2012年9月
2012年9月29日(土曜日)
雷電山 テープ貼り作業

現在雷電山には、歩道をふさいでいる倒木やかかり木が数カ所あります。 先日、危険カ所回避のための迂回路が作られました。 今回私たちは、テープを貼って立ち入り禁止エリアを明示してきました。

かかり木の根っこ。

もう一カ所の立ち入り禁止エリアです。

ドクツルタケを発見しました。 死亡することもあるという、きわめて有毒なキノコです。 キノコを食用に採取するときは、食用できることを専門書などで確認するなど、採取する人が責任を持って判断しなければいけません。
2012年9月28日(金曜日)
アンヌプリ

アンヌプリ登山口です。 空は雲に覆われています。 山頂まで雨が降らないように祈りつつ、巡視開始です。

花園リフト線下の工事が始まっていて、一部の歩道は9月28日現在このような状況です。 ここをまっすぐ上がっていきます。

各支柱に番号が表示してあります。 06月18日 (じゅうはちぶんのろく)の支柱の左側に歩道が続いています。

そしてその先の歩道も、工事が入っていてこんな状況です。 雨が降った後ということもあり、かなりぬかるんでいて、足下は悪くなっています。

【ヤマハハコ】 数少ない、今現在見られるお花です。

山頂付近は360度雲に覆われていました。 さらに台風の影響でしょうか? 風が強くて前を見るのがやっとでした。

山頂に着きましたが、やはり誰もいませんでした。 雨には降られませんでしたが、強い風にあおられて、とても寒かったです。 登りはじめはまだ暖いかもしれないですが、防寒着はこれからの季節、必ず持ち歩きましょう。
2012年9月24日(月曜日)
目国内岳

目国内岳入り口です。 今日はあいにくの曇り空で、入林簿の記帳が0名でした。

前目国内岳に到着。 心配していた天気もそこまで悪くならなそうです。

岩の門は、5合目と6合目の間です。 先日の雨で下がぬかるんでいて、足下が全体的に悪かったです。

9合目からは、こんな岩場を登っていきます。 なかなか手強い所もありますので、慎重に行って下さいね。 ザックを岩場の下に置いて手ぶらで行く人もよく見かけます。 要手袋持参です。

ごつごつした岩に囲まれた山頂です。

背景にニセコ連山が連なって見えます。 雲は多いですが、空も一部見えるようになり、はじめの心配が嘘のような良いお天気となりました。

2時間の登山で、こんなに素晴らしい景色が待っています。 目国内岳は、かなりお勧めの山です。

スギタケモドキと思われます。 シナ類などの枯幹などや切り株に群生。 食することは可能ですが、人によっては軽い中毒を起こすこともあるので、注意が必要です。(北海道キノコ図鑑より引用) 野生に生えるキノコの中には、食べると食中毒を起こす有毒なものもあります。
2012年9月23日(日曜日)
神仙沼~大谷地

神仙沼の駐車場にあるレストハウス前には、たくさんのバイクがとまっていました。 ニセコパノラマラインは、ライダーにとても人気のある道路なのです。 毎年たくさんの人がこの地を訪れます。

さわやかな秋晴れの神仙沼です。

景色全体に少し暖色系が入ってきたような気がします。

たくさんの観光客が木道を通過中。 木道補修も終わり、たくさん人が来ても一安心です。

水面が鏡のように空を写しだしていました。

大谷地への木道の途中で、【サンコタケ】を見つけました。 この名前は仏具の三鈷杵(さんこしょ)に、似ていることから付けられました。

ハート型のカワイイ葉っぱが落ちている、といって筒井GSSが拾っていた葉はツタウルシでした! 皆さんは気をつけて下さいね。
2012年9月22日(土曜日)
黒松内岳

黒松内岳の歩道は、1合目に分岐点があります。 迂回路はブナ林コースとなっていて、秋には素晴らしい紅葉となります。

いままで天候に恵まれなかったので、今日は見える景色がとても新鮮でした。 そして先日の笹刈りの甲斐もあり、歩道は歩きやすく、夜露に靴が濡れることもありませんでした。

