山口市生雲小学校で出前講座を開催(令和5年12月20日)
令和5年12月20日(水曜日)、生雲小学校の1年生から6年生の児童20人に対し、出前講座を実施しました。総括森林整備官から生雲小学校の近くにある国有林で林道工事を実行していることを説明したのち、林野庁職員が制作した「雨水のぼうけん」というタイトルの紙芝居を披露しました。地上に降り注いだ雨水が、森の地中を通るうちに、きれいにされ美味しくなる様子が、分かりやすく描かれています。児童はとても興味深そうに聞いていました。
続いて、体験授業を行いました。直径6cm程度の木の輪切り断面を見せながら、日本は四季があるので年輪ができることや、成長した樹木はみんなの家や学校にある机、椅子などに使用され、伐って使って植えることを繰り返すことで何度も利用できる貴重な資源であることを説明しました。使用した輪切りは、児童にプレゼントし、木の香り、木目、触り心地など木の温かさを感じたようで喜んでいました。
今回の授業が、地元の山に関心を持ち、林業や土木に興味を持つきっかけになれば、私共としても嬉しい限りです。


紙芝居 雨水のぼうけん 木の年輪の説明
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