2015年9月
2015年9月28日(月曜日)曇りのち雨のち晴れ
★奥斗満林道巡視
 秋の澄んだ空に、北稜岳の三角形のピークがくっきりと見えていました。
 陸別町から見える山並みは、左から雄阿寒岳、フップシ岳、雌阿寒岳、阿寒富士です。 足寄町側からは雄阿寒岳は見えません。
 林道脇で見かけた赤い葉のヤマブドウのツルは、樹上まで伸びていました。
 お昼頃から急に降り出した雨が、山小舎の屋根を濡らして、赤い屋根の色がいっそう鮮やかに見えていました。
 山小舎の前にある入林届ポストです。 9月13日~28日までの入林者は12名でした。
2015年9月27日(日曜日)曇り
★「足寄町オンネトー物語」  野営場の会場入口にある、2015年オンネトー物語の案内板です。
 会場には一般の方や小学生の子供達が大勢訪れ、時々小雨の降る中、開催されました。 「湖岸遊歩道コース」と「湯の滝遊歩道コース」の2つの「自然ふれあい教室」が開催され、参加される方々が受付に集まっていました。
今年は雌阿寒岳登山コースは、登山規制のため、中止になりました。
 湖岸遊歩道コースは、森林管理署の職員が担当し、自然の特徴や樹木の説明をしました。 参加者は一般の方が7名、足寄町の小学生40名とボランティアの高校生などがスタッフとして参加し、賑やかな散策になりました。
 会場では、「オンネトーフォトコンテスト」が開催され、たくさんの写真が出品され、 木立の中に展示されていました。
 フォトコンテストの受賞者は、足寄町のマスコット「あゆみちゃん」と一緒に記念撮影をしていました。
 足寄町で作られた「木こりの暖炉」と言われる「ウッドキャンドル」が勢いよく燃えて、小雨の降る中、参加者は暖かいぬくもりを感じていました。
 最後に、リコーダーとギターの親子のコンサートがあり、子供達の好きなアニメソングが演奏されると、たくさん集まって一緒に歌っていました。
2015年9月14日(月曜日)曇り
★オンネトー周辺巡視
 湖岸線遊歩道の危険木処理後の調査を行いました。 危険と思われた木は、すべて処理しました。
★オンネトーの動植物
 夏も終わりに近づき、オオルリボシヤンマの産卵が見られ、 湖面に波紋が広がっていました。
 ハナビラタケ
 ヌメリスギタケ
 マクキヌガサタケの殻皮9月3日に裂開していましたが、11日も経つと、その姿はなく、殻皮のみ残っていました。
 ベニテングタケ
2015年9月7日(月曜日)晴れ
 牧草畑の向こうに見えるピークが北稜岳です。
 真っ青な空に赤い屋根の北稜岳ヒュッテがとても素敵に見えました。 8月1日から8月31日までの入林者は3名です。
 木に彫られた看板です。 「北稜岳小舎」の下に、ドイツ語で書かれています。
 今日は奥二又まで巡視しました。北稜岳はここから急な登りが始まります。
 ダイモンジソウ
 サラシナショウマ
 オシロイシメジ
 ツチスギタケ
2015年9月3日(木曜日)晴れ
 展望台からの眺めです。 木々が成長してオンネトーの湖面が見える広さが少なくなってきました。
 展望台頂上の標識です。 左側の下の箇所が破損していたので補修しました。
 雌阿寒温泉側の登山ポストの入口に、連日の雨で大きな水溜まりができていたので、水切りをしました。
 遊歩道脇の枯損木の調査をしました。
 十勝管内の高校生がバス4台を連ねて、研修旅行でオンネトーを訪れていました。
★オンネトーの動植物
 シマリス 頬袋に一杯食料を貯めて、可愛いポーズをとってくれました。
 アカミノルイヨウショウマ
 ムラサキフウセンタケ
 クロカワ
 マクキヌガサタケの幼菌4週目で殻皮が裂開してきました。 1~2日で全体の姿を現しそうです。近くにもう1つありました。
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