2016年7月
2016年7月28日(木曜日)
神仙沼巡視

神仙沼が発見されたのは、昭和3年(1928年)のこと。
日本ボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏の一行が発見、別世界に来たような景観と 神秘的な雰囲気から、神仙沼と命名したそうです。

木道沿いには大小さまざまな池塘があります。
雨が続いたからでしょうか?ネムロコウホネが水没していました。

今日は生憎の天気でしたが、雨露で小さな草花は輝き神秘的な雰囲気でした。 駐車場から神仙沼まで約25分。 雨の日の木道は滑りますのでご注意ください。

ウメバチソウ タチギボウシ

トキソウ
2016年7月23日(土曜日)
白樺山~シャクナゲ岳巡視
今日は新見峠登山口より白樺山~シャクナゲ岳を巡視します。
新見峠登山口は、目国内岳~岩内岳方面と白樺山~シャクナゲ岳方面に行けるため、この日は多くの登山者で賑わっていました。

まずは白樺山へ

白樺山山頂から後ろに目国内岳の山頂が見えます。 登山口から白樺山山頂までは約45分。

シャクナゲ沼とシャクナゲ岳が見えてきました。 白樺山からシャクナゲ沼までは約1時間30分。

雪解けで増水していたシャクナゲ沼の水位も下がり、歩きやすくなりました。

今日は天気も良く、シャクナゲ岳山頂では多くの人がお弁当を食べていました。 ゴミは必ず持ち帰りましょう。

ハイオトギリイワキンバイ

エゾシオガマ ヒオウギアヤメ
2016年7月17日(日曜日)
大平山高山植物盗掘防止パトロール
6月7日の合同パトロールにつづき、今回は単独で行ってきました。

長~~いトンネルを抜けた先に登山口があります。

先ずは険しい沢沿いへ。 上りも下りも、少しの雨でぬかるみ、滑りますので足下にご注意ください。

第1ピークより山頂方面。

山頂付近は生憎の天気でしたが、雨は降らずパトロールを終えました。 今回のパトロールでは盗掘や踏み荒らしは見当たりませんでした。
大平山のお花

ヤマルリトラノオ ミヤマウツボグサ

ヒメエゾネギ タカネナデシコ、キバナカワラマツバ

テガタチドリ オオヒラウスユキソウ

カドバリヒメマイマイ
2016年7月15日(金曜日)
鏡沼巡視

今日はニセコアンヌプリ1308mの北斜面、標高約570mの位置にある鏡沼を巡視します。

道道58号線より約1.6km。 この時期は羽化したてのルリイロトンボや、カオジロトンボなど多くのトンボやチョウを見ることができます。

シラカバやダケカンバの林を約40分。
 
途中、ジャコ川を渡ります。

沼の周りには木道がありますが、1周はしていません。 木道を外れて歩かない様にお願いします。

後ろにニセコアンヌプリ。

鏡沼には風に乗って移動する小さな浮島がありますが、今日は風もなく漂ってはいませんでした。

ホソバノキソチドリ

タチギボウシ

モウセンゴケ

ツルコケモモ

ヒメシジミ
2016年7月9日(土曜日)
狩場山巡視

狩場山自然休養林は一帯が狩場茂津多道立自然公園に指定されています。
公園のほぼ中央にそびえる狩場山は道南最高峰の標高1520メートルで、 裾野は日本一広いブナの原生林に覆われています。

下部お花畑はまだまだ残雪で覆われていますが、ここは通行禁止です。

7月9日現在、7~8合目の歩道上に残雪があります。通行の際はお気をつけください。

歩道上に被っていた笹を刈り込みました。

親沼、子沼。 この日の山頂付近の天気は生憎の天気でした。

狩場山は道南最高峰の1520メートル。 山頂からは、茂津多岬へ抜ける約10キロのコースもあります。

ハイオトギリ

フギレオオバキスミレ

シナノキンバイ

ブドウマイマイ
2016年7月8日(金曜日)
オロフレ山巡視

オロフレはアイヌ語で「ウオロ・フレ・ペッ」(水中の赤い川)を意味するそうです。 その昔、赤い川が流れていたのでしょうか?

登山口が1000メートル近いため、入林箱前にも綺麗なお花が咲いています。

右側の尾根を登りオロフレ山山頂までは約1時間30分です。

6月に張った、危険箇所や踏み荒らし防止のロープにも異常はありませんでした。

オロフレ山山頂

晴天と雲海に恵まれた1日でした。

ヨツバシオガマ

チシマフウロ
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