2014年10月
2014年10月31日(金曜日)晴れ
★オンネトー巡視

紅葉の時季には観光客で賑わっていた展望デッキも、ひっそりとしていました。

オンネトーへ向かう景色は広葉樹の葉が落ち、針葉樹の木々の向こうに雌阿寒岳が見えます。

展望デッキの向かい側には、展望台に登る遊歩道の北登口があります。 展望台では雌阿寒岳、阿寒富士、オンネトーの素晴らしい景色が見られます。

ハシビロガモが6羽、オンネトーで羽を休めていました。 ★ウコタキヌプリ登山口巡視

ウコタキヌプリ歩道入口(登山口)へ向かう雨後滝山林道の入口です。

ウコタキヌプリ歩道入口(登山口)にある登山届けのポストです。
 チョウセンゴミシ(朝鮮五味子) ツルウメモドキ
ウコタキヌプリ歩道入口(登山口)へ向かう途中で見かけました。

フクドジョウ
2014年10月29日(水曜日)曇り
★クマネシリ岳歩道入口(登山口)巡視

クマネシリ岳もすっかり冬景色になっていました。

林道終点にあるクマネシリ岳の登山ポストです。ここも7~8cmの雪が積もっていました。 10月は11名の登山者がありました。

クマネシリ岳登山口に近づくにつれて、林道が真っ白になっていきました。 曇り空でしたが、時々雪がちらつき、とても寒い一日でした。

雪景色の美利別の滝です。 訪れる人も少ない山の奥の滝ですが、大小の石が苔むして美しい景色が見られます。
★糠南林道巡視

巨岩の滝です。「おおいわのたき」と読みます。 クマネシリ岳方面と違って、まったく雪の景色はありません。
2014年10月24日(金曜日)晴れ
オンネトー周辺
★白藤の滝巡視
 周囲の木々の葉もすっかり落ち、いつもの白い水が勢いよく落ちている白藤の滝です。 訪れる観光客も少なくなりました。
 白藤の滝へはここから下へ下りていきます。 少し急な箇所や滑りやすい箇所がありますので、気を付けて歩行してください。
 白藤の滝へ流れる白水川です。 雌阿寒岳にある沢筋の一本から流れる白水川は、緩やかに流れていますが、 下の岩は赤く、水は白く濁っています。
 白水川の上流部は普段は水が少ないですが、雪解け水や雨などの増水時には、 かなり大きな石も流れて来るようです。 この沢を左に行くと白水川の源流部、雌阿寒岳下のマチネシリがあります。
 白水川林道終点からは、雌阿寒岳の隣に見えるフップシ岳が目の前に 見ることができます。
  道路のロープがはずれていました。 張り直してピンク色のテープをつけました。
★野中温泉登山口巡視
 秋になると空気が澄み、雌阿寒岳もくっきりと見えます。
 オンネトーも紅葉が終わり、晩秋の装いです。観光客の方も少なくなりました。
 木々の間から見えるオンネトーの色は、相変わらず神秘的な色をしています。
2014年10月22日(水曜日)晴れ
★南クマネシリ岳歩道入口(登山口)巡視
 糠南林道からまっすぐ糠南支線林道を進むと、南クマネシリ岳歩道入口(登山口)に着きます。
 林道終点にある南クマネシリ岳の登山ポストです。 途中に2箇所、道路が崩落しているところがあるので、注意看板を設置しました。 9月10日に登山ができるようになってから、9名の登山者がありました。
 南クマネシリ岳へ向かう途中ですが、ここから頂上は見えません。 青空の下の正面の山に向かって進み、さらに右の奥に目指す頂上があります。
  この季節は草が枯れていますが、分かりづらい箇所に目印のピンク色のテープを付けました。
  途中に倒木がありました。 処理後です。
 雨により段差が深くなったので、右側に迂回路を造りました。 足場が悪くなっていますので、気を付けて通行してください。
 来年の準備をしている小さなフキノトウが、シカに食べられていました。
 枯れ木に黄色く見えたのは天然のエノキタケです。 唯一、越冬するキノコで、別名ユキノシタとも言われています。
 林道から飛び立とうとしているのはミヤマカケスです。
2014年10月20日(月曜日)曇り
オンネトー周辺
★展望路線巡視

