2015年8月
2015年8月30日(日曜日)
狩場山自然休養林千走新道コース巡
 狩場山でブナが生育できる高度は700メートルから800メートル付近です。 登山口の高度が既に700メートルあるため、登り始めて間もなくダケカンバの林に変わります。
 歩道脇に熊の糞が数カ所見られました。 狩場山一帯はヒグマの生息地です。熊との遭遇を避けるため鈴等を携帯し、ゴミは必ず持ち帰ってください。
  【ニシキギ属ツリバナの一種】 【ブドウマイマイ】
 6合目から7合目にかけて広がるお花畑は通行禁止です。 植生保護の為通り抜けないようにしてください。
  9合目から山頂付近にかけて見通しが悪い箇所のササを刈りました。【左作業前】【右作業後】
 山頂付近は雲の中でしたが、カメラを構えた雲海待ちの登山客で賑わっていました。
2015年8月26日(水曜日)
イワオヌプリ巡視
 イワオヌプリはニセコ山系で最も若い火山です。アイヌ語名もイワウ・ヌプリ(硫黄の山)であることから、 斜面には沢山の硫黄の結晶が見られます。
 近隣の山と比べると地肌むき出しの部分が多く浮き石も目立ちます。 残雪期や視界不良時は道迷いに注意してください。
 背面にはニトヌプリが見えます。 雪が積もる頃には新雪を求めて多くの方で賑わいます。
 晴天時は山頂からニセコアンヌプリ越しに羊蹄山を見ることが出来ます。 イワオヌプリ分岐点からはニトヌプリ方面へ、若しくは硫黄鉱山跡地・大沼を経て神仙沼方面へと道は続きます。
2015年8月20日(木曜日)
徳舜瞥山~ホロホロ山自然休養林巡視
 ホロホロ山自然休養林は支笏・洞爺国立公園に隣接し、徳舜瞥山、ホロホロ山の麓に広がる国有林です。
 歩道上の岩は大変滑りやすいので注意してください。
 登山口(歩道)が5合目スタートで、徳舜瞥山山頂からホロホロ山山頂まで1時間で往復できる ことから手軽に縦走出来るコースとして知られています。
 ナガバキタアザミ
 エゾオヤマノリンドウ
  ホロホロ山山頂には白老方面に下るコースの他に、北尾根に向かっている踏み跡が見られますが、 この踏み跡は尾根の先で切れているので間違って入り込まないように注意してください。
2015年8月16日(日曜日)
大谷地植物群落保護林~大沼巡視
 大谷地付近は6月から7月にかけて山菜取りの方々で大変賑わいます。
 木道脇に【タチギボウシ】、ナガボノシロワレモコウ等が開花していました。
  ここ数日の雨で、ササやアシの枯れ枝がコルゲート管に詰まっていた為取り除きました。
 大沼から見える山はイワオヌプリです。 70分程先の分岐点からはイワオヌプリの他にニトヌプリ、アンヌプリに縦走するルートがあります。
2015年8月9日(日曜日)
ニセコアンヌプリ巡視
 ニセコアンヌプリはニセコ連峰の東端にあり、スケールの大きなスキー場としても知られています。
 登り始めて間もなく、スキー場のゴンドラを利用するヒラフコースと合流します。
 【ゴゼンタチバナ】所々に風穴があり涼風を感じる事が出来ます。
 樹林帯を抜けるとヒラフスキー場の山頂リフト降り場が見えます。

 山頂からは羊蹄山やニセコ連峰が広がり、縦走コースはイワオヌプリを経て日本海側の雷電山まで続いています。
2015年8月2日(日曜日)
岩内岳~パンケメクンナイ湿原巡視
 岩内岳の歩道入口(登山口)は旧スキー場入り口とオートキャンプ場入り口の二通りがあり、 本日はオートキャンプ場からスタートしました。
 スキー場の尾根沿いをしばらく進むと「振り向き坂」の表札が見えます。
 振り向けば岩内町が一望できます。
 山頂までは2時間30分程で到着します。
 山頂から目国内岳方面へ1時間程下った場所にパンケメクンナイ湿原があります。
 【チングルマ】
 【シナノキンバイ】「
 【イワイチョウ】
 湿原を通る際は植生の踏み荒らしに十分注意してください。
 岩内岳には目国内岳に向かうルートの他に、幌別岳を経て雷電山に縦走するルートがあります。
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