2013年5月
2013年5月31日(金曜日)
黒松内岳

黒松内岳入口は道道9号寿都黒松内線の狩場山駐車場すぐとなりの林道を通っていきます。 約20分車でかかります。お手洗いは狩場山駐車場が最後です。

ツタウルシが生えてきました。 強いウルシオールを含んでいて雨の日は下を通っただけで、晴れていても成分が気化しているので過敏症の人は近くを通るだけでもかぶれを起こします。

キクザキイチゲが大輪の花をつけていました。

歩道にかかっている雪渓は一カ所のみでした。

7合目を過ぎたところから美しい景色がひろがっていきます。 この稜線上には花も良く咲いています。

シラネアオイ

ハクサンチドリ

フギレオオバキスミレ

8合目あたりからの急な岩場にはロープがかかっています。 地元の山岳会の方々が設置して下さいました。

見渡す限りの青空が続く山頂ではおいしそうにお昼を食べている方々がいました。 本当に気持ちの良いお天気に恵まれた一日でした。 風があるときは良いのですが、ブヨがたくさんいるので虫除けは必須アイテムです。
2013年5月28日(火曜日)
室蘭岳(鷲別岳)
ここ鷲別岳はまたの名を室蘭岳といい地元の方々に大変愛されている山です。

今日も駐車場には15台ほどの車が止めてありました。 登山口駐車場から登山口までは分ほどなだらかな登り道です。 スキー場の脇を歩いて行きます。お手洗いは駐車場にあります。

白鳥ヒュッテに到着です。 ここで入林簿に日時、名前、自分の行く歩道(登山道)を記帳していきましょう。 室蘭岳には西尾根コース、夏道コース、水元沢コースの3つがあります。

水神社

フッキソウ

ヒメイチゲ

山頂まであと1kmの所に雪渓が残っていました。

60年に一度咲くという笹の花です。

山頂には鐘があります。見晴らしの良い山頂で良く響くと思います。

吸い殻が落ちていました。森林はゴミ捨て場ではありません。来たときよりも美しく!

室蘭岳の夏道コースは1時間15分ほどで山頂までたどり着けます。 登りのきついところも少し有りますが手軽なコースです。
2013年5月26日(日曜日)
有珠山

有珠山北の入口の駐車場にはたくさんの車が止まっていました。 登山の準備をしている方々で賑わいを見せていました。

去年はなかったと思うのですが熊出没注意の看板が入り口にありました。 近くで熊が目撃されているのかもしれません。 鈴やラジオを携帯して熊に自分の存在をアピールして鉢合わせないようにしましょう。
 タチツボスミレ タチツボスミレ、エンレイソウなどが咲いていました。 そのほかベニバナイチヤクソウなどのつぼみもたくさん見られました。

ドングリも芽を出し始めています。あの堅い殻を破って、いのちを土に根付かせようとしています。

歩道に架かり木が見られました。 すぐに倒れる危険はないと思われますが、歩くときは気をつけて下さい。

新道振り替え工事が終了して、歩道が新しく設置されました。 旧道への入り口は鉄の柵がしてありますので入らないようお願いします。

これが新しい歩道の様子です。まだ緑が少なく閑散としています。

お天気に恵まれ山頂は青空がひろがっていました。

ロープウェイ乗り場へと続く階段の手前部分がだいぶ土砂で埋まっていましたが、 階段まで問題なく歩けます。

上を見ても下を見てもどう見ても長い階段です。 のんびりゆっくりどうぞ。有珠山外輪歩道は1.1km片道徒歩約40分ほどあります。
2013年5月25日(土曜日)
歌才ブナ林
平成25年度ニセコ山地及びブナ北限地帯国有林担当のグリーンサポートスタッフ筒井、原です。 どうぞよろしくお願いします。第一日目の巡視は歌才ブナ林です。

ここはブナ自生北限地帯となっていて天然記念物に指定されています。とても美しい所です。

ブナ林目前の歩道に倒木がありました。木の根の左側は問題なく通ることができます。 今年の冬は雪が多かったので大きな木がたくさん倒れていました。

ヒトリシズカが咲き始めていました。

写真はエンレイソウです。周辺にはシロバナエンレイソウもみられました。

ブナ林の入り口付近はニリンソウがたくさん咲いていました。 その他、周辺にはキクザキイチゲ、エゾエンゴサクなども咲いていました。

坂の手前の倒木。歩けるように整備してありますが、 天然記念物の森なのでその形を大きく変えることはできません。 人の手は最小限に抑えられています。

坂を下りたところの倒木。 ブナ林はアップダウンもあり、倒木をまたいだりもします。 散歩よりはハイキングに近い装備で来てもらう方が良いかもしれません。

お弁当を食べている方のお邪魔にならないように終点の写真をパチリ。 今日はこの後24人のグループともすれ違いました。 ブナ林はとても人気があります。

写真はスミレサイシンです。 そのほかカタクリなども咲いていました。

ブナの木は森の守り神のようです。何度も足を運びたくなります。
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