10月14日に降った雪が、雌阿寒岳と阿寒富士の沢筋に少しだけ残っていました。

展望路線遊歩道の倒木です。 処理後です。

遊歩道の倒木です。 処理後です。

くぐって通っていた倒木です。 処理後です。
★湯の滝遊歩道巡視

木の葉もすっかり落ちて、静かな湯の滝です。環境省になどによって、毎年少しづつ外来魚の駆除が行われています。
★オンネトー周辺で出会った生き物たち

ムラサキシメジ連日の寒さですっかり色あせていました。

エゾアカガエル黒く見えるのがヒルの一種です。
2014年10月17日(金曜日)曇りのち雨
★オンネトー周辺
 10月14日に、雌阿寒岳と阿寒富士が初冠雪になりました。
★オンネトー展望路線巡視
 途中から雨になり、雌阿寒岳と阿寒富士もすっかり雲の中です。
 展望デッキ前にある展望路線の北登口の案内標識です。 展望台までは、緩やかな上りを約800m歩くと到着します。
 枯損木 枯損木
 枯損木 枯損木
展望路線の枯損木にピンクテープで印をつけました。 後日処理予定です。
 雌阿寒岳登山口で、警戒心の強いシマリスが現れ、ポーズをとってくれました。
2014年10月8日(水曜日)晴れ一時雨
★美利別本流林道巡視
 ハンゴンソウもすっかり枯れ、ダケカンバの黄葉の奥に、クマネシリ岳が見えます。 一番左側が頂上です。
 道道本別留辺蘂線からクマネシリ岳歩道入口(登山口)へ向かう、美利別本流林道入口です。
 林道から進んでいくと分岐があり、クマネシリ岳歩道入口(登山口)の標識があります。
 クマネシリ岳の登山ポストです。 現在は、ここが林道終点の駐車場になります。
ここから先は道路が決壊しているため車の通行は出来ませんが、 徒歩で、約600m行くと歩道入口(登山口)に着きます。
 廃材を利用して作った案内標識 その1 廃材を利用して作った案内標識 その2
 案内標識その3 歩道入口(登山口)最終案内標識 その4
 エゾウスユキソウの生育地の日陰木を処理しました。 処理後です。
★クマネシリ岳の途中で見かけた生きもの  林道で見かけたエゾタヌキ
2014年10月6日(日曜日)曇り
 陸別からオンネトーに抜ける途中にあるカネラン峠のあずま屋からの眺望です。 木が大きくなって雌阿寒岳と阿寒富士は見えにくくなり、風不死岳が見えています。
 紅葉が森の奥まで続いて、観光客も訪れることのない場所ですが、 山の奥でも北海道の秋は、美しい紅葉が見られます。
★オンネトー巡視
 今日の雌阿寒岳と阿寒富士の頂上は雲に隠れていましたが、紅葉は今が一番です。
 オンネトーの紅葉と阿寒富士の麓が湖面に映っています。 たくさんの観光客の皆さんがこの紅葉を目当てに訪れています。
 登山者名簿を回収しました。
9月1日から30日までの期間で、約2,000名の登山者がありました。 日本100名山の一つでもあり、山の魅力と神秘的なオンネトーの風景を求めて、毎年、たくさんの人が訪れます。
2014年10月5日(日曜日)晴れ
★陸別町主催北稜岳登山会参加
 登山日和に恵まれ、北稜岳登山会が開催されました。 最年少は3才の女の子、最高齢は80才の男性で、約60名の参加者がありました。 当日、バス1台で芽室町から来られた40名の参加があり約100名での登山になり、北稜岳が大いに賑わいました。
 緩やかな上りを歩き始めて約30分で奥二股という所に着き、小休止のあと、いよいよ少し急な上りが始まります。
 少し疲れた頃に、登山道の紅葉が登山者を出迎えてくれます。
 頂上に着き、遠くに阿寒の山々を見ながら、眼下には紅葉した地元の山々を楽しみながら、お弁当を食べました。
 急な斜面ではお父さんに背負われていた3才の女の子も、緩やかな道路に出ると、家族4人で元気に歩いていました。
 下山後、参加者が楽しみにしていた美味しいキノコ汁が、主催者の方々により用意されており、疲れた身体にしみて皆さんを癒やしてくれました。
 主催者の講評と挨拶があり、事故もなく安全に登山会が終了し、皆さん紅葉の中の登山を 楽しんでそれぞれ帰路につきました。
2014年10月1日(水曜日)晴れ
 北稜岳歩道入口(登山口)に向かう途中で見ることができる北稜岳のピークです。
 向かい側には右から、阿寒富士、雌阿寒岳、風不死岳、雄阿寒岳を望むことが出来ます。
 陸別北稜岳山小舎です。 中には、今では珍しくなった石炭ストーブが備え付けてあり、燃料も用意されています。
陸別北稜岳山岳会の会員の方々が管理されており、無料で利用することができますので、 きれいに使わせていただきたいものです。
 小舎の前にある登山届けのポストです。 歩道(登山道)はここから左の道を進みます。
 歩道(登山道)から緩やかな上りを行くと、奥二股という所に着きここから急な登りが始まります。
 途中の景色は今が紅葉の盛りで、登山者を楽しませてくれます。
★奥斗満林道で出会った生き物
 ハンミョウの仲間
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