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近畿中国森林管理局

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    ココヘリを用いた山岳合同捜査救助訓練を実施

       令和7年8月26日(火曜日)に滑山国有林及び国立山口徳地青少年自然の家において、山口県消防防災航空隊、AUTHENTIC JAPAN株式会社、山口森林管理事務所の3者が連携し、総勢40名が参加して、ココヘリを用いた合同捜索救助訓練を実施しました。
       訓練では、捜索方法の確認と遭難した職員を救助する手順の確認のため、山口森林管理事務所職員がココヘリ発信機を身につけ、山林で遭難したとの想定で、山口県消防防災航空隊の航空隊員が、防災ヘリ「きらら」から、ココヘリ受信機を使用して捜索にあたり、発信機の電波を受信し、おおよその場所を絞り込み、救助者の発見から救出までの訓練を本番さながらに行いました。
       近畿中国森林管理局では、ココヘリサービスを平成30年から導入し、現場出張時に職員が発信機を携行していますが、ココヘリを使用しての訓練は、当局としては今回が初めての実施となりました。
       今回、非常に実践的な訓練を行い、携帯電話の電波が届かない場所においても、発信機を身につけることにより、救助者をいち早く発見できたことから、捜索時間の短縮、安全な救助に繋がる、有効なツールであることを再確認することができました。
       なお、今回の訓練の様子は、地元のテレビ局3社が取材に訪れ、夕方のニュースで放映されました。
       今後は、この経験を活かして、関係機関との連携強化を図り、安全対策や安全意識の向上に繋がるよう取り組んで参りたいと考えています。

         
         

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

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