利尻島発!GSS活動日誌(2015)

2015年7月
2015年7月20日(月曜日)
2015年度GSSブログ、利尻島第3回目の更新です。
夏も真っ盛り、この利尻島は登山客や観光客のピークを迎え、同時に草花も色とりどりに咲き誇っています。 今回は7月の連休最終日に行われた登山マナー普及啓発活動の様子をお送りいたします。
 本日の利尻山は少々もやがかかっていますが頂上までしっかり見える晴れ模様。 熱中症には注意です。
 さて、そんな中歩道(登山道)入り口のキャンプ場「北麓野営場」にて利尻山について「コマっていることをトリのぞく活動」、略して「コマドリプロジェクト」のPRブースが設置され、山を下りてきた登山客の方々に趣旨の紹介・PRをするとともに利尻山の環境を守るためのマナー啓発等を行いました。
 ブースではプロジェクトの活動内容の一つとして利尻富士・利尻町及び関係機関が共同で行っている歩道(登山道)整備の活動内容を掲示しました。
 通路上ではそれに加えてその活動を報じた新聞記事等を掲示し、歩道(登山道)や貴重な植生がどのような努力によって守られているかを紹介しました。
 さらに、その上で趣旨に協賛してくださる方を対象にピンバッジ(1個1000円)の販売も行いました。 このバッジの販売収益は全額歩道(登山道)維持修繕費に充てられることとなっており、歩道(登山道)を直接維持管理している利尻登山道維持管理連絡協議会の貴重な資金源の一つとなっております。
 また、パネルをもちいたチェックシートに利尻登山の3大ルール「携帯トイレの携行・ゴムキャップの使用・植生に踏み入らない」を守れたかを記入してもらい、利尻山にはこのようなルールがあるということを多くの方々に知ってもらいました。
 最終的には数十人に上る方々にコマドリプロジェクトのことを知っていただき、ピンバッジもかなりの数を購入していただけました。
みな一様に感謝の念を口をにしており、私たちも関係機関の一つとしておおいに励みとなりました。 今後もこの美しい山をよりよいものにしていくため、頑張っていきたいと思います。
今回はここまで。また次回の更新をお楽しみに。
2015年7月9日(木曜日)
2015年度GSSブログ、利尻島第2回目の更新です。
本格的な夏が到来し、この利尻島は登山客や観光客で大賑わいの日々です。今回は利尻富士町役場と合同で行った利尻山登山道整備事業を紹介いたします。
 この歩道(登山道)整備は毎年一回利尻富士町役場の若手メンバーと林野庁、環境省等が合同で行う大規模な歩道(登山道)整備です。出発時間は朝6時、当日は雲一つない快晴でした。
 礼文島を背景に咲くリシリヒナゲシ。だいたい9合目より上で見られます。
 こちらは丸太階段兼土留め工用の資材です。 昨年ヘリでまとめてあげましたがここからは施工箇所まで人力で運ぶ必要があります。
 既設の階段を登山客とすれ違いながら一歩一歩あがっていきます。 登山客の方から多くの声援もいただき大変な励みになりました。
 こちらはジオセルというプラスチック製のセルを使用した階段ですが、中に詰めていた土石が雨などで流出していたので補充します。
 登山道上にいくつか設置されているトイレブースに防腐剤を塗布します。 木製のうえ常に風雨にさらされることになるので、腐らぬよう壊れぬよう入念に処理していく必要があります。
今回はここまで。また次回の更新をお楽しみに。
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お問合せ先
総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271
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