6合目と7合目の間に枯れ木が倒れ反対側のブナの木に引っかかっていました。 注意して通行して下さい。

しばしこの景色に心を奪われました。 7合目付近から見た山頂です。 標高739m、時間にして1時間40分ほどの道のりです。 もうお花は見られませんが、これからは紅葉が楽しみな季節です。
2012年9月21日(金曜日)
ニトヌプリ~イワオヌプリ

秋らしい気温になってきました。 少し涼しく感じます。 ニトヌプリは、イワオヌプリやアンヌプリのように人気はないですが、とてもよい山だと思います。 ここからイワオヌプリ、五色温泉方面や、大沼、大谷地方面に行くことができます。

ニトヌプリの山頂付近から見える、本日目指すイワオヌプリです。 イワオヌプリ山頂で話している人たちの声がここまで響いてきます。

ニトヌプリは標高1083mです。 ここまで1時間ほどで到達できます。 岩場なので、雨の後は滑りやすいです。 ぬかるんでいるところも数カ所有りました。

携帯トイレの使い方を、登山客の方々にレクチャーしている筒井GSS。

イワオヌプリ標高1116mの山頂です。 向こうに見えるのは、アンヌプリ1308mです。 山頂付近は非常に風も強く寒く、このあと雨具で防寒しなければならないほどでした。 皆さん、装備は大切です。
2012年9月18日(火曜日)
長沼~チセヌプリ

長沼からビーナスの丘を経て、チセヌプリを目指します。

長沼がだいぶ干上がっていました。

ニホンザリガニを発見。

長沼~ビーナスの丘までの歩道が、だいぶ滑りやすくなっていました。 岩の上の苔や、粘土質の部分は特にご注意を。

ビーナスの丘に到着しました。 古くなっていた看板を、ボランティアの方々も参加して、新しく取り替えて下さいました。

チセヌプリのから見たシャクナゲ岳、目国内岳、岩内岳。

チセヌプリ標高1134mの山頂に到達いたしました。 今日は天候に恵まれ、たくさんの方が登山を楽しんでいました。
2012年9月14日(金曜日)
イワオヌプリ歩道補修

イワオヌプリと鉱山跡地をつなぐ歩道の一部が洗掘されていたので、本日はその補修にやってきました。 前回来たときよりも、穴が一段と深くなっていました。

土嚢を作っています。

作った土嚢を並べていきます。

足でならしていきます。

完成しました。 水の通り道も端に確保しておいたので、これ以上歩道が削れないことを願います。 短時間に集中して雨が降ると、水が大量に流れて、歩道が削られてしまいます。 雨の翌日などに登山に行かれる方は気をつけて下さい。
2012年9月11日(火曜日)
歌才

今日の歌才は、気温も高く雨も降っていました。 入り口には、外来種のオオハンゴンソウの防除をしているという看板が立てられていました。 黄色い大きなこの花は、いまやどこまでひろがっていくのか?というほど、あちらこちらで見られます。 在来種への影響が懸念されています。

黒松内町フットパスの看板。 歌才森林公園コースは、ブナ林の入り口に接しています。 詳しくは、黒松内町のホームページ(http://www.kuromatsunai.com/footpath/)をご覧下さい。

ブナの巨木に包まれながら森林浴、というのが理想的ですが、今日は雨と湿度にまいりました。

ブナ林の終点です。 ここから来た道を戻ります。 のんびり歩いても片道30分の道のりです。
2012年9月10日(月曜日)
洞爺中島

中島には、現在約200頭のエゾシカが生息しています。 9月から11月は繁殖期のため、角がある雄鹿が威嚇行動をする恐れがあるので、近寄らないようにしてください。
 雨によって歩道が洗掘されていました。 (左:補修前、右:補修後)

エゾシカが食べるのを好まない【フタリシズカ】の葉。

【フクロツチガキ】 ユニークな形のキノコです。

クローンアカエゾマツもすくすくと育っていました。
2012年9月8日(土曜日)
狩場山

7合目手前のお花畑には、植生保護のため入らないようにお願いいたします。 今日は、コガネギクが黄色いお花をたくさん付けていました。

7と8合目の間に、トリカブトが出ていました。 猛毒です。 触るのも控えた方がよいと思われます。

9合目からの景色には圧倒されます。 本当にここが山頂付近?という感じです。 ここまで来ると足取りも軽くなってきます。 目指す山頂までもうすぐです。

山頂の鳥居です。 確かではないですが、アイヌの祭具の一つ、イナウというもののように見えます。

茂津多コースは、全長約10kmの所要時間およそ5時間半あります。

標高1520mの山頂です。 私たちは、千走新道コース(約4km)を利用しています。 所要時間は約2時間半です。 そのほか、真駒内コース(約8km、所要時間約4時間20分)があります。
2012年9月7日(金曜日)
神仙沼

