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北海道森林管理局

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    知床ウトロ発!ウトロGSS通信


    知床!ウトロ・羅臼GSS通信

    2014年7月 

    2014年7月28日(月曜日) 

     相泊巡視

    今日は相泊にて    外来種のアメリカオニアザミの駆除作業を行いました。

    アメリカオニアザミ
    相泊へ到着するまでの車道では、風が強く吹いていました。
    秋の海のようにとても波が強いです。

    昆布昆布
    風と波の影響でしょうか。波打ち際にたくさん昆布が上がっていました。

    クサフジ
    クサフジも沢山咲いていました。

    ハマエンドウ
    あまり見られない白いハマエンドウが咲いていました。

    エゾノカワラマツバ
    エゾノカワラマツバ

    昆布干し作業
    昆布番屋の前を横切らせてもらいながら歩きます。
    昆布干し作業が行われていました。

    番屋
    番屋では熊の情報や今年の昆布状況など情報交換をします。

    犬を飼われている番屋
    犬を飼われている番屋もいくつかあります。
    しっかり番犬をつとめていますが、近くに寄るととても愛嬌のあるしぐさで迎えてくれ疲れも吹き飛びます。

    アメリカオニアザミの駆除作業
    今年は相泊から駆除作業を始めてきました。
    斜面に生えるアメリカオニアザミの駆除作業が始まります。

    大型のアメリカオニアザミ
    思っていた以上に多く大きく生えていました。

    花が咲きそうになっていた蕾
    花が咲きそうになっていた蕾がいくつもありました。

    ツルハシ
    砂礫地の斜面ではツルハシが大活躍です。
    まだ先には駆除しきれなかったアザミもありましたが
    今日の作業は終了となりました。

    エゾヒメネギ
    帰り道に見かけたお花です。
    エゾヒメネギがぽつんと咲いていました。

    キリンソウの仲間
    キリンソウの仲間が見頃です。

    キツネの親子
    絶妙な距離感で可愛いキツネの親子と遭遇しました。
    おねだりキツネのようですが、野生動物にはエサを与えないようにしましょう!

    一匹子ギツネ
    もう一匹子ギツネが消波ブロックの上にちょこんとお座りしていました。

    アメリカオニアザミの花が満開になってしまう前に、あと何回駆除作業に来ることになるでしょうか!?

    2014年7月26日(土曜日) 

     カムイワッカの滝・知床五胡の巡視

    カムイワッカ湯の滝
    今日はあいにく、時々雨降りのお天気でしたが週末ということでここ、
    カムイワッカ湯の滝は多くの人で賑わっていました。

    水温
    今日の水温は約30℃でした。
    気温も高いので一の滝ではお風呂の様に半身浴を楽しんでいる方もいました。

    知床五湖
    カムイワッカの滝の後は知床五湖の巡視へ行ってきました。
    一湖の湖面ではネムロコウホネやエゾノヒツジグサがひっそりと咲いていました。

    アメリカオニアザミ
    一湖へ向かう高架木道脇に開花しているアメリカオニアザミを発見!!
    高架木道から下へは簡単に降りることは出来ないため、後日駆除する事としました。

    エゾシカ三頭
    別の場所ではエゾシカ三頭が木の下でのんびり休憩中でした。
    鹿も『ここは安全!』だと学習しているのか、逃げる気配もなく間近で見られる野生動物に
    観光客の皆さんは大喜びでした。

    2014年7月25日(金曜日) 

     フレペの滝・外来種の駆除

    今日は環境省のウトロ保護官事務所職員と一緒にフレペの滝に生えるアメリカオニアザミの駆除をしてきました。

    知床連山
    天気も良く知床連山がよく見えています。
    今日も暑くなりそうです。

    散策の際は熱中症対策をお忘れなく。

    アザミ刈り
    今回、第二回目となったフレペの滝でのアザミ刈りは前回見逃した株の駆除となりました。
    大きく立派に成長した根は木の枝のように堅く、引き抜くのに苦労しました。

    台車一杯のアザミ
    今日も台車一杯になりました。

    エゾカシリユリエゾスカシユリ
    遊歩道脇の草原でエゾスカシユリが開花していました。
    このまま、鹿に食べられないで長く楽しめたらいいなと思います。

    2014年7月24日(木曜日) 

