「山腹工におけるICTを活用した施工管理の現地検討会」を開催しました
掲載日:令和6年10月11日
香川森林管理事務所
令和6年10月8日(火曜日)、香川県まんのう町内の柞多尾(くぬぎたお)国有林において、「山腹工におけるICTを活用した施工管理の現地検討会」を開催しました。
この検討会は、治山工事(山腹工:簡易法枠工)箇所でのUAVによる起工測量、出来高管理の事例を自治体職員と共有し、今後の普及に向けた課題を検討することを目的に開催したものです。
当所職員から現地での工事概要を説明後、施工者である大西建設株式会社と測量を担当した株式会社総合開発の担当者様から、起工測量、出来高管理に用いたUAV(ドローン)やシステムの説明、手順や留意点などについて御説明いただき、参加者との質疑応答や意見交換を実施しました。
参加者からは、「現場に設置した検証点や標定点は工事完成後に撤去するのか」、「標定点の点間距離の確認にRTKではなくトランシットを用いた理由はあるかなどの質問や意見などが出されました。
治山工事の現場は、総じて急傾斜地や落石等の危険が多くなりがちであり、人手不足が課題となっている近年においては一層の安全性向上や負担軽減が求められています。当所では引き続き、これらの課題解決の一助となりうる新たな技術の導入に取り組んでまいります。
総合開発(株)によるICT機器の説明 | ICT機器による施工管理の説明 |
施工地を視察する参加者 | 井治山課長による遠隔臨場の説明 |
参加者による質問 | 集合写真 |
配布資料
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治山グループ
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