このページの本文へ移動

林野庁

メニュー

ナラ枯れ被害

更新日:平成28年9月7日

ナラ枯れ発生状況

ナラ枯れ被害対策について(PDF : 471KB)

近年、カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介するナラ菌により、ミズナラ等が集団的に枯損する「ナラ枯れ」が発生しています。

平成27年度の全国のナラ枯れ被害量は、前年度より増加し、約8万3千立方メートルとなりました。ただし、一部地域

では被害が減少しました。

 ナラ枯れ被害推移

ナラ枯れ被害量について、詳細はこちら

「平成27年度 森林病害虫被害量」について

 Narageresenkei

ナラ枯れ被害地

(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会)

Furasu

被害木の状況

大量のフラス(カシナガが孔道を掘った木くずや糞などの混ざったもの)がみられる

(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会)

 

 

ナラ枯れ発生のメカニズム

kasinaga

カシノナガキクイムシ(写真提供:一般社団法人日本森林林業技術協会)

(体長4.5~5.0ミリメートル)

 

 

羽化脱出

(翌年の夏)

120uemg

210nrkn

migi

207uja

 

 

121stmg

209uka

hidari

218krk

dannnenn

hidari

uka
孔内で成長・羽化したカシナガの新成虫は、主に翌年の6月から8月に脱出。この際、ナラ菌が持ち出される。   ナラ菌が感染した部分の細胞が死ぬと、道管が目詰まりを起こすため、通水障害を起こす。この結果、多くのナラは7月下旬頃から8月中旬にかけて葉が変色し、枯死に至る。 持ち込まれたナラ菌は、孔道を伝ってまん延し、樹木の細胞に害を与える。また、卵からかえったカシナガの幼虫は、孔道内で生育する。   羽化脱出したカシナガは、健全なナラに飛来。集合フェロモンによって集中的にせん入し、産卵。このとき、病原菌であるナラ菌を持ち込む。

 

ナラ枯れの防除手法

予防手法(秋~春)

健全木へのカシノナガキクイムシの侵入を防ぐため、粘着剤等の塗布またはビニールシートの被覆を実施  

粘着剤と殺菌剤
粘着剤等を塗布

ビニール巻き

カシノナガキクイムシの付着を防止するためのビニール巻き

 

binil

ビニール巻き(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会)

 ・「殺菌剤の樹幹注入」により、樹木を枯らすナラ菌や、カシノナガキクイムシの餌となる酵母等を殺菌し、樹木の枯死やカシノナガキクイムシの繁殖を防止 

 anpul

殺菌剤の注入(アンプルの底部に穴をあけ自然圧で注入)(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会)

 jissigo

施工後(写真提供:一般社団法人日本森林技術協会)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伐倒駆除手法(秋~春)

 

  • 被害木内のカシノナガキクイムシを駆除するため、羽化脱出前に薬剤によるくん蒸または焼却を実施

narasakkou 

 <被害立木のくん蒸>

比較的地際に近いところにせん入する性質を利用し、立木の状態でせん孔し、くん蒸剤(カーバム剤等)を注入した後、布製のガムテープで被覆し、駆除後に伐倒する。

 

 

 ナラ枯れ被害のメカニズムと防除手法について(印刷用)(PDF : 169KB)

 

ナラ枯れ被害対策マニュアル

 林野庁森林環境保全総合対策事業(ナラ枯れ被害の総合的防除技術高度化事業)により、各地で取り組まれている様々な防除技術を評価するとともに、これを組み合わせて地域にあった総合的な被害対策を検討・構築するために必要な事項をとりまとめ、これに最新の情報や詳細な手法の紹介を加えた「ナラ枯れ被害対策マニュアル改訂版(平成27年3月版)」を作成したので、現場での効果的な被害対策の実施にご活用ください。

 

ナラ枯れ被害対策マニュアル改訂版(平成27年3月版)(PDF : 8,981KB) 

お問合せ先

森林整備部研究・保全課森林保護対策室

担当者:保護企画班
ダイヤルイン:03-3502-1063
FAX番号:03-3502-2104

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader