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北海道森林管理局

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    「第71回北方森林学会大会」に参加(令和4年11月7日)

    11月7日(月曜日)、北方森林学会主催(一般社団法人日本森林学会・一般社団法人日本森林技術協会共催)の「第71回北方森林学会大会」が開催されました。これまでは多くの関係者が一堂に介する大会でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、昨年、一昨年に引き続きWebでのオンライン開催となりました。

    この大会は、主に北方の森林に関する森林学の向上ならびに、林業及び森林関連産業の発展を図ることを目的とし、会員相互の研究成果を口頭発表やポスター発表により情報発信するものです。 大会では「保残伐施業(保持林業)の実証実験、当初10年間の成果」と題したシンポジウムが開催され、森林総合研究所北海道支所から全体説明があり、そのほか北海道立総合研究機構林業試験場、北海道庁からもそれぞれの取組について講演があり、講演後は各人がパネラーとなって
    「北海道における環境保全型林業の役割と課題、普及に向けた展望」などについて活発なディスカッションが行われました。

    その後、口頭発表4課題、ポスター発表25課題が行われ、当センターからは「低コスト再造林を目指した更新方法の開発~地がきから5年目の成果と今後の展開~」と題したポスター発表を行いました。
    (発表ポスターは、こちらを(PDF : 787KB)ご覧ください。)
    発表ポスターは大会3日前にWeb上で公開され、当日はビデオ通話アプリ(LINC Bizを使用)を用いることにより、チャット上や、ビデオ通話による質疑・応答が行われました。

    発表時には、「土盛りの高さや幅はどの程度なのか」「土盛りと切土によるササの抑止効果とは」、「カラマツ以外の広葉樹の天然更新木の種類は何が多いのか」「今後、除伐・間伐はどうするのか、また、広葉樹は残すのか」「20センチメートル程度の表土を剥がす地がきは更新木の成長に影響はないのか」といった、多くの質疑が研究者の方々から寄せられ、課題に対する関心度の高さを感じました。

    今後も低コスト再造林を目指し、カラマツ天然更新による成林が可能となるよう、取組を進めていきたいと考えています。

    ポスター発表の様子
    ポスター発表の様子

    質問に回答する谷村森林技術専門官
    質問に回答する谷村森林技術専門官






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