ノグチゲラ
ノグチゲラ
キツツキ目キツツキ科 Sapheopipo noguchii 絶滅危惧IA類,特別天然記念物
やんばるの森にて撮影
生息地
世界中でも、沖縄本島北部山林の特定地域のみに分布する1属1種の原始的なキツツキです。
形態
体はほぼ暗褐色、尾羽は黒色、翼は暗褐色。背・腹・腰に赤味があります。雄は頭上が赤色、雌は黒褐色をしています。
嘴は青灰色です。全長300mmくらいで、翼には小白班があります。
食べ物
枯木の幹の中にいる昆虫の幼虫、成虫のほか、カタタキ、コオロギ、ムカデやヤマモモなどの木の実も食べます。
生息している場所
山岳地帯のスダジイやタブノキなどの常緑広葉樹がよく茂った湿気のある密林に生息しています。
個体数
約50つがい、また90羽前後と報告されています。
保護管理する対象地域について
沖縄北部国有林
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:096-328-3612