     羅臼湖巡視

    今日は羅臼湖の巡視へ行きました。
    夏本番で入林簿への記入者は5組22名で徐々に入林者が増えてきています。

    涸れ沢の雪渓
    三の沼から四の沼へ向かう途中の涸れ沢の雪渓です。
    このあたりはこれまで一面深い雪に埋まっていましたが、雪溶けが進み、
    沢の流れはまもなくその全容を見せようとしています。

    沢の雪渓
    沢の雪渓は、人の背丈ほどの高さの空洞が口を開けていました。

    羅臼湖展望台付近の木道付け替え新木道の一部
    今年は羅臼湖展望台付近の木道付け替えが行われていますが、これまで風雪に耐え、数多くの人に利用されてきた一部木道の現状と付け替え作業が進められている新木道の一部です。

    仮設の展望台仮設の展望台
    仮設の展望台です。

    今、羅臼湖線歩道で見られる花です。

    ワタスゲタチツボスミレ
    ワタスゲ  タチツボスミレ

    アヤメエゾコザクラ
    今日も、羅臼湖入り口から車を駐車している知床峠の駐車場までは、約3キロの道のりをゴミ拾いしながら、
    道路脇のエゾスカシユリなどに癒やされつつ帰ります。
    ジュースの空き缶、ビニール、たばこケース、吸い殻、などのゴミを小型ビニール袋4つ程度、収集しました。

    2014年7月21日(月曜日) 

    相泊巡視

    今日も相泊でアメリカオニアザミ駆除です。
    今年のアメリカオニアザミの生育状況は、昨年までの駆除の成果が出たようで場所によっては少なめの所もありますが、なお旺盛な生命力を維持しているところも多く、開花する前にもう一踏ん張りして駆除を図っています。

    駆除は、ツルハシを用いて根から堀りとる方法が基本ですが、急な斜面地などでは手鋏で根際のところから切り取る方法も行っています。

    昆布乾燥作業
    羅臼では7月15日から昆布漁が始まりました、ここ相泊も活気づいています。
    相泊から先の石畳は、昆布乾燥作業の場ともなるところなので邪魔にならないよう注意しながらの
    歩行が必要となります。

    ナミキソウ
    ナミキソウ

    ハマベンケイソウ
    ハマベンケイソウ

    幼鳥
    ツツドリの幼鳥でしょうか?

    2014年7月19日(土曜日) 

    ポンホロ沼巡視

    今日は久しぶりにポンホロ沼の巡視へ行ってきました。

    6月1日に国立公園指定五〇周年等記念事業の一環として実施したキックオフイベント「幻の沼ポンホロを訪ねて」が実施された頃は残雪、沼の水がたっぷりありましたが、あれから二ヶ月弱を経て雪は消え、沼の水もわずかとなっています。

    羅臼岳とポンホロ沼
    羅臼岳がポンホロ沼越えにわずかに顔を見せています。

    ポンホロ沼ポンホロ沼
    ポンホロ沼の水際に新たな植物が顔を出し始めました。

    オタマジャクシオタマジャクシ、エゾサンショウウオエゾサンショウウオ
    残りわずかな水面には、オタマジャクシ、エゾサンショウウオなどがひしめき合い、厳しい生存競争の最中にありました。

    ポンホロ沼周辺の林床ポンホロ沼周辺の林床
    ポンホロ沼周辺の林床をよく見ると、様々な植物を見つけることができます。
    エゾシカなどの食害に遭わず芽を出し、大きく成長してほしいものです。

    樹木樹木樹木
    永年の風雪に耐え、大きく成長した樹木たちは、訪れる者に元気を与えてくれます。

    フレペの滝巡視

    前日に強い風が吹いており、遊歩道に支障となるような木がないか巡視にいきました。

    遊歩道枯立木
    遊歩道への被っている枝があり処理を必要としていました。

    フレペの滝付近フレペの滝付近
    フレペの滝付近は、昨夜に続き強い風が吹いていて霧などもなくすっきりしており、そんな中でオジロワシが枯れ枝で羽を休めていました。

    2014年7月18日(金曜日) 

    羅臼湖ロープ張り

    今日は羅臼湖への入山のトップシーズンを迎え、植生保護、利用の円滑化などを図る観点からロープ張りを
    行いました。

    羅臼岳
    二の沼からは羅臼岳が展望できました。

    二の沼木道のロープ
    二の沼木道のロープは、植生の保護と利用の円滑化を図る観点から、入山のトップシーズンを
    迎える前に設置することが課題でした。

    ロープを設置ロープを設置
    沼を越して羅臼岳を展望できる側にロープを設置しました。

    三の沼周辺
    利用者が集中する三の沼周辺は、歩道部が広がり、ロープの設置が必要な状況になっていました。

    ロープ設置ロープ設置
    鉄のピンは、間隔、高さを調節して設置しました。

    アプローチ付近ロープ張り
    三の沼の展望休憩台へのアプローチ付近ロープ張りです。

    三の沼の展望休憩台周り
    三の沼の展望休憩台周りのロープ張りです。

    ロープ張りの完了
    ロープ張りの完了です。

    三の沼と羅臼岳
    今年も展望休憩台から見た三の沼と羅臼岳は、ここを訪れた多くの人々の目を楽しませてくれることでしょう。

    2014年7月13日(日曜日)、14日(月曜日) 

    相泊・外来種の駆除

    今日は先日のアメリカオニアザミの駆除を羅臼側の相泊で行ってきました。
    蕾も膨らんできて開花までもう少しとなってしまったので2日続けての駆除作業となりました。

    アメリカオニアザミアメリカオニアザミアメリカオニアザミ
    今回のアメリカオニアザミは砂利の斜面、番屋の裏、草地…
    いろんな場所に生えています。
    日当たりの良いところでは太くなり蕾も数多く成長しています。

    根っこ取り
    小型の鍬は砂礫地での根っこ取りに大活躍です。

    大型のオニアザミ
    大型のオニアザミは剪定鋏でチョキチョキと小さくしながら作業をしていきます。

    オニアザミの根オニアザミの根
    今日もなかなか立派な根っこを掘り出せました。

    大型のオニアザミ
    今回、駆除した中でも大物です。
    大型のオニアザミは刺も大きくて素手で持つことができません。

    オニヤンマ
    知床もトンボがたくさん飛ぶ季節になってきました。
    今日はオニヤンマが飛んでいました。

    オニアザミ
    オニアザミを求めて、上へ上へと移動して振り返ると眼下には番屋、海の向こうには国後島が見えました。

    草むらの中で作業中
    GSSの三人が草むらの中で作業中です。

    今回見られたお花です。

    ミソガワソウ
    ミソガワソウ

    サワアザミの仲間
    サワアザミの仲間葉にトゲがありますが、こちらは日本の固有種です。
    もちろん駆除はせずにそのままにしておきました。

    2014年7月10日(木曜日) 

    フレペ・アザミ刈り

    今日は、前年度に引き続き、花の蕾が2~3センチメートルなった7月のはじめ環境省とともに
    フレペの滝遊歩道周辺に生えるセイヨウオニアザミ(アメリカオニアザミ)を駆除しました。

    オニアザミは高さ50センチメートル~1.5メートルの2年草。
    茎は全体に毛と鋭い刺がありいくつにも分枝します。
    野原、道端、空地の周辺に生育し、今日、知床半島でも数多く見られる種類です。

    オニアザミ
    オニアザミは、砂利道の端でしっかりと根付いており、茎、葉に鋭い棘が無数にあり
    駆除の際は厚手の革手袋を着用して行います。

    道の中央でも生育
    人の来が少ない砂利道では、道の中央でも生育し始めています。

    オニアザミの一年生
    オニアザミの一年生も存在を主張しています。

    砂利道
    砂利道などにおいては、太い根をもち、深さ10センチメートル超えるものもあります。

    駆除の方法
    駆除の方法は、ツルハシで根を掘りとる、手鋏で花、茎、葉を切除しました。

    根を掘りとっている様子
    ツルハシで根を掘りとっている様子です。

    堀りとった根等
    堀りとった根、切除した茎、葉、花は、一旦袋に集めます。

    焼却処分場所へ
    袋は集めて、焼却処分場所へ移送し処分します。

    処分後の砂利道
    オニアザミを処分した砂利道です。

    昨年度の駆除の成果なのか今年は大株のアザミが少なかったように感じました。

    2014年7月7日(月曜日) 

