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近畿中国森林管理局

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    森林官と歩く飯ヶ岳~滑マツ探訪~(平成26年10月19日)

    10月19日(日曜日)、山口市の主催により「森林官と歩く飯ヶ岳」が行われました。 

    飯ヶ岳は山口市徳地の滑山国有林に位置しており、国有林を含む周辺一帯は森林セラピー基地に認定されています。普段は森の案内人の皆さんが主体となって参加者を案内しますが、この日の主役は徳地森林事務所の森林官。約20人の一般参加者を案内し、山口県を代表する銘木アカマツ「滑マツ」の生育地を訪ねました。

    まずは森林官と山口森林管理事務所職員による滑山国有林と滑マツの説明。大勢の前での慣れない説明でしたが参加者の皆さんは熱心に耳を傾けてくれました。入念な準備体操の後、全員がヘルメットを装着し、普段の登山では通ることのない業務用の歩道をゆっくりと進みます。谷を渡り、大きな倒木を超え、滑山国有林で最大規模の太さを誇る滑マツ巨木に到着。長い年月を経て堂々と直立する巨木の姿に、参加者の皆さんからは驚きと感動の声があがりました。

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    続いて次世代の滑マツを育てるための稚樹育成地に到着。ここでは毎年、芽生えたばかりのマツの稚樹が育つよう下草刈りをしています。参加者の皆さんには、下草刈り時にマツの稚樹を切ってしまわないよう、目印として竹の支柱を設置していただきました。「ここにもあった!」「こっちにも!!」小さな稚樹を一生懸命に探す参加者の皆さんの笑い声が秋晴れの飯ヶ岳に響きました。

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    この日は一日中晴天に恵まれ、怪我もなく全員無事に下山することができました。参加者の皆さんには銘木滑マツを育んできた滑山国有林の豊かさを肌で感じ、次世代の滑マツを育てるという普段では体験できない貴重な経験に満足していただけたのではと思っています。

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    ダイヤルイン:050-3160-6155

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