本日は千歳市立泉沢小学校6年生の課外授業『森林教室』のお手伝いをさせていただきました。

【桂の木】の苗の植栽を行う授業です。

千歳市藤の沢にある『かがやきの森』で行う予定でしたが、天候不良のため小学校での屋内授業となりました。
カミネッコン（再生紙ダンボールから作られた紙型枠の事で、組立てると六角形型の植栽用紙ポットになる）を組み立てるところから、苗木を入れて土を敷き詰めるまでを行いました。

各パーツを折り曲げてカミネッコンを組み立てます。

組み立てたカミネッコンにマジックペンで模様やアニメキャラクターなど、それぞれ自由に
オリジナルデザインをほどこします。

完成度が高い作品に仕上がりました。

カミネッコンに桂の木の苗木を入れて、土を敷き詰め最後に蓋をして完成です。

石狩森林管理署の職員でカミネッコンを【かがやきの森】まで運びます。

3個をまとめて地面に置きます。
置き植え方式（深い植え穴を必要としない植栽方法）で植栽を行う方法です。

土を半部までかけて固定し完了です。

カミネッコンは全て風化性材料で構成されているので時間がたてば自然に風化していきます。
児童の皆さんが大人になる頃、きっと立派な桂の木に成長していることでしょう。

千歳市立泉沢小学校6年生の皆さん、この森を大切に育てていってください。
ありがとうございました。

本日は野幌自然休養林内を巡視します。

大沢口から巡視を開始します。
小雨が降っており森が生き生きとしています。

こちらは大沢園地の休憩所です。
落ちていたゴミを回収します。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。
（タバコ、ライター、食品包装紙、タオル、ビニール袋、ティッシュ等）

エゾリスが木に張り付いています。
木の実や昆虫などの餌を探している様子。

つづいて森林観察コース（モミジコース）を巡視します。

サルナシ

チシマアザミ

ワスレナグサ

【注意】
本日は大沢園地やトド山口駐車場でたくさんの煙草の吸殻を回収しました。
野幌自然休養林内は禁煙です。
林野火災防止の為、所定の場所で喫煙されるようご協力をお願い致します。