神仙沼のレストハウスです。 中では地元の特産品やお土産物の販売、お食事もできます。

今日の木道清掃は、天候に恵まれた良い一日になりそうです。

修復後の迂回路の歩道。 凹凸がなくなり、歩きやすくなりました。

雪の重みで傾いていた木道が、やっとまっすぐに補修されました。

神仙沼が空を写しています。(クリックすると大きくなります)

平日金曜日だというのに、あっという間に沼周辺は人だかりに。

帰り道に、帽子が沼に落ちているのを発見しました。 風の強い日はお気を付け下さいね。
2012年9月4日(火曜日)
大谷地~イワオヌプリ

現在、大谷地の駐車場は建設副産物の一時保管所となっていて、駐車スペースがせまくなっていますが、利用することはできます。

木道の補修が終わり、歩きやすくなっていました。

大谷地を過ぎて木道が終わったあたりに、先日の雨によると思われる洗掘跡が見られました。 足下に注意をして下さい。

30分ほどで大沼に到着。 目指すイワオヌプリが遠くに見えます。
。 道中2回の分岐点があります。 一つ目の分岐は五色温泉方面へ進んで下さい。 次のイワオヌプリ登山口の看板は、大沼方面から来ると見落としやすいので要注意です。

最近、イワオヌプリ山頂付近で道に迷う方がいると聞きます。 歩道に赤い矢印が記されているので、その指示に従って登山をして下さい。

外輪山から、さっきまでいた大沼が見えます。

倶知安の町が一望できます。(クリックすると大きくなります)

先ほどでの青空が突然雲に覆われてきました。 と、思ったらこの後、雨と風と視界不良に見舞われてしまいました。 天候の急な変化に備えて、雨具は必ず携帯しておきましょう。
2012年9月3日(月曜日)
岩内岳

歩道入り口のススキが秋を感じさせます。 しかしまだまだ残暑は続いています。

見上げると見渡す限りの青い空。 第一リフトに手が届きそうです。

松風の回廊あたりからの岩内の眺望。 (クリックすると大きくなります)

岩内岳、標高1086mの山頂です。 2時間40分の道のりです。 9月ですが気を許さず、暑い日はこまめに休憩、給水をしながら登って下さい。 今日は風が涼しくて気持ちの良い日でした。
2012年9月2日(日曜日)
黒松内岳笹刈り

本日は、「黒松内岳銀竜草の会」の方々6名とGSS2名の合計8名で笹刈り作業です。 歩道が見えないくらい生い茂っているところをメインに刈っていきます。
「黒松内岳銀竜草の会」は、黒松内岳に至る歩道の補修やパトロール、自然観察会などを実施するためのボランティア団体で、6月21日にボランティア協定を締結しています。

銀竜草の会の方々によって、新しく取り付けられた看板です。

急な坂での作業でしたが、すっきりした歩道を歩くと気分も良いです。

トリカブトの一種です。 皆さんご存じの通り、猛毒です。

笹に埋もれていたコガネギクは残して、歩道を整備していきました。

皆様、悪天候の中お疲れ様でした。 次回は是非、良いお天気のもと作業したいですね。
2012年9月1日(土曜日)
神仙沼

週末はいつも、大きな観光バスがきて賑わっています。

木道のゴミ拾いをしました。 目立つゴミは主にティッシュと吸い殻です。

たくさんの人が記念撮影をしたり、植生を眺めたりしています。

踏みつけ跡からは、しばらく植生が再生することはありません。 木道を歩きましょう。

看板の上に、トンボが止まっていました。 よく見れば、周りはトンボだらけでした。

木道の修復工事が始まりました。 現在迂回路は閉鎖しているので使えません。 ※9月14日現在、工事は終了し通行可能となっています。
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