下関市豊北町地域におけるシカ被害対策推進協定締結
山口県内のシカによる農林業への被害は県西部地域に多く発生していましたが、近年は県中央部にも被害区域が拡大傾向にあり、シカの捕獲頭数も増えてきています。このようななか、県西部地域で禁止されていたくくり罠による捕獲が、令和4年4月1日から解禁となっています。このため、設置が容易で捕獲率が高いくくり罠を用いた捕獲方法である「小林式誘引捕獲法」の普及を進めつつ、豊北地区猟友会及び下関市鳥獣被害防止対策協議会と、下関市豊北町に所在する足河内国有林及びその周辺におけるシカの捕獲を目的に、県内2例目となる「シカ被害対策推進協定」を令和6年6月17日に締結し、連携してシカ被害対策に取り組むこととしました。
本協定に基づき6月25日、下関市鳥獣被害防止対策協議会に使用機材の取り扱い方法を説明の上、機材の提供を行いました。
今後においても、民国が連携してシカの捕獲に向け取り組んで参ります。
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山口森林管理事務所長(写真右)から、下関市鳥獣被害防止対策協議会へ機材を提供 |
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