本日は朝日岳を巡視致します。

朝日岳（薄別左岸コース）歩道入口（登山口）から巡視します。

（撤去前）  （撤去後）

歩道上を覆った大きな倒木があります。
危険ですので撤去しました。

半分が腐食している状態です。（直径65センチメートル）

平日ですが14名の入林者を確認しました。

朝日岳山頂（598メートル）

山頂からは岩戸公園コースを下って行きます。

途中、電波塔との分かれ道があり、本コースは笹で見えにくくなっていました。
歩道を間違わないようにロープとピンクテープで見印を付けました。

こちらは岩戸公園コース歩道入口（登山口）です。
入林者名簿の記入状況をチェックします。

【注意】
各歩道入口（登山口）には入林者名簿を備え付けています。
ご自身の身の安全を守るために、入林の際は必ず名簿に記入をお願い致します。

《入林者名簿記入の必要性について》

1. 万一の際、遭難事故が早期に判明し、救助活動がスムーズに行われます。

2. 無駄な捜索活動が少なくなります。

3. 自分や家族が負担する捜索活動費用が少なくなります。

4. 家族や関係者を安心させることが出来ます。

 本日は風不死岳（樽前コース）を巡視致します。

樽前山の7合目ヒュッテ前の歩道入口（登山口）からスタートします。

歩道入口（登山口）から少し進み樹林帯を過ぎた場所です。
樽前山の広大な裾野が広がり、右手の風不死岳を目指します。

イワブクロ（樽前草）

鎖を辿って登る岩場です。
足場を確保して慎重に登ります。

天候も良く多くの登山者がいらっしゃいました。

イワヒゲ

風不死岳山頂（1102メートル）山頂は無風でガスがかかっています。

山頂から望む樽前山です。
風向きにもよりますが、樽前山からは硫黄の臭いがしていました。

【注意】
周辺植生等の保護のため、歩道以外の場所へは立ち入らないようお願い致します。

本日は千歳市藤の沢にある『かがやきの森』で行われた、千歳市立泉沢小学校4年生の課外授業『森林教室』のお手伝いをさせていただきました。

授業中に事故がないよう事前にスズメバチの巣のチェックをしました。
茂みの中にヒョウタン型をしたスズメバチの巣を発見。

石狩森林管理署の職員から『森林教室』についての説明をしました。
本日は『輪尺』と『測量ポール』を使用して、木の種類と大きさ（太さ・高さ）の測り方を勉強します。

木の太さは『輪尺』で測ります。
測定は幹の根元から1メートル30センチの高さを目安にします。
記録は2センチ単位で行います。

木の高さは『測量ポール』で測ります。
今日は2メートルのものを使用します。
少し離れた所から目測で枝の最上部までを測定します。

コウリンタンポポ

ムシトリナデシコ

各グループに分かれて2本～3本の木を測りました。
最後に答え合せをして約1時間半の授業は終了です。

これを機に、樹木に興味を持ってくれると良いですね。
千歳市立泉沢小学校4年生の皆さん、この森を大切に育てていってください。

ありがとうございました。

本日は藻岩山を巡視いたします。

藻岩山慈啓会病院歩道入口（登山口）です。
山頂までは2.9キロメートル・約1時間の道のりです。

チシマアザミ

歩道はとても綺麗に整備されています。
初心者でも安全に山頂までの歩行が可能です。

 
藻岩山山頂（531メートル）の三角点です。

藻岩山には5つの歩道入口（登山ルート）があります。
特に今回の慈啓会病院ルートは最も人気があるようです。

本日は晴天の日曜日です。大勢の登山者の方がいらっしゃいました。
歩道はゴミもなく綺麗に整備されています。
ルールとマナーを守って安心・安全な歩道の歩行にご協力をお願い致します。

本日は美笛の滝と風不死岳（北尾根コース）の歩道入口を巡視いたします。

美笛の滝歩道入口の200メートル手前で林道が決壊しています。

川に渡した木の橋の下に土砂が詰まり、橋の上を川が流れています。

歩道上は笹やイタドリに覆われており、一部が崩れている箇所があります。

歩道入口から800メートルほど進むと【美笛の滝】に到着します。

こちらは風不死岳北尾根コースの歩道の様子です。
2合目までの歩道を巡視します。

大きな松の木が歩道を塞いでいます。
歩行の妨げになっており危険なので撤去します。

 
（撤去前）（撤去後）

【注意】
昨年の台風の影響で美笛の滝へと通じる林道は決壊しています。その先の歩道も数か所崩れており、立ち入る事が出来ませんのでご注意ください。

本日は空沼岳を巡視いたします。

ここの標高は367メートルです。
山頂までの距離7.7キロメートル・標高差884メートルを約3時間半の道のりです。

歩道入口から4.2キロメートル進むと万計沼の畔にある【万計山荘】に到着します。
6月13日に山荘開きが行われ、常時山荘内に入ることができます。もちろん無料です。
左奥にはトイレもあります。

万計沼から1.6キロのところにある【真簾沼】です。
水がとても綺麗でかなりの透明度です。この時期は雪解け水で水量が増していました。

真簾沼の傍らに建つ【龍神地蔵】です。
昭和8年から82年間、真簾沼を見守っています。

ムラサキヤシオツツジ

龍神地蔵から少し進むと、歩道の一部にはまだ雪が残っています。

山頂ではエゾシマリスや寄ってきました。かなり人に慣れているようです。

【注意】
最近、天候が良い日が続いています。歩道上はほぼ乾いており歩きやすくなっていますが、雨天後は
泥濘や流水が発生します。
水に対応した装備での歩行をおすすめいたします。

