見られます。
2011年7月21日(木曜日)晴れ
箸別登山道入口、斉木の沢・翁居岳・樽真布・今城の沢林道

箸別登山道の歩道刈りが始まりましたので作業中は十分気をつけて登山してください。

箸別登山道付近でアゲハチョウの幼虫ではないかと思われる青虫をクローズアップして見ました。

箸別登山道入口付近の登山道の様子です。
だいぶ、登山道が乾いてきているようですが、まだ湿った状態が続いています。

久しぶりに暑寒別岳が姿を見せてくれました。
7合目付近の雪渓が山麓から見る限りでは消えて見えます。

斉木の沢林道入口付近では牧歌的風景が広がっています。
翁居岳と青空、白い雲がさわやかさを演出しています。

翁居岳林道より翁居岳を眺めると意外と急な斜面の山だとわかりました。
地元の人が丸山と言っていた印象と違った面も見られます。
2011年7月18日(月曜日)曇り
箸別登山道入口、ダムの沢・東の沢・小山の沢・ト-ヒ沢・樽山林道

箸別小屋へ向かう町道にてオオウバユリの花が咲き始めました。

箸別小屋へ向かう町道にてセンノキ・イタヤカエデ・ホウノキのコントラストがいつもながら美しい沢です。

セリ科の花に蝶か、蛾か知れませんがおいしそうに花の密をすすっていました。

今日の箸別登山口ル-ト駐車場の風景です。

今日も箸別登山口ル-トの登山道はぬかるんでいました。登山歩行時には足場・足下に十分注意しましょう。

樽山林道約1.1km地点で通行止めになっていますので通行の際は十分注意してください。
2011年7月17日(日曜日)雨
箸別登山道(山頂まで)

一合目過ぎの登山道の状況です。予想とおり、長く続く雨模様で各所に大きな水たまりとなっておりました。

旧道のテ-プが切れていましたのでテ-プを張り直しました。

一合目の標柱付近の状況です。

二合目の標柱付近の状況です。

三合目手前で一輪のマイヅルソウが咲いていました。実に変わっていく前の姿ははかなさを感じさせます。
今日は連日の雨で三合目で登山を切り上げ、下山することにします。

下山途中でサンカヨウの白い花が終わりを告げ、今年もブル-ベリ-のような実をつけていました。
初夏から夏への移ろいを感じさせてくれるシ-ンです。
2011年7月16日(土曜日)雨
箸別登山道入口、ボンルルモッペ・ポンルル2号林道

箸別小屋ヘ向かう町道にてカタツムリが雨宿り。

箸別小屋へ向かう町道で暑寒別岳は雨と濃霧で視界が悪いです。

昨夜からの雨でぬかるんだ登山道。

ポンルルモッペ林道ゲ-ト前の状況です。

ポンルル2号林道では間伐(間引きされた)材が綺麗に積まれていました
2011年7月11日(月曜日)曇り
箸別登山道入口、炭鉱沢4号・5号・6号林道

箸別避難小屋へ向う町道の草刈り作業はまだ続いており、走行には注意が必要です。 しかし、見通しはかなり良くなりました。
 少し顔をのぞかせた稜線をバックにチシマアザミの開花状況を撮影して見ました。
 箸別避難小屋のそばに営巣しているのか?シジュウカラが何度も近くに寄って来ました。 コンパクトデジカメでは鳥の撮影は厳しいのですが、希に確認出来るサイズで撮れる事も?あります。
 炭鉱沢4号林道を連絡する道々よりヤチダモの幹に大きな毛虫が沢山ついていました。
 炭鉱沢4号林道でオニグルミの実を撮ってみました。 これからまだまだ大きくなるので、その姿を追ってみます。
 炭鉱沢5号林道でオニシモツケの花に毛虫とクモが仲良く?ついていました。
 炭鉱沢4号林道手前の道々沿いでクサフジの花に蝶なのか、蛾なのか分かりませんが止まっていました。 クサフジの紫色は清涼感を引き立てています。
2011年7月10日(日曜日)雨のち曇り
箸別登山道入口、峠下・恵比須林道

箸別登山道入口の駐車場は日曜日の悪天候でも登山者がおられました。 安全のためにも、無理な登山には注意するとともに入山届は必ず記入するようにお願いいたします。

箸別登山道へ至る町道沿いには、オオウバユリが雨に濡れ、水々しくつぼみをふくらませています。 これから花を開いてゆくのが楽しみです。

峠下林道では山ウドも元気に花を咲かせていました。

恵比須林道終点で青空が出始め、ハウチワカエデの葉が浮かび上がっており、独特のタネがなっています
2011年7月9日(土曜日)曇りのち時々霧雨
箸別登山道入口、峠沢~2号・チバベリ106号・南部沢林道

