利尻島発!GSS活動日誌(2016)

2016年7月
2016年7月18日(月曜日)
年度の利尻島のGSS(グリーン・サポート・スタッフ)を担当する桐山と申します。
利尻島はこの島の象徴である「利尻富士」(利尻山、標高1,721メートル)の美しい頂を島のどこからでも眺めることができ、高山植物の宝庫としても有名です。
私たちの財産である国有林の歩道や植生等の荒廃防止のため、入り込み者へのマナー啓発活動や不法投棄防止、標識や歩道の簡易な整備活動等、きめ細やかな保全管理活動を進めていますので、どうぞよろしくお願いします。
利尻山には年間約7千人の登山客が訪れており、毎年7月の海の日を含む3連休に最も多くの登山客が入山しています。
今回はその3連休の最終日である7月18日に北麓野営場(利尻山登山道鴛泊ルート登山口)で行われた登山マナーのPR活動の様子をご紹介いたします。

PR活動が行われた北麓野営場です。
この活動は、利尻島に生息している野鳥の「コマドリ」にちなみ、“利尻山”の“コマ”っていることを“トリ”のぞく「利尻山コマドリプロジェクト」と名付けられ、利尻富士町、利尻町、環境省、林野庁などが共同で実施しています。

利尻山の登山の際は植生の保護のため
(ア)携帯トイレを利用する (イ)トレッキングポール(ストック)にはゴムキャップをつける (ウ)植物の上に座ったり踏み込まない
という3つのルールが定められており、今回のPRイベントではボランティアの方々の協力も得て登山客にルールをPRしました。

さらに、「利尻山コマドリプロジェクト」の趣旨に賛同していただけた方を対象に応援ピンバッジ(1個千円)を販売しました。
販売収益は、歩道(登山道)の維持修繕を行っている利尻登山道等維持管理連絡協議会によって歩道(登山道)や植生等の荒廃防止、環境整備に用いられています。

PR活動に参加した関係機関とボランティアの方々です。
利尻の美しい自然を後世に残していくために、ご協力をよろしくお願いします。
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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