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九州森林管理局

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    用語集

    森林・林業再生プランに関するキーワードを集めた用語集です。

     

    カ行

    間伐 

    育成段階にある森林において樹木の混み具合に応じて育成する樹木の一部を伐採(間引き)し、残存木の成長を促進する作業。この作業により生産された丸太が間伐材。

    渓畔林 

    渓流沿いに成立する森林で、一般的に上流域の狭い谷底や隣接する斜面にあるもの。河川への土砂・物質流入の緩衝帯、様々な動植物種の生息箇所となるなど、渓畔林の機能は多岐にわたっている。

    公共建築物等木材利用促進法 

    =「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(平成22年法律第36号)。第174回通常国会において成立し、平成22年5月26日公布、同年10月1日施行。

    内容については林野庁HP「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(別ウィンドウが開きます)を参照。

    高性能林業機械 

    従来のチェーンソーや集材機等に比べて、作業の効率化や労働強度の軽減等の面で優れた性能をもつ林業機械。

    (高性能林業機械の例)

     

    写真:プロセッサ

    写真:タワーヤーダ

    プロセッサ

    伐倒した木材の枝払い、測尺、玉切りを連続して行う機械。

    タワーヤーダ

    簡便に架線集材できる人工支柱を装備した移動可能な集材機

    合板 

    丸太から薄くむいた板(単板)を、繊維(木目)の方向が直交するように交互に重ね、接着したもの。

     

    サ行

    システム販売 

    =国有林材の安定供給システム販売。需要・販路拡大が必要な間伐材等を対象に、国が製材工場や合板工場等と協定を締結し、それに基づいて材を大量に、かつ安定的・計画的に供給する販売方法。

    次世代優良苗 

    育種技術により開発された生長や形質等に優れた品種の苗木。

    正確には、生長や形質、病気に強い等の優れた性質をもつことから選抜された優良な個体同士をかけ合わせて生じた雑種第一代の中から、さらに優れた個体を選抜・検定しかけ合わせて生じた雑種第二代のうち、優れた個体を選抜・検定したもの。

    集成材 

    板材(ラミナ)を繊維(木目)の方向が平行になるように、長さ、幅、厚さの各方向に接着した製品。

    集造材 

    集材(伐採した木材を一定の場所に集めること)と造材(伐採した木を適当な長さに切って木材にすること)。

    准フォレスター 

    フォレスターとは、市町村森林整備計画の策定支援を通じて、地域の森林づくりの全体像を描くとともに、市町村が行う行政事務の実行支援を通じて、森林所有者等に対する指導等を行う技術者。平成25(2013)年度(予定)から行われるフォレスター資格認定までの間、育成研修を受けた「准フォレスター」が市町村森林整備計画への支援業務を行う。

    森林共同施業団地 

    国有林に隣接する民有林の森林所有者等と国有林が、路網整備や森林整備等に関する協定を結び、それぞれ所有する森林の施業を連携して一体的に行うことを目的に設定する森林のまとまり(区域)。

    森林施業プランナー 

    「提案型集約化施業」に取り組むための技術者。小規模森林所有者の合意形成を図るとともに、面的なまとまりをもった施業計画の作成の中核を担う人材。

    生物多様性 

    生物の間にみられる変異性を総合的に指すことばで、生態系(生物群集)、種、遺伝子(種内)の3つのレベルの多様性により捉えられる。従って、生物多様性の保全とは、様々な生物が相互の関係を保ちながら、本来の生息環境の中で繁殖を続けている状態を保全することを意味する。

    施業の集約化 

    林業事業体などが隣接する複数の森林所有者から路網の作設や間伐等の施業を受託し、一括して行うこと。個々に行うよりも効率的に施業を行いコストダウンを図ることが可能。

     

    タ行

    提案型集約化施業 

    森林所有者に対して、森林施業の方針、間伐に必要な経費、木材の販売価格などを記した施業提案書(森林施業プラン)を示し、森林所有者の施業意欲を引き出すとともに、複数の所有者の森林をとりまとめて一体的な施業を行うこと。

    コストの低減や効率的な森林施業を行うことが可能となる。

     

    ハ行

    バイオマス 

    「再生可能な生物由来の有機性資源で、化石資源を除いたもの」。バイオマスは、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを使って、無機物である水と二酸化炭素から、生物が光合成によって生成した有機物であり、ライフサイクルの中で、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源である。

     

    ヤ行

    誘導伐 

    複層林(樹齢や樹高の異なる樹木で構成され、樹冠が上下段違いに2つ以上形成されている森林)へ誘導することを目的に行う抜き伐りや小規模伐採。

    ラ行

    林業事業体 

    他者からの委託又は立木の購入により造林、伐採などの林内作業を行う森林組合、素材生産業者など。

    林業専用道 

    幹線となる林道を補完し、森林作業道と組み合せて、間伐作業を始めとする森林施業に用いるための道。普通自動車(10トン積程度のトラック)や大型ホイールタイプフォワーダの輸送能力に応じた規格・構造を有する。

    林地残材 

    立木を丸太にする際に出る枝葉や梢端部分、森林外へ搬出されない間伐材等、林地に放置された残材。

    列状間伐 

    選木基準を定めずに単純に列状に間伐する方法。高性能林業機械の導入による作業効率の向上、選木作業の省力化等による間伐経費の削減に有効な手段。

    路網 

    森林内にある公道、林道、作業道の総称、又はそれらを適切に組み合わせたもの。森林施業を効率的に行うためには、路網の整備が重要となる。

     

    お問合せ先

    総務企画部企画調整課

    ダイヤルイン:096-328-3512
    FAX:096-328-3643

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