令和8年度「滑マツ保存会」による現地視察を開催
令和8年10月8日(木曜日)、滑山国有林において、滑マツ保存会(※1)の会員と山口森林管理事務所職員等総勢18名が参加し、、滑マツ(※2)保護林の現地視察を開催しました。
当日は、国有林の概要や滑マツの特徴について説明を行った後、参加者が実際に滑マツを見学し、その優れた材質や歴史的価値への理解を深めました。また、保護林内で発生しているナラ枯れ被害(※3)や、その対策として実施している伐倒集積駆除の状況についても現地で確認しました。
さらに、平成18年度から取り組んでいる滑マツ後継樹育成事業について、今年度実施している広葉樹伐採箇所や今後の調査予定地を視察し、アカマツ稚樹の発生と成長への期待を共有しました。
参加者からは「滑マツや保護林の取組について理解が深まった」との声が寄せられ、貴重な森林資源を将来へ引き継ぐことの重要性を改めて認識する機会となりました。最後に、「森の巨人たち100選」に選定されている三本杉を見学し、今後も関係者が連携して滑マツの保全・再生・普及啓発に取り組むことを確認して視察を終了しました。
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| 参加者集合写真 | 滑マツ |
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| 伐採集積駆除の説明 | 広葉樹伐採の説明 |
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| 意見交換の様子 |
(※1)滑マツ保存会
平成26年3月に県内の有識者を中心に滑マツの保全を目的に発足。その保全に必要な措置に係る活動及びこれらの活動と一体となって実施する滑マツに関する普及宣伝や保全活動等の理解増進等に資することを目的としている。
(※2)滑マツ
滑マツとは、滑山国有林の中腹から尾根にかけて生育している樹齢200年生以上の胸高直径60cm以上で形質良好なアカマツの通称で、かつては錦帯橋や皇居新宮殿にも使用されました。
特徴
・材が直材でうらごけが少ない。
・枝下が高く、枝が少ない。
・樹皮が極めて薄い。
・年輪幅が狭く均等で偏心がない。
・心材部分が多く、赤色鮮明で光沢がある。
(※3)ナラ枯れ被害
ナラ菌がカシノナガキクイムシによってナラ類やシイ、カシ類の樹体内に持ち込まれ、樹木を枯死させるナラ・カシ類萎凋病(いちょうびょう)
お問合せ先
山口森林管理事務所
ダイヤルイン:050-3160-6155