本日は八剣山・札幌岳・宝来沢林道を巡視いたします。

八剣山山頂（498メートル）です。
山頂標識が抜けかけています。周りの石で補強されていました。

L型の鉄杭と結束バンドでガッチリ補修しました。

山頂付近の南口・中央口へと下る歩道です。
右手の小山には景色を観るために登った跡があります。
小山の奥は崖ですので絶対に立ち入らないでください。

キアゲハが春の陽射しを羽一杯にうけています。
キアゲハの寿命は1ヶ月程度と言われています。

エゾスカシユリ

 
（撤去前）  （撤去後）
札幌岳冷水沢コースの入口から少し入った歩道上には、幹が折れかけた危険なオヒョウの木を発見しました。

こちらは無意根山薄別コース入口へと向かう宝来沢林道の第2ゲートです。

【車両通行禁止】の看板を設置しました。これより先は林道が決壊しています。
車両での通行は困難ですので徒歩以外での侵入は出来ません。

【注意】
山頂標識はとても大切な目印です。人為的なものと思われる移動や紛失等が見受けられます。
異変にお気づきの方はお近くの森林管理署までお知らせください。

昨年9月に発生した台風の影響で各林道や歩道の一部が決壊しています。
登山をされる際は十分注意をしてください。ご協力をお願い致します。

本日は札幌岳（冷水沢コース）を巡視いたします。

気候がとても良い日で、駐車場もいっぱいです。
入林者名簿には46名の方の記入がありました。
5時間～6時間のあいだ車を離れますので、車上荒らしには十分に気を付けてください。

赤い屋根が素敵な冷水小屋です。
小屋の両側を流れる小川の清流が、涼やかな風とせせらぎを届けてくれます。
森の中に佇む姿はとても雰囲気があります。

小屋の横では木彫りのフクロウが出迎えてくれます。
ここからはしばらくは急な登りが続きます。

 
（撤去前）  （撤去後）
大きな松が歩道を塞いでいます。歩行の妨げになっているので撤去します。

ダケカンバの尾根道を過ぎると、まだ雪が残っている場所があります。
滑りやすいので注意をしてください。特に下りの際は慎重に！

札幌岳山頂（1,293メートル）です。少しガスがかかっています。

山頂にはウコンウツギが咲いています。

【注意】
登山用のポールを使用する方が多くみられます。
周辺植生等への影響を与えてしまう可能性も考えられますので、歩道（登山道）保護のために
ポールの先にはゴムキャップを付けるよう、ご協力をお願い致します。

