令和2年度 四国森林管理局インターンシップ(夏期)募集のお知らせ(募集は終了しました)
1 目的
四国森林管理局の行政実務に接して頂き、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国有林野事業及び林野行政に対する理解を深めてもらうことを目的としています。
2 対象者
大学(短期大学含む)、大学院その他の教育研修施設(以下「大学等」という。)の学生のうち、学生が所属する大学等から推薦された学生の方に限ります。
3 受入部署・期間・内容等
実習実施機関(局名) | 受入署(課) | 受入期間 | 人数 | 実習内容 | 受入条件等 | 署(課)の業務紹介 |
四国森林管理局 | 企画調整課 治山課 資源活用課 森林整備課 技術普及課 保全課 |
8月6日~9月末 5日間 (応相談) |
1~3名 | ・国有林モニター勉強会準備、ICT研修準備 ・低コスト造林などの技術開発及び獣害対策業務 ・造林事業地、林業専用道開設等の現地調査 ・治山事業地の現地調査 ・国有林野の境界管理、国有財産の管理等 ・測量手簿等を用いた座標計算方法 ・測量実習(庁舎敷地内等) ・立木販売箇所等の立木調査 ・丸太の生産・販売に関する業務 |
四国森林管理局の国有林野事業を担当している各課の業務等の体験を行います。 ・森林・林業に関心のある方で、パソコンの基本操作が可能な方 ・現場での作業が可能な方 ・作業着、地下足袋、雨具等の現場作業のできる支度をお願いします |
四国森林管理局は、四国地域の18万haの国有林を管理・経営しており、公益重視の管理経営を推進するとともに林業の成長産業化や地域振興に取り組んでいます。 主な業務内容は次のとおりです。 保安林、森林治水事業、地すべり防止事業に関すること 造林、林道に関すること 技術普及、自然再生、民国連携に関すること 国有林と民有地の境界管理に関すること 国有財産の管理に関すること 立木の収穫調査・販売、丸太の生産・販売に関すること |
〃 | 徳島森林管理署 | 9月上旬~10月末 2日程度 |
3名 | 林野庁の出先機関の業務体験 治山事業の現地見学、監督等の補助業務の体験 ニホンジカ対策の実施状況の見学 ドローンによる境界巡 視補助 ドローンによる災害状況確認及び被害報告作成補助 国有林の巡視業務補助 森林環境教育の補助 |
徳島森林管理署の国有林野の管理業務等の体験を行います 森林・林業に関心のある方 パソコンの基本操作が可能な方 体力に自信のある方 (道のない森林内を歩く場合があります。) 作業着、地下足袋、雨具、軍手、帽子等現場作業のできる支度をお願いします |
徳島森林管理署は、四国山地の東部に位置し、四国の屋根と呼ばれる剣山系主峰の剣山(1 ,955m)や三嶺を含み、約16千ha の国有林と、約2千ha の官行造林を管理経営しています。 その―帯は、四国三郎とよばれる吉野川や那賀川の支流へ注ぐ重要な源流域をなし、林産物の安定供給や地域振興にも貢献しながら、剣山自然休養林、高城山風致探勝林を設定し、公益的機能の発揮に重点を置いている森林地域です。 また、全国的にも有名な「祖谷のかずら橋」の材料であるシラクチカズラの資源確保プロジェクトや県・市と「林野災害時ドローン利用協定」を締結し、台風・豪雨等の災害に備え、ドローンを活用した山地災害調査、画像解析ソフトを使った迅速な復旧計画の作成等に取り組んでいます。 |
〃 | 香 川 森林 管理事務所 (高松市) 上之町2-8-26 |
8月上旬~9月末 1週間 |
1名 | ・造林事業地の現地視察、立木販売等立木調査体験 治山事業地の現地視察 土地の貸付箇所等の現地視察 ほか |
・森林・林業に興味のある方 ・林内作業の可能な方 ・作業着、地下足袋、雨具、軍手、帽子等現場作業のできる支度をお願いします |
香川森林管理事務所は、香川県総面積(約187千ha)の4%(7.5千ha)に当たる国有林を管理しており、主に、徳島県境付近に分布しています。 また、瀬戸内海国立公園に指定されている屋島をはじめ、飯野山(讃岐富士)等を管理しており、景観の優れた森林は保護・休養の場としても利用されています。 |
〃 | 四 万 十 森林管理署 |
8月下旬~9月末 1~2週間 (応相談) |
1名 | ・国有林の管理、経営に関する業務の補助 ・立木調査、周囲測量等の森林調査業務 ・ドローン等による森林の状況や獣害被害等の調査業務 ・境界管理、境界測量等の補助業務 |
・森林・林業に関心のある方 ・体力に自信のある方(道の無い森林内を歩くことがあります) ・パソコンの基本操作が可能な方(エクセル等) ・作業着、地下足袋、雨具等の現場作業のできる支度をお願いします |
四万十森林管理署は、高知県西部の11市町村にまたがる約5.2万ヘクタールの国有林を管理経営しています。 管内の国有林は、不入山(いらずやま)を源流点とする四万十川本流域をはじめ、海岸林(黒潮町入野松原)、保安林など多種多様な国有林があり、保育や治山事業などの施業を実施しています。 また、コウヨウザンの天然更新による生産技術の確立及び、備長炭の資源確保を目的とした、ウバメガシの択伐・天然更新による原木生産技術の確立に向けた取り組みを行っています。 |
〃 | 嶺北森林管理署 | 9月16日~9月18日 3日間 |
