2012年8月
2012年8月27日(月曜日)
アンヌプリ

双子のウツロイイグチのようなキノコに出会いました。 残暑厳しい時期ですが、最近たくさんの種類のキノコをよく見かけるようになりました。

8合目近辺の森林限界を抜けたあたりで、落とし物(デジカメ)を発見し、警察署に届けました。 お心当たりのある方は、倶知安警察署(TEL:0136-22-0110)までお問い合わせ下さい。

山頂は、どこかの小学校の遠足らしく、たくさんの子供たちで賑わっていました。

五色温泉側の歩道は、景色の良い山の稜線に沿ってあります。 (クリックすると大きくなります) 所要時間も1時間30分ほどです。 今日はイワオ、ニト、チセそれからシャクナゲ、目国内岳も見えます。 雲も後ろでピース!

青空と夏の雲に出会えた日になりました。 鏡沼側の歩道は、少し急な岩場や滑りやすい箇所があるので、下りはより注意しながら行きましょう。
2012年8月25日(土曜日)
白樺山~シャクナゲ岳

新見峠登山口から白樺山を経由して、シャクナゲ岳に向かいます。 今日は週末なので、駐車場もいっぱいでした。

白樺山までは緩やかな稜線がつづきます。 この日は天気に恵まれていました。

30分ほどで、白樺山 標高923mの山頂に到着。

ここからゴールまでは1時間半です。 歩道が右に続いているのが見渡せます。

【シラタマノキ】 つぶすと湿布薬のにおいがするのだそうです。

シャクナゲ沼、シャクナゲ岳が見えました。

沼岸を通ってシャクナゲ岳に向かうのですが、雨が降った翌日などは、沼が増水して歩道が水没し、渡りづらいこともあります。 (クリックすると大きくなります)

【サワギキョウ】沼周辺に見られました。

シャクナゲ岳 標高1074mの山頂に到着しました。
ガイドブックなどでは合計2時間程度の道のりですが、あくまでも目安です。 天候により、歩道の状況がかなり変わります。 雨の翌日など岩場が滑りやすくなっているときは、ゆっくり自分のペースで進んで下さい。
2012年8月24日(金曜日)
歌才ブナ林

入り口近辺に、【ギンリョウソウ】が出てきていました。

【ツルニンジン】 にんじん? どのへんがにんじんなのでしょう??

中身はこんな感じです。

霧雨でしたが、ブナ林に包まれている感じがします。 そんなに濡れることもなく歩いてくることができました。
強風のために折れた枝が、歩道をふさいでいました。
 処理前 処理後 強風時に森に入ることは危険です。
2012年8月21日(火曜日)
徳舜瞥山~ホロホロ山

徳舜瞥山登山口へは、道道86号線を利用します。 駐車場には20台ほど駐車可能です。 お手洗いは、道道から入って程なくあるキャンプ場をご利用下さい。 そして、入林簿に必ず記帳して下さいね。

【フキユキノシタ】水場の近くに咲いていました。

タマゴダケではないかと思います。 よくわからないキノコは食べてはいけません。 タマゴタケに似た【タマゴタケモドキ】は猛毒です。

【ナガバキタアザミ】

徳舜瞥山標高1309mの山頂に到着。 所要時間約1時間40分。

【モイワシャジン】山頂にて。

ホロホロ山まではさらに30分の道のり。 天気がよいときの見晴らしは最高です! かなり歩道に近い所に花が咲いているので、注意して歩いて下さい。

【コメバツガザクラ】 名前の通り、米粒みたいに小さいです。

ふりかえると徳舜瞥山の頂。

【ウメバチソウ】が仲良く咲いていました。

【タカネトウチソウ】

【エゾオヤマノリンドウ】たくさん見られました。

白いエゾオヤマノリンドウを発見!

【ダイモンジソウ】 かなり見つけにくいところにありました。

ホロホロ山 標高1322mの山頂に着きました。 見渡す景色に、しばし心を奪われました。 縦走もしやすいこの2つの山は花の種類も多く、家族連れにもお勧めです。
2012年8月19日(日曜日)
黒松内岳

天候はあまりよくなかったのですが、日曜日ということもあり、入林簿にはすでに何名かの名前が記入してありました。

季節的に、これからはキノコがたくさん生えてきます。 【ウスタケ】は毒キノコの1種で、過食すると嘔吐、下痢などの胃腸系の中毒を起こすと言われています。

【ギンリョウソウ】 葉緑素を持たない腐生植物で、暗い林内の腐った木や枝葉につきます。 歩道のあちこちでみかけました。

【ヒメベニテングダケ】 毒キノコの一種です。 ブナ林、カラマツ林、ミズナラ林、シイ林の地上で発生するそうです。 神経系および胃腸系の中毒を起こすといわれています。

濃霧のため、5m先くらいまでしか見えませんでしたが、ヨツバヒヨドリが元気よく咲いていました。

【キンミズヒキ】が、花の少なくなってきたこの時期、山に色彩を与えていました。 もう少し長く花を見ていたい気もしますが、その多くが実をつけ始めてきています。
2012年8月18日(土曜日)
ニトヌプリ~イワオヌプリ

チセヌプリ北登山口の駐車場に車を止めて、66号線を岩内方面に徒歩で100mほど進むと、右側にニトヌプリへの登山口が見えてきます。 今回は、ニトヌプリからイワオヌプリへの縦走ルートを行って戻ってきます。

チチタケの一種と思われます。 乳白色の汁が、さわったそばから出てきました。

ニトヌプリは、登り1時間ほどで山頂に到着。 先日の雨で岩場が滑りやすくなっていましたが、無事登頂できました。 これからニトヌプリを下って、イワオヌプリを目指します。