今日も霧が低く立ちこめて暑寒別岳の全貌は望めませんでした。

箸別避難小屋付近のチシマアザミもやっと開花し始めました。

チバベリ106号林道では林道の草刈りの作業が行われており、作業の最盛期を迎えています。

チバベリ106号林道入口手前ではドイツトウヒが花をつけて、独特のフォルムを印象付けていました。

峠沢~2号林道ではオニシモツケが随所に見受けられました。ちょうど最盛期でとても印象的でした。
2011年7月8日(金曜日)雨のちくもり
箸別登山道(2合目)、舎熊岳・茶々の沢・東暑寒林道

今日は雨降りのため箸別登山道入口までの巡視とします。 暑寒別岳は雨降りで厚い雲に覆われています。

いつも綺麗に使用されている、箸別避難小屋の2階から撮影

箸別登山道は降雨のお陰で枝が垂れ下がり通路の妨げになっています。

今年は特にマイマイガが発生しています。

箸別登山道入口付近にものすごく大きくなったミズバショウを見かけました。

茶々の沢林道の終点付近で林道の草刈りをしていました。
2011年7月7日(木曜日)晴れ
箸別登山道入口、南部坂・千葉辺利右沢林道

箸別小屋までの町道では草刈りが始まっていますので車両運転には注意してください。
 箸別登山道入口付近では暑寒別岳を背景にノビタキ(メス)が日光浴?していました。

一日ごとに雪渓が小さくなっていく本峰です。左端の稜線、7合目の雪渓もだいぶん小さくなりました。

山麓のヨツバヒヨドリも未だつぼみの状態です。

チシマアザミもやっと咲き始めました。

千葉辺利右沢林道ゲ-トから約1.7km地点は通行止めです。 通行止めのピンクテ-プが切れていたので張り直しました。
2011年7月4日(月曜日)雨
箸別登山道(2合目)・舎熊岳・茶々の沢・東暑寒林道

今日は予定を変更して箸別登山2合目は中止しました。 雨が降っていたため、暑寒別岳がかすんでいました。
 バスツア-客20名、運転手の方にお願いして暑寒別・留萌マナ-ガイドのパンフレット等を配りました。 ツア-登山している人がいましたので無事に下山する事を願っています。

森林管理署職員が登山道入口で周辺整備を行っていました。
 舎熊岳林道の終点近くにモデルプロジェクトの森、「ニシンの森」の新しい看板が設置されていました。
 東暑寒林道の途中でヤマブキショウマが咲き始めました。
2011年7月3日(日曜日)晴れのち曇り
箸別登山道入口・風糠山・桜庭・藤山・藤山6号各林道

箸別ル-トへの案内板は国道より地区寄りへ入った町道より設置されています。 気をつけて見ないと看板を見落とししますので注意しましょう。

途中で道有林「笹沼ル-ト」への分岐がありますが、看板も設置されておりますので直進してください。 道幅が狭くなりますが全て舗装路です。 少し走行すると眺望が開けて来ますが、道幅は同じく狭いのでスピ-ドを控えめにしてください。

雲が空を覆い始めましたが、薄日の差す穏やかな暑寒別岳です。 例年に比べると雪渓は大きいのですが、ここ数日の天候で日一日と小さくなっています。

休日で賑わう箸別ル-ト駐車場です。

風糠山林道沿いにはケヤマハンノキが多く見られます。 初夏の日射しに緑の葉が透けて美しく見えます。

風糠山林道入口前の水田にエゾシカがいました。 稲の影響を考えるとエゾシカ対策の重要性を改めて考えさせられました。

桜庭林道入口より約1.6km地点に路面状況等が悪いところもありますので通行の際は十分注意してください。
 予定より時間を要してしまい、藤山6号林道は、ゲ-ト入口でチェ-ン、鍵の破損等の確認のみとさせていただきました。
2011年7月2日(土曜日)晴れのちくもり

巡視初日です。 本日より暑寒別グリ-ンサポ-トスタッフとして巡視業務を行います田中と佐藤です。 初日ということで暑寒別岳登山道案内図の看板でポ-ズ。

箸別登山道入口にて入林状況を確認しているところです。 登山される方に入林届を記入していただくBOXを設置しております。

いつも清潔・綺麗で有名な箸別避難小屋の前で。 増毛町役場職員、管理人の皆さんが週二回程度、清掃されるそうで小屋はいつも綺麗になっています。いつも有り難うございます。

箸別ル-ト登山道駐車場に10台駐車しており、車のナンバ-を見ると遠くは熊本ナンバー、震災があった宮城ナンバ-が駐車しており、遠路はるばる本州のハイカ-が訪れています。
 GSS田中さんが最も気にいっている撮影ビューポイントから暑寒別岳です。 ただズ-ム機能に限界があり、ぼけていますが...。
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