オキナワトゲネズミ
オキナワトゲネズミ
齧歯目ネズミ科 Tokudaia muenninki 絶滅危惧IA類、国指定天然記念物、国内希少野生動植物種
撮影:久高 将和 氏
生息地
オキナワトゲネズミは沖縄島北部に生息する固有種です。
形態
体長110~170mm程、尾長90~130mm程であり、背面は黒褐色や黄褐色、腹面は灰色や灰白色をしています。体毛のほかに先の尖ったトゲ状の毛が生えています。
食べ物
食性は雑食と考えられており、シイ、マツの実や昆虫類、甲殻類などを食べると言われています。
生息している場所
やんばるの森の中の、スダジイからなる天然林に生息しており、草やシダが繁茂する環境を好むと言われています。
個体数
1980年代以降個体数が激減し、一時は絶滅したと思われていましたが、2008年に生存が確認されました。正確な個体数は不明ですが、現在も個体数は非常に少なく危機的状況が続いています。
保護管理する対象地域について
沖縄北部の国有林。
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:096-328-3612