ナラ枯れ被害対策について
1. はじめに
「ナラ枯れ」とは、ナラ類、シイ・カシ類の樹木を枯らす病原菌「ナラ菌」と、この病原菌を媒介する「カシノナガキクイムシ」による樹木の伝染病です。
被害は古くから発生しており、1930年代に鹿児島県、1950年代に山形県、兵庫県の一部地域で被害があったものの、数年で終息していました。しかし、1980年代以降は終息することなく、日本海側を中心に被害が拡大しており、近年では太平洋側でも被害が発生しています。
東北森林管理局管内の国有林においては、山形県の日本海側で被害が発生して以降、平成21年度をピークに被害量は減少傾向にありましたが、被害地域の北上及び拡大により増減を繰り返していることから、引き続き警戒が必要です。
2. カシノナガキクイムシについて(朝日庄内森林生態系保全センターHPへ)
3. 全国の被害状況、発生メカニズム等について(林野庁HPへ)
4. 東北森林管理局管内国有林におけるナラ枯れ被害量の推移
東北森林管理局管内国有林におけるナラ枯れ被害量の推移(平成20年度~令和5年度)(PDF : 71KB)
5. 東北森林管理局におけるナラ枯れ防除対策について
国有林内の被害木を発見された方は、最寄りの森林管理署までご連絡をお願いします。
お問合せ先
計画保全部保全課担当者:保護係
ダイヤルイン:018-836-2082
FAX:018-836-2028