    カムイワッカの湯の滝巡視他

    今日は快晴!天気に誘われてカムイワッカの湯にも多くの観光客が訪れています。

    駐車場
    カムイワッカ林道終点の駐車場には車10台・バイク2台が停まっていました。
    帰りの車の運転には気を付けてください。

    カムイワッカの湯
    まぶしい日差しの中、今日もほどよいぬるま湯加減です。

    温度
    気になる水温は28度でした。
    場所によっては30度になる所もあり、今日は水着で楽しんでいる方もいらっしゃいました。

    ニレの種
    先日、森林センターで植えたニレの種はすくすくと成長の真っ最中ですが、キャンプ場内や
    センターの駐車場で自然に芽生えた芽が沢山あるので、育苗ポットに移植することにしました。

    砂利の所
    このような砂利の所に沢山芽生えています。

    掘り起こし
    丁寧に掘り起こして…

    育苗ポットへ移動
    育苗ポットに移します。
    ちゃんと根付くといいですね。

    2014年7月6日(日曜日) 

    羅臼岳安全祈願祭岩尾別歩道入口(登山口)・羅臼温泉

    山開き
    今日は平成26年度羅臼岳山開き。斜里側、羅臼側の2箇所で同時に行われるため、我々GSSは二手に分かれての対応です。

    斜里側の岩尾別歩道入口(登山口)では、午前6時から知床斜里観光協会の司会のもと、斜里町、斜里山岳会、林野庁、環境省、一般登山者など30人を超える人々が集い、山の恩恵に感謝しつつ、安全を祈願しました。

    歩道
    歩道(登山道)は、山開きの前に倒木、懸かり木、下草の処理を行い、登山者から「羅臼岳の木下小屋からのルートは、歩きやすく、ゴミも全くなくすばらしい」との言葉をいただきました。

    弥三吉水
    弥三吉水は、沢の水ではなく岩盤の間を流れる水が供給されており、通年的に枯れることがなく、
    今日も水が流れ落ちていました。

    雲海
    早朝は、雲海に包まれ、知床連山の稜線をうかがうことはできませんでした。

    羅臼岳
    しばらく登り極楽平から銀令水へ向う歩道(登山道)では、霧も晴れ、羅臼岳の雄姿を
    仰ぎ見ることができるようになりました。

    羅臼岳と三ツ峯の稜線
    羅臼岳と三ツ峯の稜線

    硫黄山と知円別岳の稜線
    硫黄山と知円別岳の稜線

    ゴゼンタチバナ
    咲きほこるゴゼンタチバナ

    ツマトリソウ
    林内の可憐なツマトリソウ

    ウコンウツギ
    最盛期を迎えていたウコンウツギ

    アイヌタチツボスミレ
    ひっそり佇むアイヌタチツボスミレ

    間欠泉前
    同じく早朝6時、もう一方の歩道入口(登山口)である羅臼町にある間欠泉前では
    関係者各位が集まりひっそりとした雰囲気の中、安全祈願祭が執り行われました。

    山の神に祈りを捧げた後、我々GSSチームは剪定鋏を持って、いざ出発です。

    フタリシズカ
    少し薄暗い、山中の歩道脇ではフタリシズカが出迎えてくれました。

    マダニ
    マダニも登山者に飛びつこうと歩道脇のササの上で待機していました。
    羅臼岳・ラウス側の歩道入口(登山口)はダニが多いところです。
    暑い時期の入林時は虫除け対策をお忘れなく!

    日差し
    日が昇り、日差しがまぶしくなってきました。

    ハイマツのトンネル
    今日は前日に引き続き、草刈りも行いました。
    ハイマツのトンネルでは、手鋏を使って内側に伸びる枝を丁寧に処理しました。

    アカミノイヌツゲ
    ハイマツ原ではアカミノイヌツゲの小さな花が沢山咲いていました。

    ハナヒリノキ
    花は下を向いて咲きますが、花が終わり実になると上向きになります。

    ギンラン
    花はあまり開かない地味なランの仲間です。
    草刈りの際はうっかり切ってしまわないよう植生に注意し、作業をしています。

    2014年7月5日(土曜日) 

     羅臼岳ロープ張り・草刈り

    今日は羅臼山岳会、環境省の方と合同で羅臼岳の迷い込み防止のロープ張りと草刈りを実施しました。

    迷い込み防止のロープ
    ウトロ側からは迷い込み防止のロープを持ち、羅臼平からラウス側へ下るルートのロープ張りを行い、
    ラウス側からは歩道入口(登山口)より草刈り作業の二手に分かれて行いました。

