2012年5月
2012年5月29日(火曜日)曇りのち晴れ
恵庭岳
本日は恵庭岳にて、歩道の巡視・植生の踏み付けや植物の盗掘等の確認を行います。

ここから登山道がスタートします。登山前には入林届に記名をお忘れなく。

1合目を過ぎてから、やや古めかしい登山入口の標識があります。

この日はツバメオモトの花が咲き乱れていました。 ちょうど今が見ごろとなっております。

何かしらの動物の毛がまとまって落ちていました。 冬毛から夏毛への生え変わりでしょうか?

2合目の風倒被害地を過ぎて振り返ると、支笏湖が見えます。

歩道が複線化し、このままですと植生への影響が考えられる箇所がありました。 これを防ぐためにトラロープを張り、入り込みを規制します。 歩道以外の場所に入り込むことはお止めください。

作業中に、40名近い団体の登山客に出会いました。 恵庭岳の人気の高さが覗えます。

ムラサキヤシオの花が咲き始めていました。 まだまだ蕾の状態のものがありますので、これからが本番ではないでしょうか。
【注意】雨が降った直後の石の上は大変滑りやすくなっております。 足元に十分注意して歩行してください。
2012年5月28日(月曜日)晴れ
野幌自然休養林
本日は野幌自然休養林にて、歩道の巡視・植生の踏み付けや植物の盗掘等の確認を行います。

写真は大沢口の様子です。 天候もよく、平日にもかかわらず多くの方が新緑の中を散策されているようです。

コンロンソウの花を見つけました。

写真は中央線入口の様子です。 中央線を巡視しましたが、植生の踏み付けや植物の盗掘は見当たりませんでした。

写真ではやや遠目ですが、松の木の枝先に黄緑色の葉が見られました。 黄緑と深緑のツートンカラーが面白いなと感じました。
【見所】林内ではマナーを守り、この時期ならではの新緑の鮮やかな森林をお楽しみください。
2012年5月27日(日曜日)曇りのち晴れ
野幌自然休養林
本日は野幌自然休養林にて、歩道の巡視・植生の踏み付けや植物の盗掘等の確認を行います。

写真は瑞穂線の様子です。 左手の歩道を進むと、林間を経由して瑞穂池へたどり着きます。

午前中は生憎の曇り空で肌寒かったのですが、林内を散策をされている方々が沢山おられました。

こちらはツクバネソウです。

こちらはコウライテンナンショウ(マムシグサ)の花です。

野幌休養林内では、現在、クルマバソウ(写真手前)とマイヅルソウ(写真奥)が見ごろとなっております。

歩道に設置されていた柵が破損しておりました。 このままですと、歩道から逸れて林内に入り込む可能があり、踏み付けなどによる植生環境への影響が考えられます。 そのため、トラロープを張り、立ち入ることができないように処置します。

瑞穂線の終わりには瑞穂池があります。静かな池です。

瑞穂池にも沢山の方が訪れております。 屋根のある休憩スペースやトイレもありますので、散策の休憩に是非お立ち寄りください。

引き続き、瑞穂連絡線においても歩道の巡視を行います。 植生の踏み付けや植物の盗掘等は確認されておりません。

つる性植物が、まるで大蛇のように、樹木に巻きついています。

蛇の話をしていましたら、アオダイショウかと思われる蛇に遭遇しました。

午後から天候が回復したせいでしょうか、瑞穂連絡線でも非常に多くの方が散策を楽しまれているようでした。
【見所】瑞穂連絡線には、様々な樹木の名前が記してある「樹名板」が設置されております。 樹木について学びたい、名前を覚えたいという方に是非散策してもらいたいコースです。
2012年5月22日(火曜日)晴れ
野幌自然休養林
本日は、野幌自然休養林の歩道の巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等確認を行います。

写真はカラマツコースの入口です。

クルマバソウが花を咲かせていました。

野幌自然休養林内の歩道です。 植生の踏みつけなどは自然環境に影響が出ますので、歩道外に出ないようにお願いします。

ノビネチドリの花を見つけました。
【注意】蚊やブヨといった虫の活動が活発になってきました。 林内を散策される際は、虫除けスプレーなどの防虫対策をすると、快適に歩くことができるかと思われます。
2012年5月21日(月曜日)晴れ
各登山口入口及び美笛の滝の巡視
本日は、各登山口及び美笛の滝の歩道巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

写真は風不死岳の北尾根コース登山口の様子です。 恵庭岳やイチャンコッペ山の登山口、いずれも平日のためか登山者は少ないようでした。
美笛の滝へ続く歩道にて、倒木を確認しました。 歩道の通行確保のため撤去します。
 作業前 作業後

美笛の滝です。 写真を撮りに来ている方が数名来ておりました。 歩道から外れた撮影は、植生への影響が懸念されることから、注意喚起を行っております。
【見所】美笛の滝は落差もある上、この時期は雪融けにより水量も多いため、とても見応えのある滝となっております。是非足を運んでみてください。
2012年5月20日(日曜日)晴れ
恵庭岳
本日は、恵庭岳の歩道巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