イワオヌプリに近づいてくると、礫場が増えてきます。 途中急斜面もありますので、焦らずゆっくり進んで下さい。

分岐点に到着。 大沼までは1時間弱、五色温泉まで1時間と言ったところでしょうか。 五色温泉コースの途中に、イワオヌプリ登山口が出てきます。

礫場をどんどん進んでいきます。 浮き石注意! そしてここは視界を遮る植物もあまりなく、オープンスペースなのですが、道を広げないように注意が必要です。 目印のテープは超えないようにお願いします。

外輪山にたどり着きました。 ガンコウランやシラタマノキなどの高山植物が見られます。

標高1116mのイワオヌプリ山頂です。

この日は、おとなりのニセコアンヌプリ(標高1308m)の山頂も見ることができました。

さあ! イワオヌプリを下ってニトヌプリを再度登り、チセヌプリの駐車場を目指します!
2012年8月12日(日曜日)
岩内岳

入り口に表示してある、縦走コースの案内板です。 (クリックすると大きくなります) 岩内岳から目国内岳方面や雷電山方面に行くことができます。

【ヒカゲノカズラ】が、1合目付近にたくさん見られました。

8合目から9合目中程まで、風が強くて飛ばされそうでした。 (岩場でふんばる筒井GSS)

山頂に咲いていた【ヤマハハコ】

看板の後ろに伸びている道が、目国内岳に続く縦走路です。

リフト線下から5合目までの歩道脇に数カ所、立ち入り禁止の場所があります。 歩道からは外れないように歩いて下さいね。
2012年8月10日(金曜日)
狩場山

前回、雪渓に行く手を阻まれて登頂をあきらめた、7合目付近の様子です。 先日の雨により、だいぶ溶けていましたので、歩道は何とか確保することができました。

【アオノツガザクラ】7合目付近にて。

人か獣かは定かではないですが、踏み荒らし跡ができていました。 少なくとも人間の方々は、歩道以外の所を歩かないようにして下さいね。 高山植物は、踏みつけられた場所から生えづらくなってしまいます。

【シナノキンバイ】8合目付近。 このあたりからはお花だらけです。

【ヨツバシオガマ】

【ミミコウモリ】

南狩場の山頂からは、曇天のため何も見えませんでした。(*д*)

【イワイチョウ】白花で、花弁にフリルがついているのが特徴です。

【エゾウサギギク】

9合目付近にある親沼です。

山頂です。 標高は1519.9mです。

帰り道、お花畑を歩いていると、少し明るくなってくれました。 鮮やかな色合いがはっきり見えます。 雪解けの遅い山なので、お花は今が見どころではないでしょうか。 ヒグマの生息地なので、熊鈴や音の出るものを身につけて来て下さいね。
2012年8月7日(火曜日)
室蘭岳

入林箱は、白鳥ヒュッテの前に設置してあります。 ここから夏道コース、西尾根コースに分かれます。 水元沢コースは、夏道コースを登ってまもなく分岐を右に進んでください。

ピンク色の甲虫発見!(オオセンチコガネ) 色が珍しいですね。

【キツネノボタン】

【ヤマハハコ】

山頂で鐘をひとつき。(^□^)

【ヨツバヒヨドリ】

天候には恵まれませんでしたが、西尾根はお花畑でした。

白鳥ヒュッテでは熊の目撃情報など、役に立つ情報があるので、是非お立ち寄りくださいね。
2012年8月6日(月曜日)
チセヌプリ

看板が新しくなり、草も刈り取ってあり、以前よりも見つけやすくなった登山口です。

雨の翌日は、歩道の状況が悪くなっていることもしばしばあることをお忘れなく! とくに岩場は、濡れていると滑りやすくなっています。

白い花をたくさん付けていたゴゼンタチバナに、実が成りました。 鮮やかな色ですね。

チセヌプリは、登りながら景色が楽しめる山です。 時々ふりかえってみましょう。

山頂です。 コガネギクのお花畑に出迎えられました。
2012年8月4日(土曜日)
神仙沼、ニトヌプリ

神仙沼の名前の由来は、日本ボーイスカウトの生みの親でもある下田氏が、この地に来て独特の青色をした静寂な湖面を見て受けた神秘的な印象が、「皆が神、仙人の住まうところ」だったことからだそうです。

【ネムロコウホネ】コウホネは「河骨」と書きますが、カワイイ花です。

【ナガボノシロワレモコウ】この時期ここで多く見られます。 長い名前ですね。

【ヒロハツリバナ】 不思議な形をした実がUFOのように、たくさんぶら下がっています。

【ツルアリドオシ】 花びらに毛のようなものがあるのが特徴です。 地上を這いながら、細い茎の節から根を伸ばしてに実がなり、丸く赤く熟します。

ここからニトヌプリです。 66号線沿いのチセヌプリ駐車場の道路を挟んだ向かいに入り口があります。

今はスズメバチの繁殖期です。 黒い洋服は避けて、出会ってもパニックを起こしてはいけません。 できるだけ冷静に対処して下さい。

山頂は曇りでした。 快晴の山頂とはしばらくご無沙汰です。 ジトジトしていて湿度も気温も高いので、熱中症に注意して登山をしてください。
2012年8月3日(金曜日)
歌才ブナ林

通常山奥にあるブナの森が、ここでは町の隣に! ゆえに、ここは地元の人々にとても愛されている森なのです。

【キンミズヒキ】が所々に見られました。

【キツネノボタン】名前も花もかわいらしくて覚えやすいですね。

高山植物ではないですが、どくだみがあちらこちらにありました。

ブナの森は、今日も優しく風にそよいでいました。

【キツリフネ】お魚みたいな形をしているようにみえませんか? ここブナ林では、様々な植物に出会うことができます。
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