2012年10月
2012年10月22日(月曜日)
歌才ブナ林

入り口の木々が紅葉を始めました。 今日は気温も10度を超えて、秋らしい良いお天気です。 ここが私たちの今シーズン最後の巡視です。

ブナの木の穴から、キノコたちが顔を見せていました。 なんだか、穴から外の世界を見ているような感じです。

「ギンリョウソウの坂」の手前に、道をふさぐようにブナの倒木がありました!! 必要以上の無理な力を加えなければ、枝もこれ以上崩れ落ちてくるような様子ではないことは確認してきました。 少々くぐったり、またいだりすることはありますが通過できます。 しかし通過の際には、くれぐれも気を付けてください。

同じ倒木の幹の部分です。 先日の強風で倒れたのではないかと思われます。 しかしながら、ここは天然記念物のブナ林であるため、倒れた木とはいえ、枝を切ることは最小限にとどめなくてはいけません。

風の強い日は、落ち葉と一緒にドングリもたくさん落ちてきます。 新しい森の命が次から次へと生まれています。

ブナ林の終点に到着しました。 そして、私たちの2012年度の巡視も、無事にすべて終了しました。 お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
2012年10月21日(日曜日)
神仙沼

かなり気温も低くなり、この時点で1度しかありませんでした。 すっかり秋模様です。

木道になんと!大粒のヒョウが降ったあとがありました。

寒いと増えるゴミはティッシュ。 今日も袋いっぱい回収しました。 ゴミは持ち帰りましょう。

ちょっと寒々しい秋の神仙沼です。

紅葉は今が見どころです。 防寒対策をして来て下さいね。

黄色の葉が目立つ迂回路。

駐車場も観光バス満車です。 大変混雑しているので順路を守り、譲り合って通行して下さい。
2012年10月16日(火曜日)
狩場山カウンター撤去作業

今シーズン入林者状況を記録してくれていたカウンターも、その仕事を終わるときが来てしまいました。

また来年よろしくお願いします。

狩場山の紅葉は今が見どころです。 (クリックすると大きくなります)

秋晴れの気持ちの良い日に、最後の狩場山での作業を終えることができました。(クリックすると大きくなります)
2012年10月15日(月曜日)
歌才ブナ林

本日の入林者は3名でした。 歌才ブナ林は、まだ紅葉には少し早いみたいです。

看板の注意書きには、この森は老いた森です、と記載されています。 枯れ枝が落ちてくる危険性があるので、風の強い日には森に入らないでください。

国の天然記念物のブナ林の中では、注意事項は必ず守って下さい。

ホウノキの落ち葉が、びっしり歩道を埋め尽くしていました。

歩道に倒れていた枯れ木から、【ツキヨタケ】が出ていました。 このキノコは、平安時代から知られる毒性があるキノコで、死亡例もあります。(゜□゜;)!! もちろんここではキノコも採取してはいけません!

ブナの木のパワーを感じます。 森は生命力が満ちあふれています。
2012年10月14日(日曜日)
長沼~チセヌプリ

来る度に長沼が小さくなっていきます。 今日はここからチセヌプリを目指しますが、あいにくのお天気。 雨が降らないと良いのですが…

歩道は、ここ数日間降り続けた雨のため、かなりぬかるんでいました。

ビーナスの丘、分岐点に到着です。 ここからシャクナゲ岳方面、チセ・湯本方面に道が分かれています。

雨雲が、シャクナゲ岳の後ろから迫ってくるようです。 この時点でかなりの強風でした。

チセヌプリの中腹から見下ろしたビーナスの丘です。 左に伸びているのがチセ・湯本方面、右上がシャクナゲ岳、右下は長沼・神仙沼方面です。

チセヌプリ山頂も、ものすごい強風でした。 雨が来る前に素早く下山します。
2012年10月13日(土曜日)
目国内岳

からりと晴れた良いお天気とは対照的に、足下は昨日の雨でぬかるんでいました。 長靴を履いて山頂を目指します。 今日の入山者は5名です。

前目国内岳から見た岩内です。 海も穏やかです。 (クリックすると大きくなります)

山頂のお天気も良さそうです。 雲が山頂を隠してしまうまでに到着したいです。

夏にはお花畑だったパンケ目国内湿原から岩内岳に向かう道は、今こんな感じになっています。

山の稜線が美しいです。

山頂は狭い岩場ですが、みなさん楽しくしていました。

岩内岳に縦走していく方は、この札を目印にして下さい。 9合目と山頂の間にあります。 最近は日が短くなってきました。 気温も低くなっているので、縦走する方は体力と時間を考えて行って下さい。
2012年10月12日(金曜日)
神仙沼木道清掃

