分収造林について
~あなたも森林づくりに参加してみませんか~
国有林の分収造林制度は、会社や団体等の造林者(契約者)が、契約に基づき国有林に木を植えて一定期間育て、成林後に立木を販売し、その収益(販売代金)を造林者と国が予め契約で定めた割合で分収する制度です。
※分収造林制度についてはこちら (パンフレット(PDF : 911KB))
分収造林契約感謝状の贈呈
北海道森林管理局は、令和3年度及び令和4年度に新たに分収造林契約を締結した4者に対し、感謝状を贈呈しました。
契約者 | 植栽樹種 | 面積 | 契約日 | 契約期間 | 備考 |
初山別村 | トドマツ | 3.31ha | R3. 9.10 | 51年間 | 天皇陛下御即位記念 |
大浦木材株式会社 | カラマツ | 6.43ha | R4. 2.22 | 50年間 | 天皇陛下御即位記念 |
岩倉建設株式会社 | トドマツ | 4.98ha | R4.11.16 | 80年間 | 法人の森林 |
道東あさひ農業協同組合 | カラマツ | 20.92ha | R5. 2. 7 | 50・51年間 | 4契約 |
感謝状贈呈式と分収造林契約の概要の紹介
1.岩倉建設株式会社(札幌市中央区)への贈呈
令和5年3月1日(水曜日)北海道森林管理局において、北海道森林管理局長より岩倉建設株式会社 代表取締役社長 鈴木 泰至 氏に木製感謝状を贈呈しました。
上 局長から岩倉建設株式会社 鈴木 氏へ感謝状を贈呈
【「法人の森林」分収造林契約の概要 】
岩倉建設株式会社では、建設業に携わる者としてSDGs宣言を行い、環境問題や循環型社会づくりに取り組んでおり、今回、この取組の一環として、分収造林による森林の適切な整備等を通じてCO2の森林吸収源の確保、ゼロカーボン北海道の推進を図り、持続可能な社会の実現、地域社会への貢献に資することを目的に、「法人の森林」分収造林契約を締結いただいたものです。
※法人の森林についてはこちら
2.道東あさひ農業協同組合(別海町)への贈呈
令和5年3月16日(木曜日)北海道森林管理局において、北海道森林管理局長より道東あさひ農業協同組合 代表理事組合長 浦山 宏一 氏に木製感謝状を贈呈しました。
感謝状を贈呈された道東あさひ農業協同組合 浦山 氏(中央)と上 局長(右側)、川脇 次長(左側)
【 分収造林契約の概要 】
当該分収造林契約地は、南西側に陸上自衛隊の別海駐屯地矢臼別演習場が、北東側に乳牛放牧地が隣接しており、分収造林契約地と矢臼別演習場との間には風蓮川が流れており、野付風蓮道立自然公園の一部でラムサール条約にも登録されている風蓮湖へと続き、河口域では漁業が盛んに行われています。
放牧地への演習による爆音の緩和を図る緩衝帯として森林の存続が望まれており、また、風蓮川下流の海の保全にもつながるものとして、別海町の基幹産業である酪農を支える「道東あさひ農業協同組合」に分収造林契約を締結いただいたものです。
3.大浦木材株式会社(白老町)への贈呈
令和5年3月23日(木曜日)胆振東部森林管理署において、胆振東部森林管理署長より大浦木材株式会社 取締役社長 大浦 泰裕 氏に、北海道森林管理局長名の木製感謝状を贈呈しました。
感謝状を贈呈された大浦木材株式会社 大浦 氏(左側)と櫻庭 署長(右側)
【 分収造林契約の概要 】
当該分収造林契約は、「天皇陛下御即位記念分収造林」として公募したものです。
大浦木材株式会社では、慶事の記念公募であることに加え、地元白老町を中心に、長く造林や造材業、製材業等に携わり、森林づくりに取り組んできた企業として、地元地域での国産材原木の生産と調達を目的とした森林整備を進めるとともに、社員の緑化意識の高揚や林業知識の普及の場としての活用などを念頭に、分収造林契約を締結いただいたものです。
4.初山別村への贈呈
令和5年3月28日(火曜日)初山別村役場において、留萌北部森林管理署長より初山別村長 宮本 憲幸 氏に、北海道森林管理局長名の木製感謝状を贈呈しました。
感謝状を贈呈された初山別村 宮本 村長(左側)と岡田 署長(右側)
【 分収造林契約の概要 】
当該分収造林契約は、「天皇陛下御即位記念分収造林」として公募したものです。
初山別村では、慶事の記念公募であることに加え、周辺民有林と一体とした森林整備を行うこととしており、村民の緑化意識の高揚や啓発、林業後継者の育成を目的とし、また、天皇陛下御即位、御在位を記念した植樹を実施するため、分収造林契約を締結いただいたものです。
お問合せ先
森林整備部 森林整備第一課
担当者:分収林係
ダイヤルイン:050-3160-6288