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近畿中国森林管理局

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    木材市場見学会を実施しました(令和5年12月13日)

     木材を有利に販売する採材方法を学習するため、12月13日(水曜日)山口県森林組合連合会山口共販所の市場を見学させていただきました。
     当日は、今年度採用の若手職員2名を含む計14名の職員が参加しました。現地見学に先立ち当所会議室において、森林整備官(森林育成・資源活用担当)から採材に関係する基礎について学習しました。
     市場では山口県森林組合連合会の販売課長を講師に、6割近くが協定販売であることや、市場で取り扱いされている材の6割が杉材であることなど市場動向の説明のほか、有利販売をするための採材方法・販売単価を上げるための手法や、市場に椪積されている実際の材から、曲がり材の基準や傷、腐れ等について、丁寧な説明をいただきました。
     3m材に比べ4m材が多いと曲りの割合が増えることから3mでも直材が有利販売につながることや、直径が16cm以下になると単価が大幅に下がるなど、市場のニーズを把握することの大切さを認識しました。
     なお、山口県内には森林組合連合会の共販所が5カ所あり、県内の伐採地から20km圏内をカバーしており、集荷が円滑であるとの事です。
     職員からは、事業における支障木の処理先等に問題を抱えていることについて質問が出されましたが、販路拡大へつながる助言をいただくなど、充実した見学会となりました。山口森林管理事務所では、職員の意識向上を図りながら、林産物の安定供給・有利販売を行って参ります。


         
     事前の学習                            椪積された丸太

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    山口森林管理事務所

    ダイヤルイン:050-3160-6155