1名 | 森林管理署の業務体験 (各事業の現場体験) ・国有林野の生産、販売、造林、林道に関すること ・国有林野及び民有林の一部における治山に関すること |
・森林・林業に関心のある方 ・作業着、地下足袋、雨具、軍手、帽子等現場作業のできる支度をお願いします |
嶺北森林管理署は、高知県中央北部に位置し、本山町、大豊町、土佐町、大川村、いの町、仁淀川町、高知市、南国市、香美市に所在する約2万8千haの国有林を管理 経営しています 国有林の約60%がスギ、ヒノキを主体とした人工林で、この資源を活用して地域の森 林・林業再生への貢献を旨として森林施業を実施しています。 また、原生的な森林が残されている手箱山、岩黒山周辺は石鎚山系森林生態系保護地域に、白髪山の天然ヒノキは林木遺伝資源保 存林に指定し保存に努めています。 この外、瓶ケ森、寒風山、工石山などの自然景観に優れた天然林があり、公益的機能のより一層の 発揮に努めています。 |
〃 | 高知中部森林管理署 | 9月上旬~9月中旬 3日間 |
1名 | ・国有林の管理、経営に関する業務の補助 ・国有林野の造林、生産、治山、林道に関する業務(日程によって従事する業務を決定します) ・森林被害(鳥獣対策)に関する業務(被害調査・有害鳥獣捕獲) |
・森林・林業に関心のある方。 ・パソコンの基本操作が可能な方(エクセル等)。 ・作業着、地下足袋、雨具等の現場作業のできる準備をお願いします。 |
高知中部森林管理署は高知県中部の香美市に所在する約1.3万㏊の国有林を管理経営しています。 管内の国有林は、徳島県の県境に山嶺(1,893m)、石立山(1,707m)、網附森(1,643m)等の主峰が連なり、物部川の水源地をなしています。 また、保護林、緑の回廊、レクレーションの森など多種多様な国有林があり、保育や治山事業等の施業を実施しています。 |
〃 | 安芸森林管理署 | 8月11日~12日 9月2日~4日 2~3日間 |
各1名 | ・森林環境教育(森林教室) ・治山・林道現場の監督業務の補助 |
・森林環境教育に関心のある方 ・土木工事等に関心のある方 ・作業着、地下足袋、雨具、軍手、帽子等現場作業のできる支度をお願いします |
安芸森林管理署は、高知県東部に位置し安芸流域に広がる29,023ha の国有林と1,474ha の官行造林を管理経営しています。 管内には魚梁瀬スギを代表とする貴重な森林資源を有する千本山や、野根山街道風景林、西又山ブナ林といったレクリエーションの森があり、公益的機能の発揮が期待される森林地域です |
実習時間は、原則午前8時15分から午後5時00分までです。
4応募方法等
応募については、各大学等から、学生を推薦して頂きます。(学生個人からの応募は受け付け致しません。)
なお、学生の参加が決定した際には、四国森林管理局と各大学等において、覚書を交わす等の手続を予定しておりますので、推薦に当たっては、各大学等の責任において行ってください。
(1)学生の方
別紙様式1 「令和2年度(夏期)四国森林管理局インターンシップ調書(WORD : 22KB)」に必要事項を記入し、大学等の窓口に提出して下さい。 (下記の締切日は、大学が四国森林管理局に応募する締切日であり、学生が大学へ提出する締切日とは異なりますので、ご注意下さい。)
(2)大学等の担当者の方
学生の応募を取りまとめ、別紙様式2「農林水産省就業体験実習推薦申込書(EXCEL : 37KB)」を作成し、学生が作成した調査表と併せて下記の四国森林管理局担当まで郵送して下さい。
締切日:令和2年7月31日(金曜日)【消印有効】
5参加学生決定
令和2年8月上旬までに受入れの可否を各学校あてに連絡します。
(事情により遅れる場合もありますので、ご了承ください。)
6農林水産省四国森林管理局インターンシップ制度の概要
(1)四国森林管理局は、実習生個人毎に指導員を置き、実習生の指導及び助言に当たらせる。
(2)実習生は、指導員の助言のもとに受入部課における補助的な行政事務に従事する。
(3)実習生は、実習開始前に服務規律の遵守にかかる誓約をしなければならない。
(4)実習生は、四国森林管理局における実習活動中に知り得た情報の開示については、指導員の指示に従わなければならない。
(5)実習生は、実習の成果を論文等により外部へ発表する場合には、事前に四国森林管理局長の承認を受けなければならない。
(6)実習生は、実習期間終了の後、実習内容に関する報告書(1000字程度)を作成し、四国森林管理局に提出する。
(7)四国森林管理局は、実習中、実習生に対し、通勤費、手当、食費及び旅費を支給しない。
(8)大学等は、実習生に「学生教育研究災害傷害保険」及び「インターンシップ等賠償責任保険」等の保険に加入させ、実習中における関係他者(四国森林管理局、人物、財物等)に対する損害、損傷等により被る法律上の損害賠償を補償する。
その他、詳しくは、農林水産省就業体験実習実施要領(PDF : 97KB)及び四国森林管理局における農林水産省就業体験実習生の募集、決定等について(PDF : 70KB)をご覧ください。
7 上記以外のインターンシップについて
各森林管理局においてもインターンシップを実施しています。
それぞれのインターンシップの詳細については、以下のリンク先をご覧ください。
お問合せ先
総務企画部総務課ダイヤルイン:088-821-2010
F A X 番 号:088-821-4834