落ち葉が増えてきました。 今日は木道清掃です。 約1.4kmの道のりです。

掃いても、掃いても風が吹く度に、ひらり、ひらりと……

落ち葉のある木道は秋を感じさせますね。 でも、雨に濡れた木道の上の落ち葉は滑りやすいので、気をつけて下さいね。

様々な木々が、その姿を色とりどりに変えていきます。 来る度に違う景色を見せてくれます。

沼の周りは、たくさんの観光客で賑わっていました。 今日は、どちらかというと、外国からのお客様が多かったかもしれません。

一時木道が渋滞する場面も…。 木道は狭いので、ゆずりあって通行してください。

迂回路から見える紅葉です。 茶、白、赤、黄、緑と、美しい色合いを重ねています。 最近は夜の気温が低く、冬を感じさせる気候になってきました。 紅葉を見に来る方はお早めに!
2012年10月9日(火曜日)
黒松内岳銀竜草の会と石段作り
「黒松内岳銀竜草の会」は、黒松内岳に至る歩道の補修やパトロール、自然観察会などを実施するためのボランティア団体です。 今日はボランティアの方々5名と一緒に、階段の洗掘が進んで段差の大きくなっている場所数カ所に、石段を作ってきました。 石は銀竜草の会の方々が、沢から運んできてくれました。 近自然工法といって、身近な環境から資材をあつめ、なるべく自然に近い状況で補修をする方法で、今回は石段を作ります。
 さあ、石を補修カ所に運び上げる作業です。 しょいこに大きな石をのせると、なかなか立ち上がれません。

全員でこれだけの石を運び上げました。 石段作りには、石選びが重要なポイントになってきます。 重さや力がかかっても、人間を支えてくれる石段にしなければなりません!

いくつかのチームに分かれて、いろんな道具を使って石段を完成させます。 歩道の洗掘を防ぐための水切りもつくります。

大きな段差の間に石段を入れていきました。 だいぶ登りやすくなったと思います。

水切りはこんな感じになりました。 今日の作業はここまでです。
2012年10月8日(月曜日)
ホロホロ山・徳舜瞥山

秋晴れの気持ちの良いお天気に誘われて、たくさんの人が来ています。

紅葉が始まっています。 赤と青のコントラストがきれいですね。

遠くに羊蹄山とニセコ連山が見えます。 天気が良いとこんなにはっきりと見えます。

山頂で出会った登山者の方々にパンフレットを配布、登山者のマナー向上呼びかけを行いました。

きれいな秋晴れです。

後ろに見えるのは徳舜瞥山です。 ホロホロ山山頂まではあと少し! ここを過ぎたら最後の岩場です。

標高1322mの山頂に到着しました。 徳舜瞥山から30分ほどです。

こちらで出会ったお二人は、苫小牧から来ていたそうです。 いつかニセコ連山にも登りに来て下さいね。

山頂で【ミヤマアズマギク】を見つけました。 通常8月末で見頃を終えるのですが、今年は例年よりも暖かかったからでしょうか? この時期に見られるお花には、力強さを感じます。 もうじき厳しい冬の到来です。
2012年10月7日(日曜日)
白樺山~シャクナゲ岳

昨日の雨模様から一転して、今日は時折青空も見えるほど天候が回復しました。 日曜日ということもあり観光バスも来ていて、新見峠の駐車場は満車状態でした。

白樺山に向かう稜線がきれいに見えます。 山頂までなだらかな登りで、およそ40分ほどなので、目国内岳を登り終わった後、こちらに足を運ぶ人が多く見られます。

シャクナゲ沼に向かう道は足場が悪く、苔むした大きな岩がごろごろしているところをぬけていきます。 注意が必要なので、真剣な表情です。

岩場をぬけました! シャクナゲ岳が見えます。

シャクナゲ沼越しに見える目国内岳がきれいです。 今頃たくさんの人が山頂を賑わせていることでしょう。

山頂手前に大きな落石があるので、横を通る際には十分気をつけて下さい。 石に近づかないようにして下さい。

シャクナゲ岳山頂は、カラフルな服装の老若男女で賑わっていました!

道路脇に落ちていたゴミです。 責任を持ってゴミは必ず持ち帰りましょう。
2012年10月6日(土曜日)
神仙沼

ニセコに紅葉の季節がやってきました。 神仙沼では共和町の観光協会の方々が、地元の野菜や米を販売していました。

木道も秋色です。

人も増えればゴミも増えてきます。 目立つゴミは、やはりティッシュとお菓子の包装プラです。 みなさん、ごみは持ち帰りましょう。

警察も交通整理に力を入れています。 この季節は、狭い道路の両脇に路上駐車が目立ってくるので、運転の方はお気を付け下さい。 特に横断歩道の手前は減速して下さいね。
2012年10月5日(金曜日)
岩内岳

岩内岳登山口はススキ野原になっていました。 秋を感じます。

石がたくさん転がっている坂が続きますので、足下にご注意を。

見返り坂から見る岩内町です。 雲が多くなってきました。

7合目付近はハイマツが生い茂っています。 ヤマイグチを始め、いろいろなキノコが見られました。

ザァァーという風ではない音が、山の向こうの方から聞こえてきました。 急いでカッパを着たところ、案の定、激しい雨に見舞われました。 足場が悪くなる前に下山です。
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