登山口付近で出迎えてくれるのが、このフチゲオオバキスミレです。

サンカヨウの花が咲いていました。 その他、ツバメオモトの花も咲き始めていました。

見晴台から撮影しました。残雪の残る爆裂火口です。

コメバツガザクラです。

見晴台より先の登山道には、雪が残っています。 足元に十分注意して通行してください。

今日の恵庭岳9合目手前の広場は、とても賑わっておりました。 登山者には、注意喚起のリーフレット・携帯トイレなど配布し、指導・啓発を行っております。

9合目手前の広場から見た支笏湖です。昼頃になってやや霞んできたようです。
【注意】現在、恵庭岳山頂付近は崩落の危険性があり大変危険なため、9合目手前の広場までとなっており、それ以降は立ち入りを禁止しております。
2012年5月19日(土曜日)曇りのち晴れ
野幌自然休養林
本日は野幌自然休養林において、歩道の巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

こちらは中央線の歩道沿いにあるサクラの木です。(クリックすると大きくなります) まだまだ見ごろとなっています。

今日は徐々に晴れ間が広がり、多くの人が林内を散策しておりました。写真は大沢口です。

トドマツの木に開けられた採餌痕です。クマゲラによるものでしょうか?

巡視中にゴミを発見しましたので回収します。 自然環境への影響もあります。ゴミは必ず持ち帰るようお願いいたします。

ハイイヌガヤの花です。これもれっきとした「花」なんですね。
【注意】不法投棄は違法です。 また、自然環境へ与える影響も大きいことから、ゴミは必ず持ち帰ってください。
2012年5月18日(金曜日)晴れ
風不死岳
本日は、風不死岳(北尾根コース)の巡視・植栽の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。 登山口から最初作業道を歩きます。

途中、写真の標識を見つけたら、標識の指示に従い、登山道からはみ出さないように歩いてください。

ミヤマエンレイソウです。花が開くまであと僅かかと思われます。
登山道の通行確保のため、撤去いたします。
 作業前 作業後

山頂付近は、まだ残雪が見受けられます。

シャグマアミガサタケと思われます。春に生えるキノコです。毒性が極めて強いそうです。

山頂から撮影した恵庭岳と支笏湖です。

山頂から撮影した樽前山です。

風不死岳の山頂を示す標識です。
【注意】山頂付近には残雪も見受けられるため、平地に比べ気温が低くなる上、風もあるため体を冷やさないよう、ウィンドブレーカーなど持参すると良いです。
2012年5月14日(月曜日)晴れ
イチャンコッペ山
本日は、イチャンコッペ山の巡視を行います。特に植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

山頂へ向かう途中に反射板があります。その場所から撮影した支笏湖と風不死岳です。 (クリックすると大きくなります) 湖面に山の姿が映し出されています。
巡視中、倒木とつる性植物により、通行がしづらい箇所がありました。 歩行者が歩道脇にそれ、歩道の拡幅や複線化をまねき、植生にダメージを与えたりしないよう撤去します。

写真は作業前の様子です。

作業後の様子です。

山頂から撮影した写真です。 今日は天候が良かったため、恵庭岳の姿もはっきりと目にすることができました。
2012年5月13日(日曜日)晴れ
野幌自然休養林
本日は、野幌自然休養林のモミジコースとカラマツコースにおいて、歩道の巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。
巡視中にカラマツの倒木を確認しました。歩道の通行確保のため撤去します。
 作業前 作業後

群生するニリンソウが花を咲かせています。

シラネアオイの花も咲いているのを見つけることができました。

モミジコースにて、エゾシカの足跡と思われる痕跡を発見しました。

こちらは今日の原の池です。
【注意】モミジコースやカラマツコースはぬかるんでいる箇所が多いため、長靴などで歩かれることをお勧めします。
2012年5月12日(土曜日)曇り
野幌自然休養林
本日は、野幌自然休養林内にある歩道の巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

歩道上に落ちる恐れのある枯れ枝があり、危険を避け歩道から外れて歩いたりしないよう、鋸で切り落としをしています。

こちらはオオバナノエンレイソウです。
エゾマツコースにて、カラマツの倒木がありました。歩道の通行確保のため撤去します。
 作業前 作業後

休養林内で、不法投棄と思われるゴミを発見したので回収します。 不法投棄は違法で、自然環境への影響もあります。 ゴミは必ず持ち帰りましょう。

こちらはエンレイソウです。

オオカメノキの花を見つけました。
【注意】様々な花が咲き誇る季節ではありますが、それらを見ようとして遊歩道から外れて歩くことはおやめください。 踏みつけにより、植生にダメージを与える恐れがあります。
2012年5月11日(金曜日)曇り時々晴れ
美笛の滝
本日から、野幌自然休養林および支笏湖周辺の国有林で活動するGSSがスタートしました。 今日は、美笛の滝に通じる歩道の巡視・植生の踏みつけ・植物の盗掘等の確認を行います。

写真は美笛の滝入口の様子です。まだ雪が残っています。

美笛の滝に向かう途中には、簡易な橋が架けられておりますので、足元に注意し歩行願います。
【注意】美笛の滝まではぬかるみが多いため、長靴や登山靴で歩かれることをお勧めします。
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