    岩尾別歩道入口
    まずはウトロ側。
    岩尾別歩道入口(登山口)から登ります。

    大沢手前の残雪
    大沢手前にも小さな雪渓いくつか残っていました。
    雪渓により迷いやすくなっていますので、ピンクテープを目印に進んでください。

    銀冷水に設置された携帯トイレブース
    昨年、銀冷水に設置された携帯トイレブース(男女兼用)です。
    ちなみにこれはトイレではなく、携帯用トイレを使用するためのトイレブースです。
    山行の際は携帯トイレを持参し、このトイレブースを使いましょう。

    使用後の携帯トイレは歩道入口(登山口)に設置されている携帯トイレ回収ブースに入れてください。

    トイレブースの後ろ側
    トイレブースの後ろ側は男性用も設置されています。

    チシマザクラ
    銀冷水ではチシマザクラが開花していました。
    季節外れの桜に励ましを受けていざ大沢へ!

    大沢入り口
    大沢入り口です。
    この時期は雪渓が続いているので軽アイゼンか、アイゼンの利用をお勧めします。

    大沢の雪渓
    7月5日現在、大沢の雪渓は傾斜のきつい岩場部分は露出しています。
    このような所ではアイゼンは脱いで歩道(登山道)を歩きましょう。

    植生
    大沢を登っていくと、植生もがらりと変化します。
    小さな花がどんどん目に飛び込んできます。

    ジムカデ
    雪解け直後の大沢では高さ5センチメートルにもならない高山植物のジムカデが咲いていました。

    作業現場
    本日の作業現場に到着です。
    我々、GSSチームは羅臼平より羅臼温泉側へ下山し、お花畑ルート経由で屏風岩方面へ
    向かうルートに迷い込み防止のロープを張っていきます。

    ハイマツにロープを結びつけ
    まずは支点となる丈夫そうなハイマツにロープを結びつけます。

    防止ロープ張り
    途中で岩清水より直登ルートを示す迷い込み防止ロープを張りながら降りてくる環境省チームと
    無事に合流することができました。

    屏風岩のほうへロープ張り
    合流後は2本のロープを1本にまとめ、屏風岩のほうへロープを張っていきました。
    なお、ラウス側の屏風岩から岩清水までは急斜面の大雪渓となっています。

    迷い込み防止のためのロープ
    なお、本日の作業で張ったロープは登坂専用の物ではなく迷い込み防止のためのロープです。

    頼りにする方が多いようで、パトロールの度に毎年どこかで切れている状況ですので、
    ラウス側の登山ルートをご利用の際はアイゼンのみではなくピッケル等の装備で対応し、
    歩かれる際はロープを掴まないようにお願いします。

    早速、この迷う込み防止ロープを目印に山頂を目指します。

    岩清水イワウメ
    ロープのおかげもあって迷うことなく、岩清水まできました。
    ここの水量は充分で岩壁よりしたたり落ちる水は急登で熱くなった体を癒やしてくれました。

    この岩清水ではイワウメが満開でした。

    岩清水から山頂までの間
    岩清水から山頂までの間に70メートル程の雪渓が残っていました。
    かなりの急斜面でしたので、通行の際はお気をつけください。

    山頂
    あいにく、ガスの中の山頂となりましたが、無事に到着しました。
    本日、歩道(登山道)沿いで見られたお花です。

    エゾノツガザクラ
    エゾノツガザクラ

    アオノツガザクラ
    アオノツガザクラ

    コケモモ
    コケモモ

    チングルマ
    大沢にてチングルマ

    羅臼温泉歩道入口(登山口)ルートの歩道(登山道)の下草刈り

    今日は、羅臼岳山開きに関連し、6月27日行った倒木周りの支障となる枝葉処理に引き続き、
    センター職員および環境省のアクティブレンジャーさんとともに歩道(登山道)の枝葉の刈り払いを行いました。

    刈り払い前の歩道
    刈り払い前の歩道(登山道)の道幅は、枝葉、ササ類などで狭いものでしたが、
    ノコギリ、手鋏などにより刈り払い処理を行いました。

    羅臼側の草刈り整備区間
    これにより羅臼側の草刈り整備区間は、「羅臼温泉歩道入口(登山口)」から
    「第一の壁」付近まで完了しました。 

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271