ケナガネズミ
ケナガネズミ
齧歯目ネズミ科 Diplothrix legata 絶滅危惧IB類、国指定天然記念物、国内希少野生動植物種 
撮影:久高 将和 氏
生息地
奄美大島、徳之島および沖縄島のみに生息する固有種です。
形態
頭胴長22~33mm、尾長24~37mmであり、日本の在来ネズミ類の中で最大です。名前のとおり普通の毛に混じって背中に6cmにも及ぶ長い剛毛が生えています。
食べ物
種子や果実、昆虫などを食べる雑食性と言われています。
生息している場所
夜行性であり主に樹上で生活し、昼間は樹洞に作った巣で休んでいます。
個体数
生息環境の喪失、外来種などによる捕食、交通事故等により個体数は減少していると言われていますが、正確な個体数は不明です。
保護管理する対象地域について
沖縄北部国有林。
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:生態系保全係
ダイヤルイン:096-328-3612