本日は朝日岳とイチャンコッペ山入口を巡視いたします。

朝日岳（薄別左岸コース）歩道入口（登山口）から巡視します。
本日は天候不良のため、入林者はおりません。

9合目付近の歩道分岐点（岩戸公園コースと薄別左岸コースの合流地点）に新しい案内板を設置しました。

岩戸公園コース側から見た合流地点。
直進すると薄別左岸コース歩道入口（登山口）に向かいます。
山頂は右上方向です。

朝日岳山頂（598メートル）
分岐地点から約10分で到着します。

こちらはイ入林の際は箱の中の入林者名簿に記入をお願いします。
チャンコッペ山歩道入口（登山口）です。入山箱が設置されています。

国道453号線からの歩道入口（登山口）に案内看板を新たに設置しました。

本日は無意根山（薄別コース）を巡視いたします。

【車両通行禁止】
宝来沢林道の第2ゲートから無意根山薄別コース歩道入口（登山口）までは、林道が2箇所
決壊しており車両の乗り入れは禁止となっています。

無意根山薄別コース歩道入口（登山口）らかスタート入林者名簿には3名の名前が記入されています。
山頂までは約2時間半の道のりです。

大蛇ヶ原湿原手前の川が雪解けの水で増水しています。
渡る時は十分に気を付けて下さい。

大蛇ヶ原湿原から500メートル進むと無意根尻小屋があります。

エゾノリュウキンカが満開です。

無意根尻小屋から少し進むと残雪があります。
進路を見失わないように注意が必要です。

無意根山山頂（1,464メートル）
ここから少し先に進むと、展望が良い場所があります。

山頂付近から望む羊蹄山が素晴らしい眺めです。

【注意】
残雪で歩道が見えなくなっている場所があります。
木の枝や幹にピンク色のリボン（テープ）がついています。進路の目印にしてください。

本日は定山渓方面の各歩道を巡視いたします。

札幌岳冷水沢コース歩道入口（登山道）
あいにくの雨模様です。
1名の入林者を記録簿で確認しました。

エゾハルゼミ

雨を凌いでジッとしています。

冷水小屋に関する案内看板が設置されています。

神威岳歩道入口（登山口）
午後はここから林道との交差地点までを巡視します。

入口を入ってすぐの歩道脇のイタドリを刈り込みしました。

 
（作業前）（作業後）

途中、倒木が歩道を覆っていましたので撤去しました。

サッポロマイマイ

悠々と歩道を横断しています。

【注意】

各歩道上に軍手やタオル、食べ物の袋（アメなど）の落し物が多くみられます。
ポケットやリュックサックから不意に落下したもののようです。
歩道を歩く際には持ち物を落とさないように注意をお願いします。

本日は定山渓天狗岳を巡視いたします。

天狗岳歩道入口へと続く林道脇にはタニウツギが満開です。

天狗岳歩道入口（登山口）
ここからトドマツ林の中をしばらく歩きます。

定山渓天狗岳山頂（1145メートル）。
登山者に対し国有林内でのルールとマナーについて啓発・指導を行い、リーフレットと
携帯用のトイレを配布しました。

山頂から望む手稲山。
その姿はまるで軍艦のようです。

※天狗岳には沢山の植物が生息していますので紹介いたします。

ミヤマオダマキ

ミヤマアズマギク

イワベンケイ

エゾエンゴザク

やっと見つけました。

【注意】

天狗岳の歩道脇には沢山の種類の植物が生息しています。
歩道以外の場所には立ち入らない様、また、植物を踏みつけないよう配慮をお願いします。

本日は春香山・無意根山入口を巡視いたします。

小樽内川奥林道から巡視を始めます。

銀嶺荘付近の桂岡コースとの合流地点です。
歩道には前日の雨で水が流れています。

ハクサンチドリ

春香山山頂（906メートル）です。
山頂はガスがかかっており景色は良くありませんでした。

山頂で出会ったとても元気な4人グループ。

笑顔が素敵な9人のグループ。
本日は曇りですが山頂で沢山の方々とお会いしました。

エゾノリュウキンカ

環水平アークが現れました！これは虹ではありません。
下に見えるのはさっぽろ湖です。
太陽と同じ南西の方角に虹色に輝いた雲が見えます。

環水平アークとは、大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象だそうです。

この日は札幌のあちらこちらから見えていたようです。
人生初めて見るこの雲に感激し、しばし目を奪われていました。

本日は空沼岳・八剣山・札幌岳を巡視いたします。

 
（補修前）（補修後）

空沼岳、万計沢ルート歩道入口（登山口）の看板を補修しました。

八剣山西口ルートを入ってすぐの歩道です。
歩行の妨げになっている笹を刈り取りました。

クサノオウ

八剣山山頂（498メートル）神威岳も雲の中に隠れています。

 
（補修前）（補修後）

こちらは札幌岳、冷水沢コースの歩道入口（登山口）です。
注意看板を補修しました。

【注意】

雨で濡れた歩道はとても滑りやすく危険です。
特に小川を渡る時の岩や丸太での転倒には十分に注意をしてください。

本日は風不死岳を巡視いたします。

風不死岳北尾根ルート歩道入口（登山道）

七合目を過ぎたあたりにあるシラネアオイの花畑です。

サンカヨウが満開です。

狭い歩道はロープで規制しています。歩道脇のロープを補修しました。

ヤマツツジ

九合目の手前はロープを伝って登ります。
落石や手が滑ら無いように細心の注意を！

風不死岳山頂（1102メートル）支笏湖と恵庭岳が綺麗に見渡せます。
残雪はもうありません。

山頂では登山者に対し国有林内でのルールとマナーについて啓発・指導を行い、リーフレットと
携帯用のトイレを配布しました。

【注意】

歩道の端には沢山の植物が生息しています。
歩道以外の場所には立ち入らない様、また、植物を踏みつけないような配慮をお願いします。 

＋先月の記事へ＋