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近畿中国森林管理局

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    森林官と歩く飯ヶ岳~滑マツ200年の森づくり~(平成28年10月9日)

    平成28年10月9日(日曜日)、山口市徳地の滑山国有林で森林セラピー山口主催のイベント「森林官と歩く飯ヶ岳~滑マツ200年の森づくり~」が行われました。
    この日は8名の参加があり、森林セラピー山口の「森の案内人」のみなさんとともに、山口森林管理事務所の職員が案内役を務めました。
    滑マツは滑山国有林に生育するアカマツの大木で、かつては銘木として利用されてきましたが、病気や台風などの被害もあり、現在では数が減ってしまっています。
    午前中はその滑マツの生育地を訪ね、アカマツの苗木を植える体験をしていただきました。 

     

     参加者が林内の滑マツに触れる様子  

    登山風景

     初めて見る滑マツの大きさ、美しさに、参加者からは感動の声があがりました。

     

    参加者による稚樹植栽の様子

    植栽された滑マツ稚樹

     立派な大木になることを願いながら、苗木を大切に植えました。
    「200年たったらまた見に来よう!」滑マツの森に参加者の笑い声が響きました。

    参加者による稚樹採取の様子

    職員による稚樹採取の様子

     午後は林道沿いの斜面などに芽生えた小さなアカマツの苗木の採取を体験していただきました。
    このような場所では苗木が大きく育つことができないので、生育に適した場所に植えかえる作戦の準備です。

    ポットに入れた稚樹

    集合写真

       採取した10cmくらいのちいさな苗木を慎重にポットに移していきます。

    最初は苗木の扱いがちょっと荒っぽかった参加者も、最後にはまるで赤ちゃんを抱くように・・・小さな苗木への愛が芽生えた瞬間でした。

    森の案内人による採取した稚樹管理の様子

     

     採取した苗木は滑マツ保存会の一員である森の案内人の皆さんが大切に育て、来年滑マツの生育地に返す作戦を実行する予定です。
    これは責任重大ですゾ。

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    担当者:083-922-0386
    ダイヤルイン:050-3160-6155

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